ホルモンの種類はいくつある?
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プリプリでジューシーな味わいが魅力のホルモンは、焼肉の部位として定番ですが、ホルモンと言っても定番だけでなく、多くの種類がありますが、どのくらいの種類があるのかを知っていますか?牛と豚の定番から通好みの珍しいものまで、ホルモンの酒類をまとめてご紹介します。
ホルモンの種類①:タン
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まずご紹介するホルモンの種類は、「タン」です。焼肉の部位の中でも人気が高くポピュラーなタンは、ホルモンの中でも脂肪が比較的多めで、ほどよい歯ごたえとしっかりとした肉感が感じられる、定番の部位になります。
歯ごたえが楽しめる定番の部位
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牛のタンは1頭に1㎏以上もある大きな部位で、表面をトリミングした部位になり、タンの中でも場所によってタン先、タン中、タンサガリ、タン元の4つに分けられます。食感は適度な歯ごたえの中にも柔らかさがあり、焼肉の定番部位です。また、牛のタンだけでなく、リーズナブルな豚タンもあります。
ホルモンの種類②:ハラミ
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「ハラミ」です。焼肉のメニューとしても人気の高いハラミは、見た目が赤身肉のようなことから、ホルモンとして認識している人は少ないですが、ハラミは牛の背中側の横隔膜の肺を支える部分であり、別名カクマクとも呼ばれるホルモンです。
旨みを感じやすい部位
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ハラミは内臓肉の中では比較的柔らかい肉質で、噛めば噛むほど肉の旨みが感じられます。適度にサシがはいっていますが、控えめなためアッサリとして食べやすく、カルビなどと比べて高タンパクで低カロリーなのでダイエット中の人にもおすすめのホルモンです。
ホルモンの種類③:カシラ
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「カシラ」です。豚や鶏の串焼きに多く使われる部位で、焼肉ではあまり聞き馴染みのない方が多い部位ですが、牛のこめかみや頬の部分にあたるホルモンになります。
脂の乗った柔らかい部位
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牛のカシラは名前の通りこめかみ部分を意味していますが、焼肉店で提供されるカシラは牛の頬の部分が多く、全身でもよく動かされる部位のため、筋肉質で締まっていますが、脂肪分が多く適度な柔らかさも併せ持ち、噛めば噛むほど旨みが感じられる部位です。
ホルモンの種類④:ハツ
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「ハツ」です。焼き鳥などでもポピュラーな部位である、ハツは牛の心臓のことをいい、内臓肉にも関わらず臭みや脂身が非常に少なく食べやすい部位です。
食感が楽しく食べやすい部位
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ハツはレバーのような見た目をしていますが、繊細な繊維質という特徴があるため、食感はコリコリとしています。焼肉でも美味しくいただますが、鮮度の高いものはお刺身としても食べられる珍しい部位です。貧血予防などに効果的とされている栄養素の、ビタミンB12が豊富に含まれています。
ホルモンの種類⑤:レバー
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「レバー」です。レバーは牛の肝臓を意味しており、見た目は心臓のハツとよく似ていますが、ハツは繊維質でコリコリとした食感が特徴的なのに対して、レバーはふんわりとした柔らかい食感が特徴的です。
濃厚で栄養豊富な部位
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牛レバーは独特な風味と他の種類のホルモンにはない、濃厚な味わいが感じられ、弾力のあるふんわりとした食感が魅力的です。レバーは他の種類にない食感だけでなく、葉酸や鉄分といった栄養素が豊富に含まれており、貧血予防など女性に嬉しい成分が多い食材です。
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ホルモンの種類⑥:ミノ・ハチノス・センマイ・ギアラ
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「ミノ・ハチノス・センマイ・ギアラ」です。人間や豚には胃は1つありますが、牛には胃が4つあり、こちらの4種類のホルモンは、豚にはなく牛に存在する、第一から第四の胃となり、それぞれの胃は食感や味わいが異なっています。
牛の4つの胃袋
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豚にはなく牛に存在する胃は、第一胃が淡泊な味わいで弾力のあるミノ、第二胃が柔らかい食感と蜂の巣のような六角形の見た目が特徴のハチノス、第三胃が色が黒くコリコリとした独特な食感のあるヘルシーなセンマイ、第四胃がほんのり赤みを帯びてジューシーさから通も好むギアラです。
ホルモンの種類⑦:ハツモト
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「ハツモト」です。ハツモトは心臓の近くにある大動脈のことをいい、牛一頭から少量しか取れない珍しい部位です。お店ではイカのような長方形の形で、切れ目が入った状態で提供されることが多い部位になります。
コリコリとした柔らかい部位
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心臓近くの大動脈であるハツモトは、見た目から硬そうな印象に感じられますが、噛み切れる程度の歯切れの良い硬さで、比較的淡泊な味わいのため、焼肉のタレを使って食べるだけでなく、レモンや塩ダレとの相性も抜群でおすすめです。
ホルモンの種類⑧:サガリ
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「サガリ」です。牛の肋骨面の厚い横隔膜のことをサガリといい、ステーキやタタキとして使われるなど、肉として認識されることが多いですが、内臓肉に該当するためホルモンになります。
低カロリーのさっぱりとした部位
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赤身肉のような見た目をしているホルモンのサガリは、一頭から少量しか取れない希少な部位で、同じく横隔膜の近くにあるハラミよりも、脂は少なくソフトな肉質でカロリーが低い部位のホルモンです。
ホルモンの種類⑨:コブクロ
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「コブクロ」です。牛にも豚にもあるホルモンの、コブクロは子宮の部分にあたり、薄いピンク色の見た目をしており、少しグロテスクな色合いと内臓肉の典型的な見た目のため、慣れていない方は避けがちですが、通からは好まれる部位です。
クセの少ない部位
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コブクロは見た目こそ、若干グロテスクで美味しそうな見た目ではありませんが、焼くことで少し食感は柔らかくなり、歯切れの良い食感とクセの少ない味わいは、通に好まれていますが、食べやすい部位のため初心者にもおすすめです。
ホルモンの種類⑩:マルチョウ・シマチョウ・テッポウ
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続いてご紹介するホルモンの種類は、「マルチョウ・シマチョウ・テッポウ」です。こちらの3種類のホルモンは、牛の小腸、大腸、直腸のことをいい、一見違いはなく同じように感じますが、食感や脂の量、味わいなどが全く違います。このホルモン3種類は焼肉屋さんでは定番のホルモンです。
腸の部位
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まずマルチョウは、ソフトな食感で脂が多い部位になり、ぶつ切りされコロッとした見た目と甘みの感じられる、脂のジューシーさが魅力です。シマチョウは牛の大腸のことをいい、多くのお店のホルモンにはシマチョウが使われています。外側には特徴的な縞模様があり、心地の良い歯ごたえとくど過ぎない脂が魅力的なホルモンです。
テッポウは名前を聞くだけでは、形や味が想像しにくいですが、見た目は縞模様が入りシマチョウに若干似ており、肉厚で噛みごたえのある食感と、脂は少ないながらコクのある味わいが楽しめる種類になります。
まとめ
ホルモンの種類はいくつある?というで、焼肉で食べられるホルモンの定番から通好みまで総まとめでご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。日本の焼肉で食べられるホルモンは、牛、豚それぞれ約20種類ほどになります。定番からあまり目にかかれない種類まであり、味や食感の違いが楽しめます。ご紹介した情報が皆さんの参考になれば幸いです。