【ハヤテのごとく!】漫画完結！あらすじネタバレ！マリアの意外な正体も判明！

【ハヤテのごとく!】初期エピソードネタバレ

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

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両親のせいでいわれのない借金を背負った主人公・綾崎ハヤテは魔がさして営利誘拐を試みます。夜の公園で出会ったナギに「君が欲しいんだ(人質として)」「一目見た瞬間から君をさらうと決めていた(人質として)」という微妙な言い回しで迫ったため告白されたと勘違いされ、以降51巻までこの伏線は引っ張ることになります。

ハヤテが実行する前に別の人間がナギを誘拐しようとしたため『獲物』を取り返そうと躍起になるハヤテ。おかげでナギはすっかりハヤテを好きになり、三千院家に執事として迎え入れられます。

ハヤテのごとく! 4 (少年サンデーコミックス)

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メイドのマリアや先輩執事のクラウス、ナギの友人である鷺ノ宮伊澄や愛沢咲夜と出会い、通うことになった白皇学院で生徒会長の桂ヒナギクや生徒会三人娘と出会い、中学時代の同級生・西沢歩とも再会します。しばらくは単発のギャグ回や数話分の騒動が続きますが、17巻から子供の頃の天王州アテネとの過去エピソードが始まります。

【ハヤテのごとく!】中盤エピソードネタバレ

ハヤテのごとく! 18 (少年サンデーコミックス)

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17～18巻は子供時代に二人がどうして決別してしまったかというお話。過去話でも、自分たちの借金を息子の臓器で支払おうとした両親が原因でした。

ハヤテのごとく! 21 (少年サンデーコミックス)

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20～21巻はミコノス島での王族の庭城関連の話。そして22巻でアテネとハヤテが再会します。23～24巻は憑りつかれた状態のアテネを救うため、伊澄たちも駆けつけてシリアスとアクション多めのエピソードが続きます。この騒動の時に、アテネを救いたいハヤテのため、ナギは遺産相続の条件である王玉を壊します。

ハヤテのごとく! 25 (少年サンデーコミックス)

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25巻からは住居を豪邸からアパートに移します。王玉を失くしたナギには資格がなくなり、三千院帝の資産である邸宅には住めなくなったからです。25巻ではヒナギクの耳がロバになるエピソードがありますが、伏線と言えるかもしれません。

ハヤテのごとく! 26 (少年サンデーコミックス)

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26巻ではアパート経営で家賃収入を得ようとし、ナギたちの他に住人が引っ越してきます。27巻ではついに法仙夜空登場。そしてここから同人誌(ナギが漫画を描く)関連のエピソードが増えていきます。ルカとの最初の同人誌対決で、マリア写真集つき同人誌というズルをするナギと違い、ヒナギクの指導を受けて真面目に本を作り、完売するルカ。ナギの完敗です。

【ハヤテのごとく!】後半エピソードネタバレ

ハヤテのごとく! 34 (少年サンデーコミックス)

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34巻ではアパートの隠し部屋が判明します。35～40巻はアパートの住人・ルカがハヤテへの恋心を自覚し、告白したりハヤテ(の借金の肩代わり権利)を賭けてナギと同人誌対決するエピソードを、合間に別の話を混ぜながらじっくりと描いています。

ハヤテのごとく! 40 (少年サンデーコミックス)

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対決の結果はネタバレすると、一応はナギが勝ちます。同人誌即売会で双方30部作り、完売した方が勝ち、という条件でしたが、ナギは閉会時に完売、ルカは一冊だけ残る、という状態。ですが、ルカは頑張って作った本を両親に見せたくて一冊だけ取っておいたようです。それを被っていた仮面(※完全に『からくりサーカス』のあるるかん)のせいということにして、負けにします。ナギもそれを理解していて、今後の成長の糧とするのでした。

【ハヤテのごとく!】終盤エピソードネタバレ

ハヤテのごとく! 42 (少年サンデーコミックス)

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42巻からはまた王城の庭城関連のエピソードを挟みながら日常回が続きます。そして43巻からアパートを出て元の屋敷へ。47巻では三千院家で働くことになった元々の理由である借金を完済。48巻からだんだん物語の核心である王城の庭城関連へと比重が変化していきます。

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50巻では完全にクライマックス。マリアがメイドをやめようと思う、とハヤテに告白し、雪路はヒナギクの保護者を降りて姿を消します。ワタルとサキもほぼ恋人確定、漫画単行本カバー下で活躍(？)していたオルムズド・ナジャがとうとう本編に真正面から登場。ここからヒスイと全面対決です。

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【ハヤテのごとく!】漫画51巻あらすじネタバレ

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姫神がようやく顔出しで登場。幼い頃ナギの母・紫子と出会ったことが物語の発端でした。また、【ハヤテのごとく!】1巻からの勘違いを千桜が知り、ハヤテがようやくナギの誤解に気付きます。

マリアはナギに屋敷を出て行くことを告げ、ナギもマリアを思いやる気持ちから引き留めません。最後に一緒に釣りをして楽しみ、一通の手紙を残してマリアは本当に出て行きました。ただし、ナギは一ヶ月以上経っても手紙を読めずにいます。

【ハヤテのごとく!】漫画52巻あらすじネタバレ

ハヤテのごとく! 52 (少年サンデーコミックス)

