道宮結はハイキュー主人公・日向翔陽が通う烏野高校の3年1組の女子生徒で、女子バレー部の主将を務めています。
誕生日は8月1日。身長159.3cm、体重51.0kg。好物はなっとうごはん。
最近の悩みは、太ももたくましいねって言われることだそうです。なんとも女の子らしい悩みですよね。ちなみにバレーボールは重心を低く保ち、スパイクやブロックのためにジャンプすることが多いため、どうしても太ももが太くなりやすいと言われています。
中学校は烏野男子バレー部主将の澤村大地と同じで、当時もお互いにバレー部で主将を務めていました。
運動部らしく髪型はショートですが、前髪がくるんと内側にカールしていて襟足は外はね、目は丸くて睫毛が長く、感情が素直に表情に出る可愛い女の子です。
道宮結のポジションは、ウィングスパイカー(WS)です。
WSは攻撃の要であり、率先して攻撃し点を取ることが求められます。道宮は159.3cmとバレー部員としては身長は低い方なのにWSが務めているということは、その分技術があるからなのでしょう。ちなみに道宮のジャンプ最高到達点は250cmです。
烏野女子バレー部員としての道宮結の役目は、何と言ってもチームメイトの背中を押すことです。特別ポジティブ思考ではなく、苦しいときには人並みにネガティブな考えが頭を過ることもあるものの、失敗しても自他ともに引きずらないよう積極的に声をかけてみんなを鼓舞しています。
たとえ自分たちよりも強い相手でも、最後まで勝つことを諦めずボールに食らいついている道宮の姿は応援せずにはいられないほど見ている人の胸まで熱くさせます。ネガティブ思考なところがあるからこそ、そんな自分を必死に奮い立たせて負けまいとチームメイトを励ましながら諦めずに最後まで戦い続けられるところが、道宮結の強さと言えます。ネガティブ思考になっている自分の頬を思いっきり両手で叩くシーンもとても印象的です。
ハイキューのメインは男子バレー部のキャラクターたちであるため、実は道宮結以外の烏野女子バレー部員は、登場するもののほとんど素性が明かされていません。原作やアニメでは名前すら明らかにされていないのです。
しかし2015年に発売された「ハイキュー!! コンプリートガイドブック 排球本!」では、烏野女子バレー部員の名前が明らかにされているのです。ハイキューは男子がメインの作品ですが出てくる女子がこぞって可愛いことにも注目が集まっているため、女子バレー部員の名前が公表されたことは多くの波紋を呼びました。
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烏野高校3年生で道宮結と一緒に烏野男子バレー部の春高決勝戦の応援に駆け付けます。気丈に振る舞っている道宮の胸中を察したり、淡い恋心を抱いて行動した道宮に労いの言葉をかけたりなど、発言から道宮とチームメイト以上の仲の良さが感じられます。
実はアニメ初登場の時には「アヤ」と呼ばれており、排球本が出て多くのファンが名前が違うことに疑問を抱きました。おそらく排球本が出る前、つまり名前がつく前に登場したため、アニメ制作側がつけた名前だろうと推測されています。道宮・相原と一緒に行動しているシーンが度々出てきます。
新チームの主将となり男子に負けられないとインターハイ予選ベスト8を目標に掲げます。
アニメ版では少しセリフが変更されていますが、試合中ミスをして落ち込むチームメイトの頬をパチンと叩いて鼓舞する道宮結のセリフです。ネガティブになっているチームメイトに向けてかけていると同時に、自分自身にも言い聞かせているように感じられます。道宮の諦めずに立ち向かう強さが伝わってきますよね。
道宮が試合に負けて落ち込むチームメイトを励まそうとかけた言葉です。このセリフの時も相手の頬を両手で挟み込む仕草をしています。まさにその仕草とセリフに、事実を伝える厳しさとチームメイトを思う優しさの両方を兼ね備えている道宮の人間性が現れているのです。
おそらく高校生活最後であろう大会で負けてしまった道宮結が、泣きながら自分に問いかけたセリフです。同じく烏野男子バレー部に負けた常波高校の池尻のセリフでもあります。一生懸命に部活動に取り組んできた日々を思い返しながら引退を迎えようとしている高校生たちの気持ちを代弁したようなこのセリフに多くの人が感動したことでしょう。道宮が本当にバレーが好きで本気でバレーをしてきたことが痛いほど伝わってきますよね。チームメイトの前では気丈に振る舞い主将として励まし、1人になって号泣しているところも道宮らしかったです。
1993年4月2日生まれで埼玉県出身の女性声優さんです。身長は167cm、血液型はO型。
中学生の時に見たD.Gray-manの主人公(声優・小林沙苗さん)に魅せられたことが、声優を目指したきっかけです。高校在学中にオーディションに合格し、翌2010年から声優活動をされています。
中学校時代には何とバレーボール部に所属しています。高校では新体操部に入部し他にもピアノや歌、絵などが得意という多才な女性です。
初仕事の収録でも監督はほぼ事前指導は必要なかったと述べており、主演を務めたアニメのプロデューサーには「わざとらしさや、けれんみのない無垢な芝居が決め手になった」と演技を褒められた実力のある声優さんです。
試合中ネガティブになったとき、道宮の頭を過って救ったのは烏野男子バレー部主将・澤村大地の言葉です。同じ中学校を卒業し高校でも共にバレー部の主将を務めていることで、話す機会が多いことももちろんありますが、澤村の存在は道宮の心の支えになっていることは間違いありません。澤村に優しくされて頬を赤らめるシーンも出てきます。
そして極めつけは何と言っても春高決勝戦を迎えた澤村に、テンパりながら必勝祈願のお守りを渡しているシーンです。一緒にいる友達には「渡せただけ及第点」と言われていることも道宮が澤村に淡い恋心を抱いていることを示唆しています。今後2人の関係がどう進展するか楽しみですよね。
男女問わず多くのハイキューファンが道宮結の可愛さ魅了されており、澤村大地との恋愛を応援しているのです。
道宮結はチームメイトに厳しくできない自分を卑下していますが、言葉や行動から十分熱意が伝わっているはずです。可愛さもさることながら主将にふわさしくかっこいい女の子であると多くのファンも思っているのです。
ハイキューの最終章では、今まで出てきたキャラクターのその後が紹介されています。道宮結は2021年7月現在で27歳となっており、都内でホテルスタッフとして働く傍ら、セパタクローの選手になっています。セパタクローはバレーに似た競技であり、日本でも全国大会が開かる程人気のスポーツです。
澤村とのその後ですが、公式には特に発表もなく付き合っている、または結婚している描写は見受けられませんでした。今後の展開に期待してみましょう。
ハイキューの主人公・日向のいる烏野男子バレー部はまさにハイキューのメイン校であり、どんどん力をつけていきます。対して女子バレー部の成績は芳しくなく道宮結自身も特別強いというわけではありません。しかしそれでも諦めずにバレーを続けてきた真っすぐさこそが道宮結の魅力であり、多くの人に支持されている一番の理由なのではないでしょうか。