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【コードギアス】シュナイゼルには執着心がない?ルルーシュ最大の敵の魅力に迫る!

2021.06.20

コードギアスの中でもブリタニア一族で一番の時期ブリタニア皇帝に近い男と言われていた「シュナイゼル・エル・ブリタニア」。コードギアスでも出番の多かったシュナイゼルですが、どのような人物なのか、シュナイゼルという人物に迫ります!

  1. 【コードギアス】シュナイゼル・エル・ブリタニアとは?
  2. 【コードギアス】シュナイゼルとルルーシュ
  3. 【コードギアス】シュナイゼルの性格
  4. 【コードギアス】執着心というものが欠落したシュナイゼル
  5. 【コードギアス】コードギアスではシュナイゼルはルルーシュ最大の敵!?
  6. 【コードギアス】腕っぷしよりも知能戦なシュナイゼル
  7. 【コードギアス】シュナイゼルは心がない?
  8. 【コードギアス】ブリタニア一の戦略派「シュナイゼル」
  9. 【コードギアス】極力戦闘を避ける戦い方なシュナイゼル
  10. 【コードギアス】兵器開発に興味を持っているシュナイゼル
  11. 【コードギアス】人々を恐怖で抑えつけるシュナイゼル
  12. 【コードギアス】スザク離反の裏にはシュナイゼルあり?
  13. 【コードギアス】最後はゼロの支配下になるシュナイゼル
  14. 【コードギアス】シュナイゼルの声優「井上倫宏」
  15. シュナイゼル まとめ
「シュナイゼル・エル・ブリタニア」は神聖ブリタニア帝国の第二皇子にして、時期ブリタニア帝国皇帝の座に一番近いと言われていたキャラクターとなります。容姿から見てもわかる通りのイケメンであり、言葉巧みに人を操るという能力に長けていることから戦略的な部分でかなり秀でた才能を持っている人物でもあります。軍事ではいかに戦わずして敵を退けるか、ということを考えていることが多く、過去の戦いでも戦わずして戦場を生き抜いてきた人物の一人です。それは軍事だけでなく政治的な面においても言えることであり、知能と言葉がシュナイゼルにとっても最大の武器であると言っても間違いではありません。その上で数々の功績を上げてきたことから時期皇帝の座に一番近いと言われています。
コードギアスのシリーズというものを全体的に見て、ルルーシュの最大の敵と言ってもいい相手がこのシュナイゼルになります。ルルーシュの野望や目的の先にはいつもシュナイゼルが立ちはだかるという場面が多く、その部分からルルーシュの因縁、また倒すべき相手という風にも捉えることができると思います。ルルーシュとの戦いの中ではシュナイゼルが一枚上手であると言ってもいいでしょう。ルルーシュがシュナイゼルに苦しめられたことは幾度となくあり、その度にルルーシュも一番倒さなければならないと確信している相手であると言っても過言ではありません。また、知能戦やルルーシュお得意の人を騙したりする場面においても、シュナイゼルはまた一枚上手であり、ルルーシュもそのことについてはかなり苦しめられたことでしょう。頭脳面においてルルーシュを超える知能の持ち主であり、頭の柔軟さや用意周到さという部分においてかなり秀でているのがシュナイゼルになります。このことを考えると一番面倒であった皇帝をも超え、最終ボスという位置付けになっているのがシュナイゼルでしょうね。
