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洗濯機を防水パンなしで設置するのはアリ?賃貸・マンションの場合を徹底解説!

2024.02.25

賃貸マンション等では洗濯機下の防水パンの設置は常識になっていますが、戸建て住宅では設置されないことも増えてきました。ところで、この防水パンは何のために置かれるのでしょうか。洗濯機の防水パンの必要性と、賃貸マンションでの防水パンの設置法について解説します。

  1. 洗濯機の防水パンとは?
  2. 「防水パン」はなんのために必要なの?
  3. 賃貸マンションでは洗濯機下に防水パンがないのはダメ!
  4. 賃貸マンションでの洗濯機と防水パンの設置法
  5. おすすめの防水パンは四隅が高くなっているタイプ
  6. 洗濯機下に防水パンがないのなら設置しよう!
「防水パン」とは、洗濯機の下に敷かれる板のことで、プラスチック製が主流です。結露や水漏れを防ぐために設置されます。洗濯機置き場にこの「防水パン」を見たこともある方も多いのではないでしょうか。
別称「洗濯パン」や「洗濯機パン」とも呼ばれて、2階以上のマンションやアパートには設置されることが義務化されているわけではありませんが、常識となっています。その一方で、新しい戸建て住宅では「防水パン」を設置されていないことも多くなってきています。
設置されたりされていなかったりする「防水パン」ですが、なぜ「防水パン」がおかれるようになったのか、その必要性や目的について整理してみましょう。

ないと困る!防水パンの役割:結露防止

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引用: https://pixabay.com/ja/web-%E6%B0%B4%E3%81%AE%E6%BB%B4-%E7%B5%90%E9%9C%B2-%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD-%E8%87%AA%E7%84%B6-1842124/
「防水パン」にはいくつか役割があるのですが、その中で大切なのが結露を防ぐことです。最近の洗濯機は機能が格段に向上し、その洗濯機そのものも安全に製造されるようになったため、結露はしにくくなりました。しかし、まったく回避されるようになったとは言い切れず、洗濯機の内部や底部に使われる金属製の部品が結露を起こすことがあります。また排水ホースなどは今でも結露しやすいこともあり、その結露による水、結露水が洗濯機からこぼれることがあります。それを受け止めるのが、「防水パン」の役割です。

ないと困る!防水パンの役割:床が傷みにくい

もしも結露が起きるとどうなるのでしょうか。結露水を受け止める「防水パン」がないために、床板に直接滴るようになり、床板が傷んでしまいます。このように洗濯機下の床が傷むのを防ぐのも、「防水パン」の役割です。

ないと困る!防水パンの役割:水漏れ防止

引用: https://2.bp.blogspot.com/-u5SWMVbauq0/VZt5IXK5VxI/AAAAAAAAuz8/_YSKsp3AHMc/s500/jiko_mizumore.png
洗濯機下の床板は、結露によって傷むことだけが問題ではありません。もしも水漏れなどが起きた場合には、床板が傷むだけではなく、階下まで水が漏れてしまうかもしれません。そうなれば近隣の住人にも迷惑がかかることになり、大きな被害が生まれます。水漏れによる被害を最小限に食い止めるために、「防水パン」は設置されています。

ないと困る!防水パンの役割:騒音防止

引用: https://images.unsplash.com/photo-1526662092594-e98c1e356d6a?ixlib=rb-0.3.5&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=400&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjE1ODB9&s=385b80e366c7e5dd7ed98568b364192c
「防水パン」は水被害の防止をするだけではなくて、騒音問題も解消してくれます。昨今人気のドラム式の洗濯機は使いやすいときれいなデザインで注目を集めていますが、振動による騒音が出ることドラム式の洗濯機もあるようです。「防水パン」にはそんな騒音を軽減させる役割もあります。
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洗濯機の性能が上がり水漏れしにくくなったので、新築戸建て物件には「防水パン」がないこともあるようですが、賃貸マンションの2階以上の物件では、まだ「防水パン」を設置することが普通です。洗濯機の水漏れによる被害を防ぐ役割がありますから、「防水パン」の設置が大切なのです。
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賃貸物件ならば、入居した段階で「防水パン」が設置されていることが多いはずですが、もしも「防水パン」が設置されていなかったり、また新しいものに取り換えたい場合は、最も簡単といえるのが業者に依頼することでしょう。ですが、費用や時間がかかりますので、自分で取り付けてみるのはいかかでしょうか。購入の際、正しいサイズを見つけられさえすれば、設置そのものはそれほど難しいことではありません。
これから「防水パン」の設置法について説明します。

防水パンの設置法:条件

最初に、「防水パン」を設置するために必要な条件として、洗濯機を動かせることと、排水口用のホースを処理するための知識があることです。決して難しいことではないのですが、排水口用のホースの処理などに慣れていないと、戸惑ってしまい、時間も思った以上にかかってしまいます。そのようなことがならないために、事前にこれらの条件はクリアしておきましょう。

防水パンの設置法:適切な防水パンを購入

洗濯機のサイズ、そして防水パンを置くスペースの広さが分かれば、「防水パン」は大型のホームセンターなどで購入できます。また排水口の位置もチェック要因で、もしも洗濯機本体の真下に排水口がある場合には、「本体かさ上げ振動吸収台」のような別部材の購入も必要になるでしょう。

防水パンの設置法:防水パンの設置

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それでは「防水パン」の設置法ですが、「防水パン」の設置は基本的にはただ置くだけです。それ以上何か作業をする必要はありません。むしろその上に洗濯機を置いてから排水ホースを処理するのが、面倒だと思われることもあるかもしれません。しかしそれさえできれば、設置は完了です。
従来では、平らな「防水パン」が主流でしたが、おすすめの「防水パン」は四隅が高くなっているタイプです。四隅が高くなっていることで、その上に洗濯機を設置すると、洗濯機下に空間ができて、排水口周りや内部の掃除が楽にできます。特にドラム式の洗濯機にはおすすめで、騒音を防止するための「防振ゴム」を「防水パン」下に取り付けると騒音も減らすことができるので、お試しいただきたい商品です。
引用: https://cdn.pixabay.com/photo/2018/05/13/09/23/white-3395699__340.jpg
洗濯機下に設置する「防水パン」は水漏れ防止などの役割も多いので設置することをおすすめします。ほこりがたまりやすい洗濯機周りの掃除にも助かりますし、あって損のない「防水パン」です。自分で設置するのもそれほど作業の手間がかかるわけではありませんし、近隣住民に迷惑をかけないようにするためにもぜひ取り付けていただきたい「防水パン」です。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/75/75fa38083176ed52b44ff7d3cf28483f_t.jpeg