自作tシャツのプリント方法
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オリジナルtシャツってサークルのみんなでお揃いを揃えたりする場合は、自宅で何十枚もプリントするのってちょっと大変なので業者に頼んでしまったほうが楽かもしれませんが、自分でデザインしたオンリーワンtシャツをほんの数枚つくりたいという時、業者に頼むとなるとデータ化させて持ち込まなくてはいけなかったり逆に不便に感じてしまうもの。少量の自作tシャツは、自宅で自分でプリントするほうがお手軽です。
自作でプリントtシャツを作る場合、そのプリントの方法によって2種類の選択肢があります。まずはそのプリント方法について紹介しましょう。
自作tシャツのプリント方法 ①アイロンプリント
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自作プリントとしては一番皆に知られている方法ではないでしょうか。アイロンプリントシート(熱転写シート)という専用のシートにデザインをプリントし、それをアイロンでtシャツへ密着させる方法です。写真画像や細かいデザイン、沢山の色を使用しているデザインにおすすめの方法といえます。
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アイロンプリントシート(熱転写シート)は、台紙と印刷される特殊な紙の二枚重ねになっていて、アイロンの熱を加えることで、その特殊用紙が布にくっつき、印刷したインクが写るという仕組みとなっています。tシャツの生地の濃淡によって濃い色の生地用・淡い色の生地用に分かれています。紺色や黒などのtシャツ生地でもプリント箇所に生地の色が透けないようになっているのでtシャツ地の色で使い分けます。
アイロンプリントのメリット
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とにかく早く、初期費用もかからず、値段が安くできるということ。アイロンプリントシートとプリンター、はさみとアイロンがあれば思い立った時に自作tシャツが作れます。また、業者に頼んだ場合は、プリントの場所や位置が限られていることが多く、プリントできない場所というのがありますが、アイロンならどんな位置にでもプリントすることができます。
アイロンプリントのデメリット
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簡単とは言え、工程を踏んでいくことになります。その工程ごとにミスする可能性があるということ。プリンターで印刷する際のインクのノリだったり、アイロンで密着させる時の不具合だったり。また、tシャツ生地を強く引っ張ると、プリントがひび割れを起こしてしまいます。
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自作tシャツのプリント方法 ②シルクスクリーン
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名前は難しそうですが、言ってみれば版画です。手書きでも単色デザインでもプリントが可能。また、同じデザインを一度に何十枚とプリントできるので量の多いプリントに向いています。
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シルクスクリーンのしくみ
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メッシュ素材に、プリントしたい部分としたくない部分を切り絵のように用意し、上からメッシュを通してインクをのせるプリント方法です。昔メッシュ素材ではなくシルクを使用していたために、名前だけにシルクが残っています。熱や光をあてることで固まる特殊なインクを使います。
シルクスクリーンのメリット
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版画と同じく、版型を使うので、何枚も同じデザインのプリントが可能です。何枚もデザインをプリントするなら1枚当たりの値段も安く済みます。また、tシャツだけでなくバッグなどにもプリントが可能。メッシュ素材を通してインクを載せるので、引っ張ってもひび割れを起こすことがほとんどありません。
シルクスクリーンのデメリット
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多色プリントはその分版型を用意する必要があるため向いていません。つまり使用したい色の数だけ版型を要しなくてはいけなくまります。インクが乾きやすいので、すばやい作業が求められます。
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手書きの場合は、特殊なシートに手書きをしていくだけですが、デザイン画をプリントする場合は、まず版づくり、つまりカッティングシートを切り抜いていかなくてはいけません。これが結構労力を使います。
自作tシャツのプリント方法 ②シルクスクリーン もっと簡単にtシャツを作りたい
アイロンプリントは値段が安いけれど、一回ずつしかプリントできず、また自分で印刷した場合、プリントシートをキレイに切り取らなくてはいけませんでし。一方のシルクスクリーンは版型さえあれば何枚でも、また、色違いでもプリントを楽しめる反面、とにかく版型の用意が大変。キレイに型を切り取るのって相当大変なものです。
