チョコレートケーキの種類と違い?
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チョコレートケーキが好きな人は、自分なりの定番があります。でも、世界にはいろいろな種類のチョコレートケーキがあって、あなたの知らない美味がそこにはあるかもしれません。チョコレートケーキなんて、みんな同じような味だという先入観があるなら、その外見の美しさや味覚、そして、食感の違いを一度比べてみてください。きっと、あなたの新たな定番が見つかるかもしれません。チョコレートケーキは国によってそれぞれ違いがあるのです。おすすめを紹介していきます。
国別のチョコレートケーキの種類
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チョコレートケーキはよく見かけるけれど、その出身地、初めて作られた国はあまり知られていません。チョコレートケーキの種類を今回は国別でまとめてみました。世界中のパティシエが創意工夫を凝らして、おいしいチョコレートケーキを作り出してきました。なんとなく、チョコレートケーキからその国のお国柄やテイストが分かるのも面白いですね。
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フランスのチョコレートケーキの種類
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フランスといえば、中華料理、トルコ料理と並んで世界三大料理と日本では言われています。その芸術的な盛り付けや味の追及は当然チョコレートケーキにも反映されていて、味の追及が表現されています。やはり、見事にフランス料理らしい技法を使って造り上げられています。まずは、日本で知られているおすすめのチョコレートケーキをご紹介します。
フランスのチョコレートケーキ:フォンダンショコラ
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フランスの定番チョコレートケーキの一つ、フォンダンショコラは、スプーンを入れてケーキを割ると、中からトロっとしたチョコレートクリームが出てきます。フォンダンとは、とろけそうなという意味なので、食べるだけで心までとろけそうな程、2つの感覚のチョコを味わうことができます。このケーキは、暖かくして食べるのが、クリームのトロトロ感が増しておすすめですね。
フランスのチョコレートケーキ:ブウッシュ・ド・ノエル
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フランスのクリスマスケーキの定番中の定番が、ブッシュ・ド・ノエルです。ブッシュは、丸太という意味で、ノエルはクリスマスという意味です。中にはスポンジでできたロールケーキ、外側はチョコレートクリームをふんだんに使って、フォークなどで溝を作り丸太の風情を作り出します。飾りつけも森をイメージした様々なデコレーションが楽しめる逸品です。やはりクリスマスシーズンにおすすめします。
フランスのチョコレートケーキ:オペラ
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フランスのオペラ座をモチーフにしたチョコレートケーキです。ケーキの上にあるアクセントの金箔は、オペラ座の屋根にある黄金のアポロンの神像を表すとか。オレンジリキュールのグラン・マルニエをベースにしたシロップに漬けたビスキュイとコーヒーガナッシュのバタークリームを重ねた、ちょっと大人の味がするおすすめチョコレートケーキです。
アメリカのチョコレートケーキの種類
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アメリカのスイーツは、ハリウッド映画や海外ドラマなどでよく見ることがありますね。アップルパイやチェリーパイのほかに、チョコレートのケーキもよく見かけるでしょう。アメリカのスーパーマーケットでもケーキ売り場がありますが、やはり日本のショートケーキとは違った雰囲気で、文化の違いが判ります。中でも日本でもおなじみなチョコレートケーキの種類をご紹介します。
アメリカのチョコレートケーキ:チョコレートブラウニー
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チョコレートブラウニーは、アメリカで一般的なチョコレートケーキです。1893年のシカゴ万国博覧会に誕生した、お弁当箱から出して食べられるデザートとして考案されました。クルミなどのナッツ類やクリームチーズ、そして、チョコチップを入れたバリエーションがあります。バータイプもあって、手軽に食べられるアメリカらしいチョコレートケーキですね。
アメリカのチョコレートケーキ:ジャーマンケーキ
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アメリカを代表するチョコレートケーキです。6月11日はジャーマンケーキの日といわれるほど、国民的なケーキといえるでしょう。2層のチョコスポンジケーキで生クリームを挟み、上にココナツオイルとグラニュー糖で作ったココナッツフィリングを塗ったケーキです。なお、ドイツではなくアメリカ人のジャーマンさんが考案したケーキです。アメリカに行く機会があればおすすめです。
アメリカのチョコレートケーキ:チョコレートカップケーキ
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一口で食べられる手軽さが、何といってもアメリカ的ですね。まさしく「a piece of cake(楽勝)」といえるほど、簡単に作ることができて、簡単に食べられるアメリカ人気質を物語っているケーキでしょう。色々な種類がありますが、チョコレートテイストのカップケーキもあり、家庭ではシンプルに、お店ではいろいろなデコレーションをしたものを楽しむことができます。
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イギリスのチョコレートケーキの種類