シュナイゼルの性格は一言で言うと、不思議と言うことになりますでしょうか。あくまでも個人的な視点でのものですので、一つの参考にして頂ければと思います。表面上では穏やかでいつでも微笑みを崩さない仮面を持っていると言うことが一つ挙げられます。誰にでも優しく接することもあり、人望は厚く内面を知る人物もほぼいないことから誰からでも好かれるようなタイプと言ってもいいのではないでしょうか? しかしながらそれは表面上であり、内に秘めているものはかなりのものであると個人的に推測します。ブリタニアの血筋からか、目的を達するためであれば犠牲もやむなしと言う考えをもち冷血までは行かなくとも時として非情になる部分もあります。またそんな反面、自らのこととなると命の惜しさもあるのか犠牲を出さずに、言ってしまえば自分の兵士を傷つけることなく戦闘に勝つと言う考えから威嚇だけでことを終えると言う部分も持ち合わせるだけに臆病な性格でもある気がしました。時と場合で色々な手法を用いることから型にハマったものが嫌いな性格でもあると思われます。特別ルールを設けることなく柔軟さを持っていることがこのシュナイゼルをここまで成長させた一つの大きな要因であると思われます。性格は一言ではなかなか表せられないと言うことが挙げられるでしょう。
もう一つ言えることが、シュナイゼルは「執着心」と言うものが特別欠落しているように思えました。何かに対する執着や欲などを持たない性格でもあり、それは全てにおいて言えることでもあります。「命」や「生」と言うことに関しても特別執着を持たないことから時としてそれが戦闘において非情さを出す要因でもあると考えられます。表面上しか知らないほとんどの人間たちはシュナイゼルを笑顔を絶やさないいい人間であると思っていますが、ブリタニアの一族からは「心が全くない人間」であると言われているほどです。それがシュナイゼルの本質であり、ブリタニア時期皇帝に近しい存在と言わしめるものであると個人的には思わされました。シュナイゼルがどのようにしてここまで育ってきたのか、その経緯についてはわかりませんが、キャラクターの個性としては抜群と言えるように思えます。
ルルーシュにとってシュナイゼルとはコードギアスのシリーズを見て確実と言えるほどの「最大の敵」と目されています。その理由はルルーシュの行動の先にはいつもシュナイゼルがいると言うことに当てはまるのではないか? と言うのが個人的な見解です。シュナイゼルはことごとくルルーシュの邪魔をする、また行動する先に立ちはだかるボス格的存在であり、幾度となく牙を交えてきたいわゆるライバル的存在です。ルルーシュが考える野望というものに対して立ちはだかる最大の敵であり、物語を通してこのシュナイゼルなしでは物語はなし得ないというほどの二人の戦いは激化します。見所が多いのもシュナイゼルあってのことであると個人的には思いました。ルルーシュが煮湯を飲まされるほどのシュナイゼルは狡猾であり、賢くルルーシュを超える知恵の持ち主だからこそ物語の盛り上がり、ルルーシュが苦戦する場面ができたと推測できますね。
シュナイゼルの戦いに関して一貫性があるのは物語をご覧になった皆様はわかるかと思われます。通常ならば戦いなしでは避けられない場所であっても言葉巧み、また戦略的に犠牲を出さずに勝利するという理念がシュナイゼルにはあるのではないでしょうか? 戦うということを避けているという風にも捉えられますが、あくまでも利口に戦うということを前提にして考えるとこれこそがシュナイゼルの戦法と言っても過言ではありません。頭脳的において全ての人間を凌駕する力があると言ってもいいでしょう。それだけに戦いを極力避ける部分が多く、しかしながら見せ場もあるということで、シュナイゼルの立ち位置的は卑怯な王と言ってもいいのではないでしょうか?