もっと手軽にもっと簡単にオリジナルデザインのtシャツを作りたい!という人におすすめしたいのが、自作キットです。シルクスクリーンの自作セットになり、アイロンプリントに比べれば値段は少し高めですが、スターターキットをもっていれば専用機械はずっと使えますし、なにより簡単・手軽。そこでおすすめのシルクスクリーン自作キットを紹介していきます。
自宅でプリントtシャツおすすめ自作キット 太陽精機|Tシャツくん
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自作キットとしてはとても有名なもの。このキットがあれば版の製作からプリントまですべてが行えます。また、版型作成に専用機械を使うので、カッティングシートでいちいち切り抜きをしなくても済む、楽ちんキット。値段は高めですが、例えばサークルでキットを買ってくと、部員のTシャツを何十枚と毎年作成するなら1枚当たりの値段はぐんと安くなりますね。プリントサイズは最大約22cm角のデザインが作れます。
キット内容:プリント作製機 1台、ミドルフレーム 1個、ミドルスクリーン(120M) 5枚、お試しスクリーン(120M) 2枚、ピンホール修正液 1個、スプレーのり 1本、マスキングテープ 1個、ヘラ(大) 1個、ハケ(グレー) 1個、スキージ(23cm) 1個、インク(水性一般インク50g・白赤青黒黄緑) 各1個、プリントパネル 1枚、クランプ 1個 販売価格:30,780 円
原稿用紙(2種) 一式
自宅でプリントtシャツおすすめ自作キット 太陽精機|ガリ版キット
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手書きデザイン用、昔ながらのガリ版キットです。塗りつぶしには向いていませんが、線デザインに最適。パソコンもプリンターも必要なく、直接付属のボールペンで手書きでデザインをしていきます。キット内容:スクリーンフレーム 1個、ブルーステンシルシートセット 1袋、トレー 1個、ローラー 1本、ヘラ 1本、インク(黒)水性・50g 1個、ボールペン(1.0mm) 1本 販売価格:6,048 円
自宅でプリントtシャツおすすめ自作キット 新日本造形|個人用スクリーンキットサン描画セット
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はがきサイズのデザインがプリントできるキット。手書きでデザインをおこし、版を作ります。上で紹介したガリ版キットでは線の手書きがメインでしたが、こちらの個人用スクリーンキットサン描画セットでは塗りつぶしも可能。その分少し工程は増えますが、手書きデザインの幅が広がりますよ。
キット内容:スクリーンわく標準判2枚(テトロン180メッシュ)、紙製スクィージー(乳剤塗布用) 、スクィージー樹脂製標準判用、サン描画乳剤(20mL)、サン描画剤(10mL・ペンタイプ各1)、面相筆(1本)、サン描画用洗い油(20mL)、刷り台(ピン付)。※インクはキットにセットされていないので、別途購入の必要があります。また、上で紹介したTシャツくんのインクは使用できませんので注意しましょう。 販売価格:2,916円
自宅でプリントtシャツおすすめ自作キット 太陽精機|Tシャツくんジュニア
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一番最初に紹介したTシャツくんはサイズも大きいので値段も高め。ワンポイントのプリントなら、このTシャツくんジュニアで十分。プリントサイズは最大12㎝角となりますが、その分値段も安く済みます。 キット内容:Tシャツくんと同じ 販売価格:14,904 円
自宅でプリントtシャツおすすめ自作キット 遊愉人(ショップ)|シルクスクリーンスタートキット
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B5サイズ(約25x17cm)のシルクスクリーン印刷用のキットです。面白いのが、好きな絵や写真をコピーして、フィルムの上に乗せ、太陽の光に当てて30秒、これだけでシルクスクリーンができちゃうという超お手軽キット。
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キット内容:シルクスクリーンフィルム(300x220mm)10枚、印刷用木枠1個( 外寸300x220mm 内寸250x170mm)、スキージ1個(幅150mm)、Tシャツ固定用パネル(450x390mm)1個、フィルム固定用両面テープ(20mmx5m)1個、シルクスクリーンインク不透明黒(300cc)1個 販売価格:7,701円
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まとめ
引用: https://sonohen.life/wp-content/uploads/2017/09/silkscreen_003.jpg
簡単にできるおすすめのtシャツ自作キットを紹介しました。最近はセルフネイルやハンドメイドなど自宅でオリジナルを楽しむのが流行っています。tシャツも他にはないオンリーワンを作って楽しんでみてはいかがでしょう?