ぎっくり腰のコルセットの効果について
ぎっくり腰になってしまった場合、コルセットを巻くことで得られ効果は、外側からの締め付けにより身体の中心に内向きの力を加えます。そのことで腹圧を高め、腰への負担を軽減するという効果があります。
背筋が自然と伸ばされるように、腹圧が高くなると腰や背中の筋肉の力が減っても姿勢を保つことができます。そのため、腰や背中の筋肉群の負担を減らせる事が出来ます。
ぎっくり腰の場合、痛みをなるべく感じないようにすることが速い回復が見込めます。ですので、コルセットを巻く事で可動域制限が出来き、ぎっくりを早く治すとともに、悪化させることを防ぎます。
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ぎっくり腰にコルセットが適している理由
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ウエストに巻くタイプのコルセットは、ウエストやウエストより上に痛みがある場合などに効果があります。ぎっくり腰や筋筋膜性腰痛、軽度の椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などに効果があります。
ぎっくり腰になってしまった場合、コルセットを巻くことにより腹圧を高め、痛みのある部分の負担を減らし、早く回復へと向かわせることができます。
ぎっくり腰や腰痛などでコルセットを巻くだけでは完治をすることはありません。ぎっくり腰では、ほとんどの動きにくい制限がかかってしまいます。日常的な生活ができない初期に使用すると良いでしょう。体の動きを補助してくれる効果もあります。
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コルセットと腰痛ベルトの違いについて
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コルセットとは、素材はステンレスのバネや金属の支柱を使用しているものが多く、これにより体を固定する力が強くなります。腰痛べるとに比べると多少動きにくいです。
腰痛ベルトとは、メッシュ生地にゴムの伸縮性を持っているものが多く、伸び縮みするのであまり動きに影響はありません。見た目もスッキリしています。
コルセットも腰痛ベルトも正しい方法で装着をすることにより効果を発揮します。コルセットや腰痛ベルトをつけているのに痛みを感じる場合は、使用方法や巻き方が間違っていることもあるので、再度確認が必要です。
ぎっくり腰のコルセットの種類①簡易コルセット
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簡易コルセットとは、画像のようなメッシュ生地でできているものが多く、ゴムによる伸縮性がありフィット感がよいのが特徴です。誰でも簡単に装着することができ、スポーツ用品店やドラッグストアなとでも市販されています。
約3,000円~5,000円程度で購入することが可能です。 支柱はないものが多いですが、あっても柔らかいもので固定力はコルセットに比べると高くありません。腰と骨盤を固定することが目的で、腰痛全般に使用されます。
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ぎっくり腰のコルセットの種類②骨盤ベルト
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簡易ベルトと似た使用方法のものに、骨盤ベルトというものがあります。骨盤ベルトとは、画像のように骨盤を固定することで、腰回りの痛みを和らげてくれます。
主に骨盤周辺に痛みがある場合に使用されます。医療機関では保険適用で約1,000円程度で処方を受けることができますので、市販のものが不安と感じる人は、病院で処方してもらいましょう。
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ぎっくり腰のコルセットの種類③軟性コルセット
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軟性コルセットとは、画像のようなメッシュの生地にステンレスのバネや金属の支柱を埋め込んでいるものを指します。腹部の軟部に圧迫を加えて腹腔内圧を高めることから軟性コルセットと呼びます。
腰椎にかかる負担を軽減し、運動を制限します。ぎっくり腰になってしまった場合、動きによって生じる痛みを和らげてくれりら効果もあります。
市販されていませんので病院で診断を受けた後、オーダーメイドで作成されます。弾力のある支柱が入っているので、簡易コルセットよりも固定する力が強いのが特徴です。
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ぎっくり腰のコルセットの種類④硬性コルセット
硬性コルセットとは、画像のようなプラスチックや金属のしっかりした支柱の入っているコルセットです。軟性コルセットと同様、病院で診断された後オーダーメイドとなります。
硬性コルセットは、完全に腰などを固定してしまうので動きに制限がかかります。一般的に自宅などでは使用はされません。病院で重症と診断され、手術や入院をした場合に使用されます。
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ぎっくり腰に最適なコルセットは?
