白ワインビネガーとは
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料理に使われることが多い白ワインビネガーですが、その原料はぶどうで、白ワインビネガーとはぶどう酢のことをいいます。白ワインビネガーは、ほかの数ある酢の中でも特に酸度が高いことが特徴です。ドレッシングやソースなどに使える調味料で、魚料理やマリネなどと相性がいいですね。
白ワインビネガーは味にクセがないので、どんな料理にも使えるオールラウンダーの調味料といえます。米酢の代用にもなるので、サラダからちょっとした酢の料理にも使える家庭に一本あると何かと使える調味料です。
「酢は体にいい」と聞いたことがある人も多いと思いますが、白ワインビネガーとはぶどう酢なので、料理に使いやすいだけでなく健康にもいい調味料です。具体的には、体の疲れをとる疲労回復の効果があるので、スポーツをして体が疲れたときや忙しい日が続いて体に疲れがたまっているときに積極的に使うといいでしょう。
ほかに、美肌などが期待できる抗酸化作用の効果もあります。体の中の活性酸素をおさえる働きをしてくれるので、動脈硬化など体がサビるのを防いでくれます。血液をサラサラにして、お腹の調子も整えてくれる体にやさしい調味料です。
ワインビネガーといえば、白以外に赤ワインビネガーがありますが、白と赤では見た目だけでなく、味も体への効果も違います。赤ワインビネガーはぶどうの皮をそのまま使って作られているので、ポリフェノールを多く含んでいることが特徴です。お肉系の料理によく合う調味料で、脳梗塞などを防いでくれるビネガーです。
一方、白ワインビネガーは、ぶどうの皮や実を取り除いて純粋にぶどう果汁のみで作られています。ポリフェノールの量は赤ワインビネガーよりも少なめですが、味がさわやかで料理に使うとフルーティーな口あたりです。
とても健康にいいワインビネガーですが、一度の料理で大量に使うと胃の調子を悪くしたり、女性の方であれば体が冷えやすくなったりすることもあります。おすすめは、毎日少しずつ、料理に使ったり飲んだりすることですね。
白ワインビネガーの使い方① ドレッシング
白ワインビネガーの使い道ですが、定番はドレッシングとして使うことです。すでにサラダなど毎日の料理で使っているという方も多いことでしょう。ドレッシングとしての利用は最も使いやすい白ワインビネガーの使い方ですからね。味にクセがないので、マリネやコールスローなどの料理にも合わせやすく、味をさっぱりとさせてくれるので毎日の食卓にも登場させやすいです。
白ワインビネガーの使い方② ソース
白ワインビネガーは、野菜にそのままかけてドレッシングとして食べてもおいしいですが、煮込み料理などのソースとして使うのもおすすめです。肉料理などのソースとして使うと味に深みやコクが出て、酢の効果で味わいもさっぱりするので油を含んだ料理も食べやすくなります。魚介系の料理に使えば、魚の臭みを取ってくれて、減塩にも役立つことでしょう。
ちなみにワインビネガーとよく比較されるバルサミコ酢も、ワインビネガーと同じようにぶどうを熟成させて作られた調味料です。バルサミコ酢の特徴はドレッシングや煮込みにも使うことができて、煮込み料理のソースに使うととろみがでることでしょう。濃厚な味にくわえ、料理にほどよい酸味と甘さを足したいときに使うといいですね。
白ワインビネガーの使い方③ ドリンク
ドレッシングやソースなど料理に使う機会が多い白ワインビネガーですが、「ほかに使い道はないの?」と思う方におすすめなのがドリンク酢としての利用です。一般的にビネガー水と呼ばれるもので、自宅で簡単に作ることができます。作り方はグラスに白ワインビネガーを適量入れて、水で割り、レモン果汁を加えて味を整えるだけです。
一見「なんだか酸っぱそう」と感じるかもしれませんが、実際に飲んでみると思ったよりも酸味が少なく、ほのかな甘さがちょうどいいと感じることでしょう。
ビネガー水は水で割る以外にも、トマトジュース、牛乳などで割ってもおいしく、そのバリエーションはアイデア次第で豊富です。おすすめの飲み方はソーダとはちみつで割ったビネガー水で、飲むと口の中をさっぱりとさわやかにしてくれるので、揚げ物など油系の食事との相性も抜群。体にもいい健康的なドリンクです。
白ワインビネガーに代用できるもの
