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【コードギアス】ロロはルルーシュに弟として認められた?偽りの弟の悲哀に迫る

2021.06.20

コードギアスでは初期では登場せずR2で突然出てきた「ロロ・ランペルージ」。自らをルルーシュの弟であると名乗るロロですが、コードギアスの中でルルーシュの弟が本当に存在したのか!? 今回は謎多き少年、ロロ・ランペルージについて掘り下げようと思います。

  1. 【コードギアス】ロロ・ランペルージとは?
  2. 【コードギアス】ロロはルルーシュの弟?
  3. 【コードギアス】ギアス保持者であるロロ
  4. 【コードギアス】ロロの正体とは?
  5. 【コードギアス】ロロの内に秘めた性格とは?
  6. 【コードギアス】ロロの専用機と戦闘能力は?
  7. 【コードギアス】ロロの幼少期
  8. 【コードギアス】ロロの最後
  9. 【コードギアス】ロロの声優「水島大宙」
  10. ロロ まとめ
「ロロ・ランペルージ」は初期のコードギアスでは登場していないキャラクターです。R2にて初登場し、登場がまさかのルルーシュの弟という台詞を言いました。しかしながら実際にルルーシュには弟はおらずもちろんそれは偽りになります。ロロはギアス嚮団という組織に属しており、そこから秘密情報局に派遣された孤児というのが本当の真実の姿になります。体感時間を止めるというギアス能力を持っていること、そしてロロの任務はルルーシュの監視役ということでした。ギアス能力が特殊なために組織の中では特異な存在であり、暗殺任務なども過去に帯びていたこともある。見た目から反してかなりの残虐さと冷徹さも持ち合わせているのがこのキャラクター「ロロ」の特徴でもあります。
ルルーシュの弟というのは仮の姿であり実際の弟ではありません。監視役として組織から派遣されたのですが、後々ルルーシュに尽くすようになります。またロロの性格上、かなりの束縛心を持っており、自らが弟であるという思い込みが激しくなる一方で自分以外の家族は必要ないとまでいう始末に・・・実際にそのことでシャーリーを殺しており、もちろん組織内でも予期せぬことで波紋を呼んだというのが異例の経緯になります。彼がルルーシュの本当の弟になりたいと考えていたこと、それは彼自身の考えや想いであったのでしょう。しかし血の繋がりは全くなくむしろ当初は監視役であったために複雑な状況になったのは間違いないですね!
ギアスの能力をもつ組織からスパイとして派遣されてきたため、もちろんギアス能力を所持しております。その能力は「対象の体感時間を停止させる」というものであり、時間を止められた対象はそのかんに起こったことに関して一切の記憶が残らないことから相当の能力と言えるでしょう。しかし大きな能力には大きなリスクもあり、時間を止めている間は自らの心臓も止まるという異例の副作用つき。なので長時間の仕様は本人の命を落とすことになる能力でもあり多用はできないというのが現状です。しかしこの能力のおかげでKMFの戦闘でもかなりの助力となっており、操縦技術なんて意味がないというほどに、その強さをはっきしておりました。ギアス保持者の中でも特に強い能力であることがわかりますね!
上記でも述べてきましたが、ロロの本当の正体はスパイであり、機密情報局という立場でゼロという仮の姿の記憶を失ったルルーシュの監視役として派遣されたのが当初のロロでした。当然当初はルルーシュに対して弟であるという気持ちはなかったのでしょうが、のちに本当の弟としてルルーシュを守り続けます。その姿はかなり勇敢でもあり健気とも言えるものでした。ルルーシュから恨まれることになりますが、それでもルルーシュに対してずっと好意をもち続けてきたのはすごいと感じました。ギアス全体を通して見てもこれ以上にルルーシュを守ろうと行動した人物はロロ以外にいないでしょう。正体がなんであれルルーシュへの想いというものは人一倍であったことがわかりますね!