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ぎっくり腰になってしまった場合、すぐにコルセットを巻くことで痛みを和らげ悪化も防ぐことができます。しかし、市販のもでも種類が豊富で迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
ぎっくり腰のような急性の腰痛には、動きを制限し腰に負担がかからないようにすることが重要となります。負担がかかると激しい痛みが伴います。
ですので、幅広で素材が少し硬めのものを選ぶようにしましょう。また、固定力が強いタイプの軟性コルセットがぎっくり腰には適しています。
ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方【簡易コルセット】
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ぎっくり腰にも症状が軽いものから、動けなくなる程症状が重いものあります。簡易コルセットは、ぎっくり腰でも軽い症状のときの使用に適しています。
ぎっくり腰になった場合やぎっくり腰再発防止のために、簡易コルセットを使用する場合の正しい巻き方と方法を画像とともにご紹介します。
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【簡易コルセット】ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方1:お腹をへこませる
簡易コルセットの正しい巻き方と方法は、画像のようにまず簡易コルセットを巻く前にお腹を凹ませた状態にします。2重になっているものは、内側のベルトをきつく巻きつけます。
2重でないものは、しっかりとズレないように巻きつけてください。2重でないものは、ズレやすいので正しい巻き方や使用方法をしないと効果が薄まりますので、気をつけてください。
【簡易コルセット】ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方2:1度横に引っ張る
画像のように2重の場合は、外側のベルトをマジックテープから剥がし、1度横に引っ張ってから前へと巻きつけるようにマジックテープをお腹の前面に着けます。
腰を前へ曲げると痛みを感じる場合は、外側のベルトを真ん中より上に巻きつけることで効果が高まるります。
反対に腰を後ろへ反らすとら痛みを感じる場合は、外側のベルトを真ん中より下に巻きつけるようにしましょう。症状や痛みの箇所によって正しい巻き方や使用の方法は異なりますので、しっかりと正しい巻き方で使用しましょう。
【簡易コルセット】ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方3:骨盤と腰を包み込む
コルセットを付ける位置は、画像のように骨盤と腰を包みこむ位置です。しかし腰の上の方が痛いのであれば、その痛い部分がコルセットの真ん中になるようにして巻いた方が効果的です。
ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方【骨盤ベルト】
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骨盤ベルトとは、骨盤に合わせて巻きつけるベルトのことで、全てゴムでできているのが特徴です。通気性を良くするために穴はいくつか空いていますが、ゴムなので通気性が悪くムレやすいです。
しかし、ゴムの伸縮性により正しい巻き方や使用方法により骨盤をしっかりと固定してくれます。ぎっくり腰や腰痛などにも適しているベルトです。
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【骨盤ベルト】ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方1:出っ張りが中心
骨盤ベルトの正しい巻き方と方法は、画像のようにまず骨盤の前方の1番出っ張っている所を中心にし、お尻からお腹に向かって1度ベルトを外側に引っ張ってからきつく巻きつけます。
骨盤を外に広げた時に、腰の下の部分やお尻などに痛みを感じる場合は、ベルトをお尻からお腹に向けて巻く方法のほうが効果が高まります。
反対に、骨盤を内側押し込んだ時に、腰の下の部分やお尻などに痛みを感じる場合は、ベルトをお腹からお尻に向けて巻く方法の方が、効果が高まります。
【骨盤ベルト】ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方2:妊娠時
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骨盤ベルトは、軽度のぎっくり腰や腰痛だけでなく、妊娠時に着ける場合もあります。お腹の重みで腰に負担がかかるため、妊娠時に腰痛になる人も多いです。
妊娠時の骨盤ベルトの巻き方は、腹部を締め付けないように下腹部から後ろ側に上へ少しあげるような方法で巻きつけます。
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ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方【軟性コルセット】
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軟性コルセットは、腹部に圧迫を加えて腹腔内圧を高め腰やにかかる負担を軽減する効果があります。
腰回りの運動を制限、制御し動きによって生じる痛みを和らげてくれます。正しい装着方法で痛みを抑え、ぎっくり腰や腰痛などの早く改善が期待されます。
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【軟性コルセット】ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方1:背骨に密着
軟性コルセットの正しい巻き方と方法は、画像のようにまず前側のマジックテープを外してコルセットを広げます。支柱のある方を背骨にしっかり密着させます。マジックテープを前面にして巻きつけます。
骨盤とウエスト位置を合わせ、マジックテープがいくつかある場合は下から順番にしめていきましょう。背中とコルセットは密着してる状態で、コルセットと前側の間は指が2本入るくらいにしておきましょう。
ぎっくり腰のコルセットの正しい巻き方【硬性コルセット】
硬性コルセットはとても硬い素材で作られています。症状の重いぎっくり腰や術後に一人で装着するのは難しいといえます。
痛みが強いときや、手術後すぐの期間は腰が不安定でコルセットを着ける作業は腰に大きな負担がかかります。最初は周りの人に着けてもらウエストようにしましょう。
硬性コルセットは、皮膚の薄い骨盤や肋骨部分に当たって痛みが出ることがあります。インナーは厚手のものを選ぶと良いでしょう。
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【硬性コルセット】ぎっくり腰の正しい巻き方1:横向きに寝る
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介助が必要な場合の硬性コルセットの正しい巻き方は、画像のようにまず横向きに寝た状態で行います。
前面のマジックテープを外します。コルセットは体の大きさ程開かないので、体の横側と後ろ側からコルセットをはめるようにします。
【硬性コルセット】ぎっくり腰の正しい巻き方2:背骨が中心
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画像のように体を仰向けにします。このときコルセットの中心が背骨と同じ位置にあるか確認しておきましょう。ズレていると効果が得られません。
下からマジックテープをしっかりと止めていきます。硬い素材なので、きついと皮膚が傷つく恐れがあります。緩すぎると固定力や補強などの効果が得られません。
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ぎっくり腰予防に最適なコルセットは?
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ぎっくり腰の再発予防や軽い腰痛には、薄手で柔らかい軟性コルセットや簡易コルセットを選ぶようにしましょう。薄手のものは、腰の負担を優しくフォローしてくれます。
薄手のコルセットは、腰を支え負担を軽減のための使用だけでなく、体型補正としても使用されます。ぎっくり腰予防には最適といえます。
薄手のコルセットは、座ったり歩いたりしているうちにズレてきてしまうものがあります。コルセットがズレてしまうと、コルセットの役割がなされず、意味がなくなってしまいます。ベルトが2重になっているものは、ズレにくいので、おすすめします。
【まとめ】ぎっくり腰にはコルセットで早めに対処しよう!
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ぎっくり腰になってしまったときは、完全に動けなくなる場合もあります。コルセットをすぐに使用することで、痛みを和らげ治りも早くなります。
今回、画像とともにコルセットの正しい巻き方や使用方法をご紹介しました。急にぎっくり腰になってしまった場合に役立ちますので、把握しておきましょう。