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アパートの再開発関係で出てきた人のよさそうな男性、そして紫子によく似た『神崎さん』という病弱な女性ははやての両親でした。またハヤテを金儲けの道具にしようとしたのにバラされ、腹いせにハヤテとナギの間の誤解を最悪のタイミングと方法でバラしてしまいます。

負の感情を爆発させ、王族の庭城への道を開いてしまうナギ。ハヤテとマリアに囲まれた偽の暮らしに逃げますが、伊澄やヒナギク、歩たちの協力もあってハヤテはナギを無事に助け出します。

歯を食いしばり、ハヤテと決別するナギは遺産も放棄します。帝が「ヒスイには渡したくない」と言っていたのに、遺産はヒスイのものに。しかし遺産を手に入れてヒスイが最初にしたことは、ハヤテの両親に罪の報いを受けさせることでした。

ヒナギクはこれまで何度か告白のチャンスがありましたがようやく勇気を出してフラれる前提の告白をします。アパートも解体され、時間は二年後へ飛びます。

【ハヤテのごとく!】漫画結末ネタバレ

二年後、自分で自分の世話をできるようになったナギ。食事を作ったり同居人の面倒をみたり、アルバイトをしたりしています。運動が苦手だと思っていたのに、やってみたら実は得意だったことも判明。歯を食いしばってハヤテを解放してから一人で頑張ってきたナギは、【ハヤテのごとく!】一話と同じようなシチュエーションでナンパな男二人に絡まれますが自力で追い払えるようになっていました。

心配してその様子を隠れて見ていたハヤテの気配に、ナギは気付いていました。二人は笑って再会し、離れていた二年間を埋めることになります。告白の言葉などはありませんが、ナギとの恋愛エンドです。コミックスカバーを折り返すと「とりあえず最後ですし…チューでもします？」と赤い顔でたずねるハヤテのセリフがあります。

【ハヤテのごとく!】王族の庭城の秘密ネタバレ

【ハヤテのごとく!】の主軸となるストーリーに深く関わる要素、王族の庭城(ロイヤル・ガーデン)。そこは童話『王様の耳はロバの耳』の王の城でした。ヒナギクにロバの耳が生えるエピソードがありましたが、これも伏線だったのですね。

引用: https://pbs.twimg.com/media/BLcTTXFCYAA_edO.jpg:large

『王様の耳はロバの耳』の王がなぜロバの耳を持っているのか、理由はその前日譚、『ミダスタッチ(マイダスタッチ)』にあります。神を助けた褒美として、ミダス王は触れるものすべてが黄金になるよう願います。それは叶えられますが、食べようと掴んだパンや自分の娘でさえ黄金になってしまったため、結局願いを取り消します。

【ハヤテのごとく!】では願いを取り下げた愚かな王の印として耳をロバの耳に変えられた、とあります。神の力を一部もらうだけではダメだと悟ったキング・ミダスは、今度は神そのものを閉じ込め、意のままにしようとします。それが王族の庭城であり、ミコノス島やナギのアパートの棺です。

閉じ込められていたのはオルムズド・ナジャという神様。漫画単行本カバー裏で楽しそうに暴れていたあのオルムズド・ナジャです。

【ハヤテのごとく!】夜空の正体ネタバレ

キング・ミダスがなんでも黄金にしてしまう手で触ってしまい、黄金にされてしまう娘、それが夜空の正体です。

【ハヤテのごとく!】マリアの正体ネタバレ

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81m-vLZmd6L._SL1500_.jpg

【ハヤテのごとく!】マリアの過去ネタバレ

マリアはクリスマスイブの夜に教会のマリア像の前に捨てられていた孤児です。マリアが三千院家に引き取られ、飛び級で高校卒業するほど有能なのは王城の庭城のフリギア文字の碑文を解読するために英才教育を施されたためでした。

ただ、そんな風にして三千院家と縁ができたのはナギの母・紫子の願いが影響しています。一人になってしまう娘のために、紫子は一人になってしまう娘のそばに親身になってくれる誰かがいてほしいと願ったのです。

【ハヤテのごとく!】王族の庭城のマリアネタバレ

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Lydd4%2BVAL.jpg

王城の庭城にいたマリアはナギの作った幻ではなく、本物のマリアです。ハヤテとのやりとり、そしてその後に出てきた現実世界のマリアがハヤテとの会話内容を覚えていて、「楽しみ」だと口にしています。王玉を持たないマリアが王族の庭城に現れたのは、紫子が過去ナギのために、ハヤテのごとく駆けつけて欲しいと願ったからでした。

【ハヤテのごとく!】マリアの裏設定ネタバレ

実は、【ハヤテのごとく!】連載当初はマリアとハヤテは姉妹だという裏設定がありました。腹違いなので、あの父親と別の女性との間に生まれた子供です。名前は神崎マリア。

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ただしこの設定は長い連載の途中で消えます。なので結局、マリアはマリアのままということに。途中で立ち消えた設定ですが、序盤にその名残があり、マリアの過去については思わせぶりな点もあります。そのためか、台湾版の実写ドラマではマリアの正体は記憶を消されたアテネだという設定になっていました。

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【ハヤテのごとく!】反省会内容ネタバレ

上巻にはキャラの初期設定やキャラクター造形の苦労点と、作者の初投稿作『釣王』掲載。後半には最終回前の空白の二年間の話とその後の話、それに加えてナギの前からいなくなった後、マリアさんがどうしていたかという描き下ろし漫画『ソノサキノミライ』が載っています。ネタバレをすると、とある学校の保健室で住み込みのメイドとして働いていました。