見た目は大人しく、なよなよとした感じが出ていますが、本性は任務とあらば誰でも殺せるだけの冷徹さをも持っています。それはおそらく愛情というものを知らずに育ったからではないでしょうか? 孤児であるだけに殺人の教育なども行われていたと推測されます。そんなロロですが、他にも猛烈な嫉妬心というものを持っており、ナナリーたちに対して相当のヤキモチを焼いていたとも思われます。独占欲というものの強さは恋愛真っ只中の状態と言えるでしょう。ルルーシュの一番近くに居たいということ、誰よりも近しい存在でありたいという想いが間違いなく強かったと見受けられます。実際にそれによってシャーリーを殺害しておりますので、もはや狂っていると言ってもいいでしょう。
ギアスの能力を駆使してナイトメアフレームでの戦闘も行なっていたロロ。専用機と呼んでいいのかどうかはわかりませんが、元もとブリタニア軍のナイトメアフレームであったヴィンセントを専用機として使っており、ギアスの能力を駆使してかなりの戦績を収めているのも事実です。操縦技術ももちろんあるのでしょうが、ギアスの能力というものがここでは大きく反映されていると思われます。ギアスなしでの戦闘力は未知数ではありますが、ギアスの力によってそれが何倍にも膨れ上がっており、高い戦闘力を誇っているのは事実ですね。もう一つ彼の強みが任務のためであれば誰でも殺すことができるという点にあります。味方でも手にかける心を持っているので躊躇がないというのも戦闘においては重要な戦闘力に入るでしょう。
ロロがどのように育ってきたのかは定かではありませんが、孤児ということ、そして幼少期にV.V.に拾われたことはわかっております。スパイ活動などをしていることから幼き頃から訓練を行なってきたことが推測できますね。ギアスの能力にかかわらず戦闘能力は高いと思われます。人を殺すことに躊躇がない部分をも考えるとやはり幼少期からそのように教育を受けてきたことがわかります。元々の性格というのも少しはあるのでしょうが、それ以上に訓練が影響していることが大きいと見受けられますね。見た目に反して思わぬ行動を起こすこともこのキャラクターの特徴ですが、それが全て幼少期に培われたと見てもいいと思われます。
ロロはシャーリーを殺したことやナナリーが消息不明になったこともあってルルーシュから恨まれることになりますが、それでもロロは親身にルルーシュに尽くします。最終的には黒の騎士団で孤立することになったルルーシュを庇って自らギアスの能力に殺されてしまいますが、それでもロロは最後まで生きたと言ってもいいでしょう。ルルーシュはこれがきっかけでロロの墓を建て、そしてロケットを手向けるなど最後にはルルーシュから弟として認められたということがあり、それが唯一の救いであると思いました。ロロがこれでルルーシュからも恨まれ続けるのであれば彼はとても悲惨な人生であったということ間違いないでしょう。しかし最後は愛されることになったことでロロとしては救いであったと私は解釈しております。
水島大宙(みずしまたかひろ)さん、1976年6月14日生まれ、神奈川県出身の男性声優さんです。アクセルワン所属で、デビュー当時はプロダクションバオバブに所属しておりました。見た目と同じく大人しく爽やかさが目立つキャラクターを演じることが多く、瀬戸の花嫁の主人公、ロミジュリの主人公、ましろ色シンフォニーの主人公と一際すっきりとした主役を演じることが多い声優さんです。今ではベテラン声優として活躍しており、今後の活躍にも注目が集まります。 そのほかココロコネクト、イナズマイレブン、世紀末オカルト学院、カードファイト!! ヴァンガード、武装神姫などなど数々の名作の主役や準主役級を演じており、声優界きってのメイン役としても有名です!
いかがでしたでしょうか? ロロ・ランペルージについて綴ってきましたが、ロロの人生がいかに過酷だったかということがわかりました。もちろんそれは自らが招いた結果とも言えますが、彼の半生も過酷であったこともあり、人生というのが今後どうなるのか、そんな深い意味でも考えさせられるキャラクターであったように思えます。ロロがルルーシュの弟として最後には認められたことがこのアニメでロロが唯一救われたということ、ロロがR2で大きな役であったということ、色々なことがわかりました。次回観るときはロロに着目して観てみるのも面白いかもしれませんね!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BeygZfwFkAO/?tagged=%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8