ハンバーグとは?
ハンバーグは、皆さんもご存知のように、肉料理の一種になります。正式な名称はハンバーグステーキといいます。ハンバーグは、18世紀頃のドイツのハンブルクのタルタルステーキが起源とされ、ハンブルクが転訛してハンバーグと言われるようになりました。
ひき肉に、卵や玉ねぎ、パン粉などを混ぜ、丸めて焼いたハンバーグは、こうしてできあがったのですね。英語でハンバーグと言うと、都市であるハンブルクのことになってしまうため、ハンブルク風のと言う意味でハンバーガーと呼ばれています。バンズでハンバーグをはさんだハンバーガーも含めて、ハンバーグ風の料理ということです。
ハンバーグの基本的な作り方のおさらい
それでは、ハンバーグの基本的な作り方をおさらいしておきましょう。牛肉と豚肉の合いびき肉に、炒めた玉ねぎ、パン粉、卵、牛乳などを入れ、塩コショウなどのスパイスで味を整えます。その後、丸く形を整えて、フライパンやオーブンで焼いていきます。
引用: https://cdn.oceans-nadia.com/rs/150/150/is/upload/save_image/38/38b4a3cd8ac5.JPG?_t=1520838066
中まで火が通ったらできあがりです。肉汁の残ったフライパンでソースを作ったり、大根おろしなどを使って和風に仕上げたりと、ハンバーグのバリエーションはとても豊富です。
それでは、次に、肉汁があふれるハンバーグの作り方のポイントをお話ししましょう。
美味しいハンバーグの作り方のポイント【1】冷やしながらよく練る
ハンバーグは、焼く過程で少し縮んでしまいます。そのために表面がひび割れてしまい、そこから肉汁が流れ出てしまうことになってしまうのです。上手に作るポイントは、タネを冷やしながら練ることです。
タネを練るときに手で練っていきます。その際に、手の温度でお肉の脂がどんどん溶けだしてきてしまうのです。タネを入れたボウルより一回り大きいボウルに氷水を入れ、タネを入れたボウルの底を冷やしながら練ってください。
この時に、塩を入れると、肉に含まれるミオシンというたんぱく質が、お互いにくっつきあいますので、粘りがでてきてより、ひび割れにくくなりますよ。
美味しいハンバーグの作り方のポイント【2】ハンバーグの表面をなめらかにする
成形するときに、ハンバーグの表面をなめらかにしていきます。表面がデコボコしていると、加熱していく際に、均等に火が入らずに焼きムラができてしまいます。そのためにひび割れが起きてしまい、肉汁が流れ出てしまうのです。
ハンバーグの表面を滑らかにすることで、火が均等に入りひび割れしにくくなります。その結果、肉汁が閉じ込められて、食べるときに、肉汁あふれるハンバーグとなるのです。
引用: https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fimage.excite.co.jp%252Fjp%252Ferecipe%252Frecipe_thumb%252Fc%252Fb%252Fcbef1422717b91f50060fa49c9da8045%252Fprocess%252F1%252F2%252F1%252Fh%252F800%252Fb58c88df3b0b77f5a82f624488f7ebc1.jpeg&small=638&quality=70&type=jpeg
美味しいハンバーグの作り方のポイント【3】蒸し焼きと余熱でうまみを閉じ込める
焼くときのポイントは、蒸し焼きと余熱です。フライパンにフタをして、蒸し焼きにします。そして余熱で火を通すことで、中まで火が通り、肉汁が閉じ込められるのです。
引用: https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fimage.excite.co.jp%252Fjp%252Ferecipe%252Frecipe%252F2%252F1%252F21d2e211ad8460b3207135d1d45b961a%252F616149e77cea88d1918a54e62fb98fe4.jpeg&small=638&quality=70&type=jpeg
美味しいハンバーグ人気の簡単レシピ【1】ソース不要いきなりハンバーグ
引用: https://cdn.oceans-nadia.com/rs/410/614/is/upload/save_image/0b/0b96ba5dffad.JPG?_t=1520838066
材料
合いびき肉200g、マヨネーズ・ケチャップ・ウスターソース・パン粉各大さじ1、塩コショウ適宜、ナツメグ少々、サラダ油小さじ2