料理本などを参考にして自宅で料理を作ろうとしたとき、調味料の項目に「白ワインビネガー 少々」と書いてあり、手元に無くて困ったという経験をした方もいるでしょう。白ワインビネガーをあまり使わない人にとっては、そういうとき困りますよね。
また、料理を作り始めてから白ワインビネガーが切れていることに気づくときもあります。ここでは、そんな白ワインビネガーの代用品についてご紹介いたします。意外と簡単なもので代用できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
白ワインビネガーの代用① 酢と白ワイン
「白ワインビネガーが手元にない!」というときは、酢と白ワインで代用することができます。分量は酢1に対して白ワインを少々加えるだけ。立派な白ワインビネガーの代用調味料となります。白ワインビネガーはぶどうを原料にした酢ですから、味としては特に問題ないわけです。
もし必要な白ワインビネガーが少量であれば、酢だけでもOKです。家に白ワインがないという方でも、だいたいの家庭であれば酢はあるでしょうからこれで十分に代用できます。
白ワインビネガーの代用② レモンと白ワイン
もし酢がないという場合は、酢の代わりにレモンを使うことでも代用できます。レモンのさわやかな酸味と苦味が、白ワインビネガーのさっぱりとした味を再現してくれますよ。レモンのフルーティーな香りが料理にプラスされるので、肉料理や魚料理にもぴったりと合います。
おすすめの白ワインビネガー3選をご紹介
使い道が豊富で料理のバリエーションを広げてくれる白ワインビネガー。そんな白ワインビネガーですから、人によっては「ちょっとこだわりたい」と思う方もいるでしょう。そこでここでは、白ワインビネガーでおすすめの人気3選についてご紹介いたします。コスパのいいものから、品質にこだわったものまでをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめの白ワインビネガー① ミツカン白ワインビネガー
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業務用のミツカン白ワインビネガーですが、特徴は何といっても値段が安いこと。
容量が1Lという大容量サイズなので分量を気にすることなくたくさん使えます。毎日白ワインビネガーを使っているという方にもおすすめです。
サラダやマリネなどのドレッシングにも、肉や魚の煮込み料理にも使えるので、お得な買い物といえるのではないでしょうか。頻繁に使う方は箱買いするのもいいかもしれませんね。
おすすめの白ワインビネガー② マルタンプーレ ワインビネガー ホワイト
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マルタンプーレ社の白ワインビネガーは、味わい深い豊かな香りが特徴。日本ではドングリが成る木として知られるカシを使った樫樽に白ワインを入れ、慎重に温度管理をして3週間寝かせたあと、6ヶ月以上熟成するというオルレアン製法を採用しています。ドレッシングやソースなど、どんな料理も使える白ワインビネガーです
おすすめの白ワインビネガー③ メンガツォーリ
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オーガニックワインを使用した、自然派の白ワインビネガー。
さっぱりとした味わいのある風味で食事のじゃまをしないので、マリネや魚料理、自家製ドレッシング作りなどにも使えます。
農林水産省公認の有機JAS認定ビネガーで、一切化学物質を使わずに自然のものだけで作られているので、毎日の料理で使いたくなる調味料です。
樽の中でゆっくりとワインを熟成させた伝統手法に、最新技術を取り入れたこだわりの逸品。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回は、白ワインビネガーの使い道・作り方とおすすめの人気白ワインビネガー3選についてご紹介いたしました。ドレッシングやソースなどに多く使われる白ワインビネガーは、料理をさわやかな酸味でさっぱりと仕上げてくれる使い勝手のいい調味料です。
白ワインビネガーは、ヘルシーなドリンク酢としても利用できますし、自宅に酢がないときの代用品に使うこともできます。ぜひ毎日の食卓に白ワインビネガーを取り入れてみてはいかがでしょうか。