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自転車の空気が入らない!バルブ・虫ゴムを調整する入れ方まとめ!

2024.02.25

パンクの様子もないのに自転車に空気が入らない、と首をひねったことはありませんか?空気が入らないのはすぐに頭に浮かぶパンクではなく、虫ゴムという小さな部品の問題から自転車に空気が入らないこともあるのです!今回はその対策を見ていきましょう!

  1. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その①】自転車のパンク?空気が入らない!!
  2. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その②】英式バルブで原因を探ってみる
  3. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その③】英式バルブの虫ゴムを調べてみる
  4. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その④】仏式バルブで原因を探ってみる
  5. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その⑤】仏式バルブに空気が入らない原因
  6. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その⑥】米式バルブの特徴
  7. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その⑦】虫ゴムが原因で空気が入っていかない?
  8. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その⑧】バルブと空気入れの装着不備も
  9. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【その⑨】パンク対策のために取る方法
  10. 自転車の空気が入らない!?バルブ・虫ゴムを調整する空気の入れ方まとめ!:【まとめ】
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引用: https://www.pinterest.fr/
通勤通学に、買い物に出かけるために、また趣味としてサイクリングを楽しんだりと、生活にぴったり寄り添っている移動手段の自転車。しかし、きちんと自転車の仕組みを知っていますか?乗り心地が悪くなってきたといって空気を入れようとし、「あれ、空気が入っていかない!?」と焦ったことはないでしょうか。実は自転車の空気が入らない理由はパンクだけではないのです。トラブルの原因と発生の仕組みを知るということが、自転車の空気入れに関して最重要になってきます。今回は、自転車の空気が抜けていってしまう原因と対策をご一緒に見ていきましょう!
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引用: https://www.pinterest.fr/
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バルブの種類は一般に3種類ありますが、その一つが英式バルブというものです。ママチャリに使われているタイプのため、私たち日本人にとっては一番ポピュラーなバルブタイプだと言えるでしょう。それゆえ市場に出回っている多くの空気入れは、この英式バルブに適応した形になっているのです。
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この大きな特徴としては、高い気圧を入れることが不可能ということ。このポイントは高速で走ることを目的とした作りになっているロードバイクでは欠点となりますが、空気圧がそれほど高くないということは、衝撃を吸収する遊び部分を残したクッション性をバルブに持たせることを意味しますので、日常の街走り用に使用する自転車には向いています。
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英式バルブの構造に関してですが、バルブの中に“バルブコア”というゴムが入っています。これが一般に「虫ゴム」と呼ばれているもの。虫ゴムは概して1年程度で劣化し、破れてくるものですので、空気が漏れやすくなってきます。ゆえに虫ゴムは定期的に交換するもの、と心得ましょう。
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自転車に空気が入っていかない理由は、この虫ゴムが関係していることも多々あります。空気を入れるのに虫ゴムの一定の圧力を超えないと、バルブに空気が入らない現象が起こります。虫ゴムの圧力は大体1気圧~1.5気圧であるため、この数値以上の気圧力を加えていかないと、バルブに空気が入っていきません。またよくあることですが、キャップの付け忘れにも注意しましょう。キャップを留め忘れると、虫ゴムが空気に触れて劣化が早まってしまいますよ。
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英式バルブの次にポピュラーな仏式バルブ。こちらはロードバイクによく使われるタイプで、細めのバルブ形状です。最もわかりやすい英式バルブとの違いは、高い空気圧に耐えられるということでしょう。さらに空気圧の微調整も可能となっています。なお、チューブラータイヤやチューブレスタイヤも仏式バルブのカテゴリーに入れられます。
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仏式バルブの筒の部分には、ネジが付いているタイプと付いてないタイプの2通りがあります。両方とも仏式バルブなのですが、ネジがないタイプは空気入れのパッキンとの摩擦が少なくなるため、空気が入らないということが起こったりします。そういうケースでは焦らずに、指でつまんでみると空気がスムーズに入るようになりますのでご心配なく!
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さらにヒラメのポンプヘッドであれば、精度が高いので上手くバルブにはまって空気が問題なく入るようになりますよ。
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米式バルブはマウンテンバイクや一部のBMXに採用されているバルブで、バイクや車にも使われているバルブです。それゆえガソリンスタンドに設置されている空気入れで気軽に空気を入れることが可能。何と言ってもメリットは構造が簡単なので、空気漏れが少ないということでしょう。さらにバルブの直径についても、バルブの太さは英式バルブと同じサイズなので、同じリムを流用することができます。ちなみに仏式バルブは一回り小さいので、前者2タイプのバルブと同じリムを使用することはできません。
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自転車タイヤの空気圧は、何もしなくとも自然に減っていってしまうものです。システムとして密閉されてはいるものの、完全に空気を押さえ込んでおくことができず、自然に空気が抜けてしまうため。風船が少しずつしぼんでいくのと同じ原理だと言えます。これは空気分子がゴムの分子より小さいことに起因するもので、空気が抜けることは不可避で防ぐことはできないのです。空気入れは空気が減っていなくても、メンテナンス調整の一環として行なうべきでしょう。
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そこで空気が入っていかないことがわかれば、虫ゴムの劣化という不備の発見につながります。先に述べたように虫ゴムはバルブの中に入っているゴムチューブで、空気漏れ防止の役割を担っています。その虫ゴムが劣化すると、丁度“す”が入った茶碗蒸しのように大量の細かい穴が開いている状態になってしまうので、そこから大量の空気が抜け出ていき、バルブに空気が入らないわけです。
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他にバルブへ空気が入っていかない理由として、空気入れとバルブがうまく装着されていないということが考えられます。ポンプを動かしているのにシューシューと音が抜けるだけならば、もう一度確認し直してみましょう。また、空気が入っても数時間や1日でしぼんでしまうというような場合、パンクが考えられます。タイヤを大きなたらいにつけ押してみて、穴の出る箇所がないか見て下さい。それでも不明であれば自転車屋へ持ち込み、プロの目で見てもらいましょう。
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自転車の空気が漏れやすい環境というのもあるので、駐輪場所は重要です。自転車を置いている場所が日当たりのいいところであったり、保管場所の寒暖差が大きいところであると空気は減りやすくなります。
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転ばぬ先の杖で、パンクを予防する方法は取ることができます。例えばバルブ内部に薄い膜を作って空気漏れを防止するタイヤ密封剤を使用したり、バルブ内部のチューブを保護するための帯を貼ることで、チューブを先端の鋭いものから保護するタイヤライナーを貼る、などがその方法です。トレッド素材や繊維層が多いアラミド繊維を使用した耐パンクタイヤを装着しておくのもよい対策でしょう。
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蟻の穴から堤も崩れるのことわざ通り、ほんの小さな部品である虫ゴムやタイヤの小さな穴の問題から、お気に入りの自転車も使用不可な状態になってしまうこともあるわけです。毎日のように使うものであれば尚更、日頃から手をかけてあげましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.pinterest.fr/