ハンドメイド 裏地付きファスナーポーチの作り方 準備するもの
・表生地2枚 ポーチ本体の表に出る生地です。
・裏地2枚 ポーチの内側になる生地です。
・ファスナー 生地のサイズに合う長さのファスナーを用意してください。
・接着芯 ピシッとしたしっかりと形のある出来上がりにすることができます。仕上がりの好みによりあればいい材料です。なくても大丈夫です。
道具
・ミシン
・生地の種類にあった糸 綿や絹などの薄手の生地なら通常の糸で大丈夫ですが、デニム生地やレザーなど厚みのある生地になると糸の種類も変わってきます。
・生地にあったミシン針 針にも太さがあるので生地の厚みに合わせて選ぶようにしましょう。
・アイロン 生地のシワを伸ばしたり縫い目の折り返し部分を綺麗に折り目をつける為に使います。綺麗に仕上げることができるので、あればいいでしょう。
縫わない場合の道具
・裁縫用ボンド 通常針と糸を縫う部分をボンドで止めます。
・アイロン ボンドをしっかりと接着させる為に使用します。
ハンドメイド 裏地付きファスナーポーチ 作り方 ミシン
1、まずは作りたいサイズに生地を2枚カットします。
この時縫しろを込みで生地をカットするようにしましょう。例えばポーチ完成品サイズを横20cm×縦15cmにしたい場合、生地は横20cm縦15cmになりますよね。そこに縫しろを各1cmにすると横22cm縦17cmの生地が2枚必要になります。
2、裏地も同サイズで2枚カットしてください。
3、表生地より接着芯を5mmほど小さくカットし表生地にアイロンでつけます。
※接着芯を使用しない場合はこの部分は省いてください。
4、表生地を上にしファスナーを裏向け端を合わせて仮止めします。
5、4の仮止めしたものに表同士が重なり合うように裏地をのせ、表生地とファスナー裏地の3枚をくっ付けるように縫います。
6、縫っていない側のファスナーの方も4・5の過程と同じように縫い付けます。
7、ファスナーが中央にくるように生地を開き両サイドを縫います。
8、ファスナーを開けた状態で表生地の底を縫います。裏地は返し口を5cmほど中央に残し両端を縫ってください。
9、マチ付けます。底の4つ角を三角に折り4cmほどの長さになる部分を縫います。縫い終わったら角は切り落としてください。
※マチをつけない場合はこの過程は省いてください。
10、8で開けておいた返し口から表に生地を返します。
11、表に生地を返したら、裏地だけを引っ張り出し開けておいた返し口を縫います。手縫でまつった方が綺麗にできますが、難しい場合は見えない部分なのでミシンで縫っても大丈夫です。
12、裏地を中に入れ形を整えたら完成です。
ハンドメイド 裏地付きファスナーポーチ 作り方 ボンド
裁縫ボンドでポーチを作る場合もミシンで作る1〜3までの過程は一緒ですが、生地は2枚に分けず表生地1枚・裏地1枚にしましょう。
1、ミシンの場合の1〜3のことができたら、表生地を縫いしろ1cmで全ての辺を内側に折り込むようにアイロンで折り目をつけます。
2、ファスナーにボンドをつけ表生地とアイロンでくっ付けます。
3、ファスナー部分を上になるように筒状にし、両サイドにボンドをつけアイロンでくっ付けてください。
4、マチをつける場合はここで表生地のそこを三角におり、そのままボンドで貼り付けましょう。
5、裏地も1のように縫しろ1cmで折り目をつけ、柄が中になるようにボンドをつけ袋状のものを作ります。
6、袋になったら4と同じように裏地にもマチを作りましょう。
7、裏地の袋を表に返し、ファスナーがついている表地の方は裏のまま裏地の袋に入れます。
8、表地のファスナー部分にボンドをつけ、アイロンで裏地とくっつけます。
9、くっついたら表地が外にくるように生地を返し、形を整えたら完成です。