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イギリスといえば、料理はそれほどおいしくないというイメージがかつてはありましたが、実際は、地方ごとにいろいろなお菓子があって、楽しい午後のティータイムを彩っています。イギリス伝統の紅茶と一緒にいただく、アフタヌーンティーの時間に合うチョコレートケーキとはどのような種類があるのか、ご紹介したいと思います。
イギリスのチョコレートケーキ:チョコレートビスケットケーキ
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イギリスの女王エリザベス2世が80年にわたって愛してやまないのがチョコレートビスケットケーキです。海外に出かける時ですら、このケーキを持ち歩くほど好んでいるそうです。チョコレート風味のバターケーキにダークチョコレートのコーティングと、さらにチョコレートでデコレーションする2種類のチョコレートを使って居のも特徴ですね。
イギリスのチョコレートケーキ:チョコレート・ティフィン
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英国王室のウィリアム王子のアイディアでグルームズケーキのレシピをもとに英国史上初めてロイヤルウェディングで使われたのが、チョコレート・ティフィンです。元になった具ルームズケーキのグルームとは、花婿という意味なのでぴったりですね。砕いたビスケットやチェリーなどが入っている、焼かなくてもいいというのが最大のポイントのケーキです。
オーストリアのチョコレートケーキの種類
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オーストリアといえば、やはり人気の海外旅行先としても知られ、音楽をはじめとした芸術の古い伝統を今に伝える国です。洋菓子でも多くの種類があり、ウィーン菓子といえばヨーロッパでも注目の美味が味わえます。中には、今では日本でもとても有名でスパーのケーキ売り場やコンビニのスイーツコーナーで見かけるチョコレートケーキがあります。
オーストリアのチョコレートケーキ:ザッハトルテ
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オーストリアを代表するチョコレートケーキとして広く知らているのがザッハトルテです。チョコレート味のバターケーキでアプリコットジャムを挟んで、チョコレートのフォンダンでコーティングしたチョコレートケーキです。本場では、無糖のホイップクリームを添えていただきます。ザッハトルテのざっはとは、このケーキが考案されたホテルザッハーと菓子という意味のトルテが合わさった名前です。
ドイツのチョコレートケーキの種類
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ドイツというと、ソーセージの種類の豊富さと、地ビールの数の多さが目立ちます。ですが、ドイツのお菓子もオーストリアのお菓子と同じように、、伝統のあるドイツらしいチョコレートケーキが数種類あります。有名なのは、クリスマスに食べるシュトレンといわれるフルーツケーキですがチョコレートケーキも、魅力的な種類があります。
ドイツのチョコレートケーキ:レーリュッケン
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レーリュッケンは、ドイツの伝統的なチョコレートケーキで、鹿の背という意味です。チョコレートのバターケーキとシンプルながらアーモンドパウダーを混ぜたバターケーキの2層になっていて、レーリュッケン型という専用の型で焼き上げます。一般的には、ケーキの上にはアーモンドスライスを散らして、鹿の背中の模様を表現しています。日本では珍しいので、見かけたら食べてみるのはおすすめですね。
ドイツのチョコレートケーキ:チョコレートバウムクーヘン
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日本でもおなじみのバームクーヘンというと、普通はバターケーキを何層にも重ねて焼いた年輪を彷彿させるケーキですね。そして、外側は糖衣でコーティングされています。しかし、本場ドイツでは、チョコレートでコーティングしているものも多く、とても一般的です。チョコレートソースやホイップクリームを添えていただくのがおすすめですね。
スペインのチョコレートケーキの種類
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スペインには、ナッツを使ったケーキやチーズケーキなど多くの種類のケーキがあります。中にはスペインらしく、エクストラバージンオイルを使ったレシピやオレンジを使ったスポンジケーキなど、日本では見かけないケーキの種類も多いようです。しかし、現在では世界最高峰のチョコレートケーキの一つがスペインにあると知られています。
スペインのチョコレートケーキ:シャビーナ
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有名なパティシエの世界大会として知られる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」のチョコレートケーキの部門で1位に輝いたのが、「シャビーナ」という子のチョコレートケーキです。スポンジ生地にバニラシロップやチョコレートムースなどを重ねた味の多重構造の上にマカロンがトッピングされています。表参道にこのケーキが食べられるブボ バルセロナがあるので、興味ある人にはおすすめです。
チョコレートケーキの種類と違いまとめ
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チョコレートケーキの種類と違いのまとめはいかがでしたでしょうか。国別で様々な種類があり、形やレシピでいろいろな違いがあります。専門的には大きく分けると、チョコレートケーキにはスポンジケーキとバターケーキの生地の違いで分類するようです。おいしいチョコレートケーキを食べるときには、そのどちらに属するか気にしながら味わってみるのもいいですね。各国のチョコレートケーキは見た目の違いもさることながら、味にも違いがあります。お好みを見つけてみてください!