チョコレートの種類
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チョコレートは大きく分けると4種類です。
ミルクチョコレート
ミルクチョコレートは、ミルク(乳製品)の入ったチョコレートです。ミルク(乳製品)としては、全脂粉乳、脱脂粉乳、クリーム粉乳が使われます。
一般的にチョコレートと聞くと、このミルクチョコレートのことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ビターチョコレート
ビターチョコレートは、ミルク(乳製品)が入らない、カカオマスが40~60%のチョコレートのことをいいます。
ホワイトチョコレート
ホワイトチョコレートは、ココアバターにミルク、砂糖などを加えて作るチョコレートのことをいいます。カカオ豆の主成分であるココアバターが原料です。
チョコの中でもホワイトチョコは甘みが強くて好き嫌いが分かれる種類ですよね。ココアバターを原料としていて、カカオマスは使用されていません。
ハイカカカオチョコレート
ハイカカカオチョコレートは、カカオマスの含有量が70%以上のチョコレートです。
カカオマスの含有量が70%以上を超える、ビターチョコレートよりさらにカカオマスの含有量を増やしたチョコレートです。さらに苦みが強く、ポリフェノールを強調した健康食品的なコンセプトのチョコレートとも言えます。
一番カロリーが高いチョコの種類は?
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ハイカカカオチョコレート
甘い方が高カロリーというイメージがありますが、チョコの種類で一番カロリーが高いのは実は「ハイカカオチョコレート」です。
なぜかというと、カカオマスが多く含まれているものほどカロリーが高くなるからです。カカオマスは植物性油脂が多く含まれています。そのため、カカオマス含有量の割合が多くなればなるほど、カロリーが高くなってしまいます。
ハイカカカオはダイエットや美容にいい効果も
カロリーが高いハイカカオチョコレートですが、太りやすいというわけではありません。ハイカカカオのメリットは、糖質が少ないことです。糖質は取りすぎると脂肪に変わり、代謝を悪くします。またハイカカオチョコレートは、美容にいいとされているカカオポリフェノールを豊富に含んでいます。
そのため、ダイエットにはカロリーが高くてもカカオ70%以上のハイカカオを食べるのがいいです。おやつに甘いものを食べるならハイカカオチョコレートをおすすめします。
ハイカカオチョコレートの適量は?
ハイカカオチョコレートは1日どれくらい食べてもいいのでしょうか。脂質とカロリーから適量を確認しましょう。
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脂質の割合が40.7~53.5%であり普通のチョコレートと比べて1.2~1.5倍含まれていた。高カカオチョコレートの脂質量は、もし50gを摂取したとすると、高カカオチョコレートでは、脂質を20.4~26.8g摂ることとなり、100gを食べたとするとそれだけで30~49歳女性の生活習慣病予防のために目標とすべき脂質の1日の摂取量に相当する。また、エネルギーは592~655kcal/100gで、普通のチョコレートと比べるとやや多かった。
ハイカカオチョコレートは、脂質もカロリーも高いので、食べる量には十分に気をつけたいですね。エネルギーは592~655kcal/100gなので、1食分くらいになってしまいます。そのため、ハイカカオチョコレートを食べるなら1日1~2個あたりが適量です。
おやつに食べるチョコの適量(カロリー)は?
おやつにチョコレートを食べるならどのくらいが適量なのか確認しましょう。生活習慣病の改善や健康効果を得るためには、1日に5~10g程度のチョコレートを食べるのが良いとされています。1日に食べる最大摂取量は35gまでにしましょう。
厚生労働省・農林水産省の推奨している「菓子・嗜好飲料」の1日の摂取エネルギー量は「200kcal」です。
これはお菓子やアルコールなども含めた1日の摂取量になります。市販の板チョコ1枚およそ280kcalなので、例えばおやつに板チョコの7割り食べたとすれば、すでに1日の最大摂取量を満たしてしまいます。
チョコの食べ方の注意点は?