ハンドメイドポーチ作り方 ファスナーの付け方のポイント
ファスナーを綺麗につけるには、実際ファスナーをつける部分のサイズより0.5cm〜1cmほど短い長さのファスナーを選ぶことをおすすめします。
ファスナーの端を綺麗に見せたい時は、ファスナーの端に布をつけたすことがおすすめです。布を付け足すだけと簡単なのに出来上がりが綺麗になります。この時ファスナーの色と付け足す布の色を変えたりすれば、ポイントとしておしゃれにも！
ファスナーを縫い付ける時にミシンで縫いずらい場合は半分ほどファスナーを開け、開いている方向から縫っていくと付けやすくなります。
ハンドメイドポーチ 作り方のポイント マチ
マチはつけてもつけなくても好みで選んでいいです。ですがマチをつけたほうが収納力は断然アップします。小さなものしか入れることのないコンパクトなポーチは、マチを作らなくてもいいでしょう。コスメや赤ちゃんのおむつなど。かさばるものを収納するならマチを作ることをおすすめします。
ハンドメイドポーチ 作り方のポイント 接着芯
ポーチを作るのに生地を選びますよね。気に入った柄に生地が薄い場合、ポーチが出来上がった時にクタッとしたポーチになってしまいます。それにポーチは毎日持ち歩くことが多く、使用頻度も多いことからスレやすい角の部分に穴が開いてしまったり、劣化が早くなってしまいがち。しっかりとした形あるポーチを作りたい方や、薄い生地を使って作りたい方は接着芯を使うといいでしょう。接着芯は型崩れをしにくくしたり、使用頻度の高いポーチを長持ちさせてくれるのでハンドメイドの際にはおすすめのアイテムです。
ハンドメイド ポーチの作り方 動画 定番ポーチ
よくある形のポーチの作り方です。ファスナーの付け方から裏地の付け方マチの付け方までしっかりと解説されています。
少しおしゃれにこだわった定番ポーチの作り方です。ファスナー部分にレースをつけポイントにしています。こちらの動画もファスナーの付け方や裏地・マチの作り方まで解説してくれています。この動画を参考にレースでなく自分好みのポイントをつけおしゃれポーチを作るのもいいでしょう。
ハンドメイド ポーチの作り方 動画 ボックスポーチ
コスメポーチとしてよく販売されているボックスポーチの作り方です。接着芯の貼り方も解説されているので、接着芯の使い方がわからない方はこの動画を参考にしてみてください。しっかりとした作りにこだわったボックスポーチの作り方になっています。
サイコロ型のボックスポーチの作り方です。接着芯の付け方も載っています。わかりやすい解説になっているので参考にしてみましょう。
ハンドメイド ポーチの作り方 動画 楕円ポーチ
貝殻の形に似ていることから、シェルポーチとも呼ばれているポーチの作り方です。この形のポーチもよく販売されていますね。ファスナー部分が円になっているので、縫うのに難しく見えますがしっかりと動画で説明されているので、簡単に作ることができます。
こちらのシェルポーチの作り方はすごく丁寧な作り方に説明になっています。ミシンで縫う時に簡単に綺麗に縫うことができるよう、しつけ糸の仕方まで。定番のスクエアポーチより形が女性らしくかわいいので、動画のようにポイントとしてレースやスパンコールなどをつけるのもおすすめです。
【簡単おしゃれハンドポーチの作り方】まとめ
今回はハンドメイドポーチの作り方・ファスナーや裏地の付け方を紹介しました。ファスナーをつけることや裏地をつけることは裁縫が苦手な方には一見難しく見えるでしょう。ですが今回紹介したように初心者でも簡単におしゃれなポーチを作ることができます。ミシンがお家にない場合や裁縫が苦手な方は。裁縫用ボンドと使うのもすごく簡単にできるのでおすすめです。お気に入りの生地でおしゃれなポーチを作ってみましょう！