作り方
ボウルに、サラダ油以外の材料をすべて入れます。粘りが出るまで、手でよく練っていきます。混ぜ終わったら、6等分にして、丸めます。サラダ油を引いたフライパンで両面を焼き、その後5分ほど蒸し焼きにしてできあがりです。
本当に簡単にできあがるハンバーグですね。冷蔵庫で2~3日ほど持ちますので、翌日のお弁当にも最適です。ソースを使いませんので、お弁当箱もソースでベタベタになりませんね。
美味しいハンバーグ人気の簡単レシピ【2】豚こまもちもちバーグ
引用: https://cdn.oceans-nadia.com/rs/410/614/is/upload/save_image/b8/b87278d50a7a.jpg?_t=1520838066
材料
豚こま切れ肉200g、じゃがいも大1個(120g)、しょうが(すりおろし)小さじ1/2、塩2つまみ、片栗粉小さじ2、料理酒小さじ2、しょうゆ大さじ1と1/2、はちみつ大さじ1
作り方
豚こま切れ肉を細かく切り、脂を出しやすくするために包丁で叩きます。しょうが・塩・片栗粉・料理酒を加え粘りが出るまで練り上げます。ジャガイモをすりおろし、ざるに揚げ水気を切り、タネに混ぜ合わせます。5等分に分け、丸く成形してください。
中火のフライパンで両面に焼き色を付け、その後、5分ほど蒸し焼きにします。しょうゆとはちみつを混ぜ合わせ、フライパンに加え、強火でゆすりながら照りをつけてできあがりです。
冷めても柔らかく、お子様からご年配の方まで美味しくいただけるハンバーグです。冷蔵庫で2~3日、冷凍庫なら2~3週間ほど保存できますので、作り置きをしておくのも良いですね。
美味しいハンバーグ人気の簡単レシピ【3】小麦粉・デミ缶不要簡単煮込みハンバーグ
引用: https://cdn.oceans-nadia.com/rs/410/614/is/upload/save_image/16/1615e00e9fea.JPG?_t=1520838066
材料
合いびき肉250g、玉ねぎ1/2個、牛乳・パン粉各大さじ3、マヨネーズ大さじ1、塩小さじ1/2、コショウ・ナツメグ各少々、水1/2カップ、ケチャップ・中濃ソース各大さじ2、はちみつ小さじ2、コンソメ顆粒小さじ1、なたね油(またはサラダ油)小さじ2、バター10g
作り方
玉ねぎはみじん切りに、水・ケチャップ・中濃ソース・はちみつ・コンソメ顆粒は混ぜ合わせておきます。ボウルに合いびき肉・玉ねぎ・牛乳・パン粉・マヨネーズ・塩・コショウ・ナツメグを入れ、粘りが出るまで混ぜ合わせ、6等分にして楕円形に成形してください。
フライパンに油を引き、ハンバーグを入れ両面それぞれ3~4分ずつ焼きます。焼き色がついたら、最初に合わせておいたソースを加え、ひと煮立ちしたら弱めの中火で10分煮込み、仕上げにバターを加えて全体に絡めれば出来上がりです。
美味しいハンバーグ人気の簡単レシピ【4】超時短ハンバーグwithフレッシュ野菜ソース
引用: https://cdn.oceans-nadia.com/rs/410/614/is/upload/save_image/96/966b454e6806.jpg?_t=1520838066
材料
合いびき肉300g、塩小さじ1/2、あらびき黒コショウ小さじ1、オリーブオイル小さじ1弱、オリーブオイル大さじ1、日本酒50ml、新玉ねぎ1/4個、ミニトマト5~6個、生バジル4~5枚、オリーブオイル大さじ1、酢大さじ1、薄口しょうゆ大さじ1、塩・コショウ少々
作り方
ボウルに、オリーブオイル・酢・薄口しょうゆ・塩・コショウを合わせて混ぜます。新玉ねぎはみじん切りにし、ミニトマトは小さくカット、生バジルは細かく刻み、ボウルに加えて混ぜておきます。
別のボウルに合いびき肉を入れ、塩・あらびき黒コショウ・オリーブオイルを合わせて混ぜ、形を整えます。次に、フライパンで両面を焼き、日本酒を加えて蒸し焼きします。
焼きあがったら、お皿に盛り付け、フレッシュ野菜ソースをかけて出来上がりです。
色鮮やかな色合いの人気のレシピですね。暑い時期でも、お肉をさっぱりと食べることができそうです。野菜が苦手な方にもおすすめですね。
美味しいハンバーグの簡単レシピですてきなお食事を
ハンバーグの基本的な作り方や、ポイント、人気のレシピをご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?ハンバーグは、みんなが好きなお料理ですので、ぜひ、マスターしておきたい一品です。ご家族やパートナーとのすてきなお食事に、ハンバーグを作ってみてはいがですか?