表立っては笑顔であるシュナイゼル。誰にでもその笑顔というものを絶やさない部分があることから誰からも慕われており、いい人間であるかのように思われておりますが、その仮面の下にはただの無心の男しかいないことがわかります。シュナイゼルの心はほぼ無であると言ってもいいでしょう。何にも関心を示さないとまではいきませんが、ほとんどのことに対して執着しないことが大きく挙げられ、それゆえに一族からは心のない人間であると言われるほどです。この心のないというキャラクター性をもち、しかしながら何にも動じないという性格は珍しいキャラクター設定であると個人的には感じました。
戦いにおいて一線級の戦略をもつシュナイゼル。ルルーシュがいかに賢くともシュナイゼルはそのうえをいく存在であり、ルルーシュと対面する場面での騙し合いでもシュナイゼルは勝っております。それだけに頭脳的面がかなり秀でていると言ってもいいでしょう。肉体的な戦いにおいてはそこまででしょうが、この頭脳がシュナイゼルをここまで伸し上げたと言ってもいいかもしれませんね。
戦いでは極力戦闘を避けるような場面が多く、自らの言葉で相手をねじ伏せるという部分が大きいと個人的には感じました。シュナイゼルが戦いを避けているのは自らが弱いからというわけではなく、それが効率的であると考えているからではないでしょうか? あくまでも憶測の域を出ませんが、戦いよりも犠牲を少なくして勝ち上がるからこそ空が最大の美徳であるという風に考えている部分も少なからずあると考えられます。自ら傷を負うことはなくこのまま勢力の数というものを減らさずして勝ち上がっていく、それがシュナイゼルにとっては良い勝ち方であると思っていると考えられますね。
戦闘行為を避けている反面、兵器開発に関してはかなりの関心を持っているシュナイゼルです。多数の研究機関のパトロンであり、兵器というものにかなりの興味を持っているその理由は力、つまり抑止力で戦いを制するということが大きいと考えられます。巨大な力というものを持っているとそれを後ろ盾にしてこれまた戦わずして相手を下す、ということも可能であるだけに兵器開発に力を入れているということが一番に考えられるのではないでしょうか? またそれを使用したとしても相手の犠牲にはなんの関心もないということから心がないという部分がここで役立っているようにも思えました。多大な犠牲をだすであろう兵器を使うことによって出される犠牲はやむなしという風に簡単に受け入れられる心、それこそがシュナイゼルを伸し上げた大きな理由となると考えられますね。
ラスト付近ではルルーシュが皇帝の地位につきます。その時にブリタニアを離反し、天空要塞である「ダモクレス」を起動させることになります。それを使って力と恐怖で民を支配しようと考えるシュナイゼル。これもシュナイゼルに心がないということもありますが、それ以上に追い詰められていて、これ以上の策がないという風にも捉えられるのではないでしょうか? 最終的に恐怖で人々を支配するという方向に持っていってしまったということが少し残念ではありますが、ルルーシュとの決戦ではかなりの面白さというものがあったのでシュナイゼルのキャラクター性を出し切った場面であったとも言えるでしょう。
スザクが黒の騎士団を離反するその一番の理由となったのがこのシュナイゼルの言葉にあります。ルルーシュ以上の言葉を操りスザクを離反に追い込んだのはかなり知能犯とも言えるでしょう。スザクは純粋であり、それを利用したルルーシュでもありますが、それ以上にそのうらをついてスザクを離反させるシュナイゼルの言葉巧みというのはかなりのものであると思われますね。話術というもに長けているシュナイゼルとルルーシュの攻防戦というものはコードギアスでは実物の一つでもありますね!
天空要塞である「ダモクレス」を起動し、フレイヤによって人々を恐怖で支配しようとしたシュナイゼル。神と自称し、そして再びルルーシュを一戦を交えますが、ここでシュナイゼルは敗北します。最終的にはルルーシュのギアスによってルルーシュの配下に押しやられるという人生を歩むこととなりますが、これがシュナイゼルの最後であると考えると名誉の死というものを与えたほうが物語的には面白かったのではないか? と個人的に思う部分があります。シュナイゼルの心が本当にないという部分を暴くというシーンが欲しかったと思いました。
「井上倫宏」(いのうえのりひろ)さんは日本を代表する声優、俳優さんです。数々のアニメの名作に登場した他、海外の映画などの吹き替えでもその名前は広く知られております。演劇集団円に所属し、ネギまやキートン、DARKER THAN BRACKなど様々な人気アニメに出演し、日本を代表するベテランの声優さんです。
いかがでしたでしょうか? ブリタニア帝国第二皇子であるシュナイゼルについて綴ってきましたが、物語を通してシュナイゼルがどのように行動し、そしてどのような最後であったのか、なんとなくわかっていただければ幸いです。シュナイゼルというキャラクターがコードギアスというアニメにおいてかなりの重要人物であり、またルルーシュのライバル的存在であったのは物語のかなりの盛り上がりというものを演出してくれたキーマンであると私は感じました。シュナイゼルの性格を踏まえて物語を見てもらえるとまた違った面白さがあるかもしれませんね!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BPJoO8EjE_m/?tagged=%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%AB