~はじめに~ 大学生こそ映画を見よう!
働き出してからだと、いそがしくて映画を見る時間も減りそうだから、今のうちに面白い映画を見ておきたい!という大学生は多いかと思います。
そこで、大学生にこそおすすめしたい映画を邦画/洋画交えて7つ集めました。あまり恋愛要素がないものをピックアップしましたが、1人でゆったり見るのにも、おうちデートで見るのにもおすすめなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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大学生におすすめの映画(1)ニュー・シネマ・パラダイス
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あらすじ
イタリア・シチリアの村の映画館に通いつめる、大の映画好きの少年トト。映写技師のアルフレードと心を通わせるうちに、ますます映画に魅了されていく。映画監督として活躍するようになったトトのもとに、アルフレードの訃報が届き……。
見どころ
映写技師のおじさん・アルフレードと彼を慕う主人公の男の子・トトの、父親と子どものようであったり、友達でもあったりする関係性が素敵。
やがて青年になったトトが映画撮影に興味を持ち、初めて恋愛をして、旅立っていく姿にまず泣いて、ラストシーンのアルフレードが最後に残した贈り物を見るシーンで、また泣かされてしまいます。
音楽がシチリアの町並みに合っていて、音楽を聴いているだけでも懐かしい気分になります。おうちデートで見たら、感想をあれこれ恋人と語りたくなるはず。
大学生におすすめの映画(2)ライフ・イズ・ビューティフル
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あらすじ
第二次世界大戦が始まる直前の1939年。ユダヤ系イタリア人のグイドは、教師のドーラに恋をして、可愛い息子も生まれる。しかし、幸せな日々を送る彼らのもとに、強制収容所への収監命令が下り……。
見どころ
ユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)を扱った映画の中でも、特におすすめの作品。前半のイタリア人っぽい笑いがあふれる恋愛シーンとは一転、後半はナチスによる強制収容所が舞台に。
映画のいたるところに「ありえなさ」が詰まっていて、ホロコーストの悲惨さを伝えるにはコメディすぎるという意見もありますが、要所要所にユーモアを入れることで、どんな絶望や悲惨さの中にあっても前向きで心を強く持とうとする主人公・グイドの人柄が際立っています。
大学生におすすめの映画(3)シカゴ
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あらすじ
1920年代のシカゴ。キャバレーのスターを夢見るロキシーは、ショーに売り込むという約束を守らなかった不倫相手と諍いを起こし、彼を撃ち殺してしまう。逮捕されたロキシーは、不倫した夫と妹を殺した罪で収監されていた歌手ヴェルマが、敏腕弁護士のビリーの働きで、一躍スターになっているのを目にする。ロキシーも彼女に倣い、世間の注目を浴びるためにビリーを雇うが……。
見どころ
登場人物全員が、はっきり言ってロクでなしばかりのミュージカル映画。
主人公たちの「有名になれれば何でもアリ」の姿勢が逆にすがすがしくて、見終わった後はなぜかスッキリ。ただし、まるっきり「何でもアリ」に終始しているのではなく、犯罪につきまとう被害者/加害者の両方への理不尽さもさらっと描かれているのが、名作たるゆえんかもしれません。
ミュージカルなので登場人物たちがいきなり歌い出すのに違和感がある人もいるかもしれませんが、劇中の歌はどれも名曲。それらを聞いているだけでも楽しめると思います。
大学生におすすめの映画(4)ゾルタン★星人
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あらすじ
目を覚ますと、なぜか前夜の記憶がないジェシーとチェスター。愛車と記憶を探しに出かけた2人だが、その途中で美女に迫られ、脅迫されたと思えば、なぜか謎のセクシーなエイリアンに追われるはめに……。
見どころ
時間のあるときに見ないと、見終わった後に「時間を返せ!」とい言いたくなるような、超おバカな映画。
アメリカンジョークが好きな人は、畳みかけるようなくだらないギャグ&ちょっとだけセクシーな展開に最後まで笑わされるので、気軽なおうちデートで見るにもぴったりです。
恋愛も、教訓も、泣けるような感動もなく、ただおバカすぎる笑いが詰まった愛すべき作品です。
大学生におすすめの映画(5)ブレイブハート
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あらすじ
13世紀末のスコットランド。イングランド人に家族を皆殺しにされたウィリアム・ウォレスは、イングランドに復讐を決意して反抗軍を組織する。スコットランドの民衆の支持もあり、抵抗運動は熱を帯びてくるが……。
見どころ
180分もある大作ですが、時間を取って見る価値のある歴史映画。
最初は主人公・ウォレスと妻との恋愛がじっくり描かれ、その後、中盤の山場となる合戦シーンへ。騎馬隊を長槍で迎え撃つシーンなどは、中世の戦闘シーンが好きな人も必見です。史実とは違うエピソードも交えて描かれますが、最後まで主人公がスコットランドの自由と解放を求め続ける姿に感動するはず。
スコットランドの伝統的な楽器、バグパイプによるテーマ曲も素敵です。
大学生におすすめの映画(6)万引き家族
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あらすじ
万引きでひと稼ぎした治と息子の祥太は、その帰り道に、虐待を受けている女の子じゅりを家に連れて帰る。犯罪で生計を立ててその日暮らしをする一家は、じゅりを迎えて一見幸せそうな暮らしを始めるが……。
見どころ
2018年・第71回カンヌ国際映画祭で、邦画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる、最高賞のパルムドールを受賞した映画。
家主の年金では足りない生活費を万引きで稼いでいる一家の姿を描いた、邦画のヒューマンドラマです。
とにかく、映画の画面ではこれでもかというほど「汚さ」が強調されており、軽犯罪を重ねる姿をはじめ、一家が住んでいる平屋も不潔で汚ければ、食べ方も汚く、げっぷや性行為なども見苦しいほど。そのため「日本の恥を世界にさらしている」という意見もありますが、現実の日本社会に存在している「見たくないもの」を直視して問題提起している名作です。
大学生におすすめの映画(7)スクール・オブ・ロック
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あらすじ
自身のバンドをクビにされ、さらにルームメイトのネッドからも追い出されたロクでなしロックンローラー・デューイ。名門小学校で代用教員をしているネッドになりすまして、子ども達に授業をするが……。
見どころ
自分のロックバンドもクビになったロクでなし主人公・デューイが、生徒たちと一緒に成長していく姿に、ウルッとなる映画。
ハチャメチャなのに憎めない主人公は、「こち亀」の両さんを彷彿とさせます……。一般的な「良い人」ではないですが、こういう自分の好きなことに一生懸命で、そのためにバカなこともする人は、結局、子どもにも大人にも愛されますよね。
とにかくデューイを演じるジャック・ブラックがハマり役で、最後のエンドロールまで楽しめます。
~まとめ~ 大学生のうちに名作映画を楽しもう
邦画/洋画を問わず、大学生におすすめの映画を、主にヒューマンドラマ系を中心にしてピックアップしました。
おうちデートや1人でじっくり鑑賞したいときに、ぜひ見てみてくださいね。