ヴァイオリンの持ち方
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ヴァイオリンを始めたい人が気になるのは、どんなヴァイオリンを選ぶか、どんな曲を演奏しようかということではないでしょうか? けれども、ヴァイオリンの正しい持ち方も非常に重要です。
持ち方に変なくせをつけると矯正するのが大変です。しっかりと正しい持ち方を身に付けて、楽しくヴァイオリンを演奏しましょう。
ヴァイオリンの持ち方①基本の構え
①両足を肩幅に広げ、背筋をまっすぐにして姿勢をよく立つ
②左肩にヴァイオリンをのせる
③ヴァイオリンは床に平行に構える
④あご当てにあごをしっかり乗せる。頭の重さと左手で支える。
引用: http://www.violin-p.com/clm/image/violin5.gif
⑤脇を開き、左手でヴァイオリンのネックをしっかり持つ(慣れなううちは、ヴァイオリンのボディを持って練習しても良い)
⑥鏡を使って正面からチェックする。腰が引けていないか、首が曲がっていないかを確認し、正しい姿勢に矯正する。
ヴァイオリンの持ち方②弓の持ち方
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弓の持ち方しだいで、音がきれいに奏でられるが決まります。力を入れて持つと腕に負担がかかり、音にも悪影響があります。正しい持ち方を習得し、都度、持ち方のくせを矯正します。
①親指と弓が90度になるように持つ
②力を入れず、弓はやわらかく持つ
ヴァイオリンの持ち方③左手
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ヴァイオリンは左手で支えます。厳密には、あごと左手で支えるのですが、基本は左手で支えていると思ってください。親指と人差指の付け根で支えます。
左手の親指を外して他の指で押さえてみると、力が入りません。
弦をしっかり押さえるためには、親指がとても重要な役割を果たします。
引用: https://バイオリン上達.com/img/hidarioyayubi2.jpg
ヴァイオリンの持ち方④親指
親指に力が入ると、他の指まで力が入ってしまうので、親指は自然に持ちましょう。反らさないのがポイントです。
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ヴァイオリンの持ち方⑤小指
小指は弱いので、少し鍛えるくらで良いでしょう。音階の練習で、地道に小指の確認をしながら動かします。小指だけではなく、左手全体を鍛えれば、小指を痛めることもありません。
小指は寝やすい指のんで、必ず立てて押さえるのがポイントです。特に第一関節が寝てしまうことが多いので、練習する時に小指が寝ないか確認しましょう。第二関節は、第一関節より高くなるように意識します。どちらも良く曲がっているベストです。
引用: https://バイオリン上達.com/img/hidarikoyubi1.jpg
小指は薬指がサポートします。小指を押さえている時は、薬指一緒に押さえます。
引用: https://バイオリン上達.com/img/hidarikoyubi4.jpg
ヴァイオリンの持ち方【基本動画】
ヴァイオリンの構え方、持ち方、立ち方が分かりやすくまとまった動画です。また、ヴァイオリンを弾くときの服装、エクセサイズまで学べます。
ヴァイオリンの種類⑥違いと特徴
引用: http://www.eys-musicschool.com/media/wp-content/uploads/2017/07/string-e1499995223357.jpeg
音楽の習いごと中でも、人気が高いのはヴァイオリンです。ヴァイオリンと似ている形の弦楽器は、ヴィオラ、チェロ、コントラバスがあります。この4種類違いをご紹介します。
ヴァイオリン
ヴァイオリンは、4種類の中で最も小さく、最も高い音域を出す楽器です。全長は約60cm、胴部の長さはおよそ35cm、重量は300~600gほどです。オーケストラなど、主にクラシックの場面で活躍します。
ヴィオラ
ヴィオラは全体の長さがヴァイオリンよりも10cmほど長く、一回り大きいです。ヴァイオリンよりも音域がやや低く、他の楽器を引き立てる役割があります。聴き心地の良い音色です。
チェロ
チェロは、低い音を出すために全体的に大きく、厚みがあります。全体は約120cm、重量は3.5kgほど。エンドピンと呼ばれる棒を床に立てて演奏します。弓が短いのが特徴です。
コントラバス
ヴァイオリンを大きくしたようなコントラバスは、全長約170~200cm程と、4種類の中で最も長いのが特徴です。立って演奏する場合が多いですが、高めの椅子を使うこともあります。重さは10~15kgほどです。
ヴァイオリンの持ち方【まとめ】
引用: https://www.miyajimusic.com/school/course/img/list/adult/02-28.jpg?0
きれいな音色、演奏する姿の美しさで人気のヴァイオリンの持ち方をご紹介しました。
ヴァイオリンと同じような形に、ヴィオラ・チェロ・コントラバスがあり、この4種類はオーケストラでもおなじみですよね。
楽器の演奏は最初の基本が大切です。持ち方に変なくせをつけず、正しい持ち方をマスターすれば、あとから矯正に時間をかけることもありません。
楽器演奏は、心まで豊かにします。ぜひ、チェレンジしてみてください♪