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1日に食べる量を決める
1日に食べる量(カロリー)を決めることで、食べ過ぎを防ぎましょう。適量を守れば、美容や健康にもいい効果が期待できます。
1日のチョコレートを食べる適量は板チョコの場合、目安としては半分程度。一袋単位で入っているチョコレートなら2、3個まで。前述したようにハイカカオチョコレートは1~2個あたりに抑えましょう。
食べる時間に気を付ける
食欲を抑えるために食べる時間にも気を配りましょう。チョコレートは腹持ちがよく満腹感を感じることができます。そのため、食前にチョコレートを食べることで食欲を抑える効果が期待できます。食事20分前が理想です。
また食後に少し食べ足りないと感じる時は食後に食べることもおすすめです。しかし、夜に食べてしまうと、カロリー消費が難しくなり、太りやすくなる可能性があるので注意しましょう。
チョコレートのカロリー比較
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実際に市販されているチョコレートのカロリーはどれくらいなのでしょうか?ジャンル別に比較しましたのでご紹介します。
チョコレートのカロリー比較【板チョコ】
明治 ミルクチョコレート
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1枚(50g):279Kcal
明治 ホワイトチョコレート
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1枚(40g):235Kcal
ロッテ ガーナ ブラックチョコレート
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1箱(50g):289Kcal
森永ビターチョコレート
1枚(50g):284Kcal
板チョコの定番人気商品を比較しました。やはり、ビターチョコレートのカロリーが比較してみると高いことが分かりますね。
関連記事
チョコレートのカロリー比較【定番おやつ(小)】
チロルチロルチョコ
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/okashinomarch_omtmb0321
1個(ミルク、12g):61Kcal
ネスレキットカットミニ
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1個(11.6g):64Kcal
有楽製菓ブラックサンダー
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/e-convini_4903032237689-010
1個(21g): 110Kcal
グリコポッキー
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1袋(36g):182Kcal
定番おやつから少量サイズのものを比較しました。ブラックサンダーは1個(21g)で110Kcalと高カロリーです。小さいからといって食べ過ぎないように注意した方がいいですね。
チョコレートのカロリー比較【定番おやつ(大)】
森永ダース<ミルク>
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1箱(42g、12粒):252kcal、1粒21kcal
森永白いダース
1箱(42g、12粒):264kcal、1粒22kcal
明治アポロ
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/b-o-d2_45173639-2
1箱(48g):273kcal
明治マカダミアチョコレート
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/matsumotokiyoshi_4902777006284
1箱(63g、9粒):385kcal、1粒:43kcal
明治アーモンド チョコレート
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/takaoka_4902777004532
1箱(88g):510kcal
明治きのこの山
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71fZKvmKGlL._SL1200_.jpg
1箱(82g):453kcal
明治たけのこの里
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71iGS4gXCxL._SL1200_.jpg
1箱(77g):426kcal
定番おやつから、40g以上のものをピックアップしました。どれも1箱食べてしまうと「菓子・嗜好飲料」の1日の摂取エネルギー量(200kcal)をはるかに超えてしまいますね。カロリーが高いものは1日に1、2粒だけ食べるなど適量を考えて食べるように気をつけましょう。
チョコレートのカロリー比較【ハイカカオチョコレート】
明治チョコレート効果 カカオ95%
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/916jzkjDnwL._SL1500_.jpg
1箱(60g):362kcal
明治チョコレート効果 カカオ86%
1箱(70g):405kcal
明治チョコレート効果 カカオ72%
1箱(75g):427kcal
ハイカカオチョコレートの定番人気商品、「チョコレート効果」 の72・85・95%の3つをピックアップしました。やはりハイカカオチョコレートは高カロリーですね。一見カロリーだけ比較すると95%が一番低いように思えますが、内容量が60gと一番少ないので注意してください。
チョコレートのカロリー比較【高級チョコ】
ゴディバトラディショナル
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/godiva_99907
1粒:55kcal
ロイズ生チョコレートオーレ
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1箱:706kcal
プレゼントなどでもらうような高価格帯のチョコレートはカロリーも高いですね。これは、原材料に乳脂肪分の高い生クリームを使用しているからです。美味しくても食べ過ぎには注意が必要なので、少しずつ味わって食べるのが良さそうですね。
まとめ 適量に気をつけて食べましょう
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定番の商品から高級のものまで、チョコレートのカロリーを比較してご紹介しました。中には普段よく食べるものもあったのではないでしょうか?カロリーを気にしなければ1箱食べてしまえる量のものもありますよね。気を付けないとカロリーの摂り過ぎになってしまいます。ぜひ、健康のために食事バランスを見直して適量のチョコを美味しく食べるようにしましょう。
最近ではこのハイカカオチョコレートもカカオの配合率の違いやナッツを使用したものなどたくさんの種類が販売されていて人気ですよね。