ペリカンのブルーブラックインクとは
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万年筆を使っていく上で最も重要になってくるのがインクではないでしょうか。そして、そのインクの王道カラーと言えばブルーブラックカラーです。様々なブランドが万年筆のブルーブラックのインクを出していますが、当然万年筆ブランドであるペリカンもブルーブラックのインクは出しています。
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同じブルーブラックのインクであっても、耐水性やインクフローなどで異なる部分が多くあります。そこで今回は、万年筆ブランドの一つペリカンのブルーブラックのインクの耐水性や、インクフローについての紹介と、近年増えてきた万年筆カラーの中でもブルーブラックよりも薄い色の紹介をしていきたいと思います。
ペリカンのブルーブラックの耐水性とは
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次はペリカンのブルーブラックの耐水性について紹介していきたいと思います。現在万年筆自体を使う人が減ってしまい、久しぶりに使おうとしてインクが固まってしまっている人が多くなってきています。ですので各メーカーは、水生のインクを中心にしているのが現状です。ですが、ペリカンでは特徴的な定着をする古典ブルーブラックを中心に販売しています。
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そして、そのペリカンのブルーブラックの耐水性ですが、下の写真は30秒水に漬けた状態です。見てもらえればわかるように若干滲んではいますが基本的には文字ははっきりと見ることができます。このようにペリカンの古典ブルーブラックは、鉄イオンの酸化反応を利用した塗料のため、水性塗料とは違って耐水性に優れたインクと言えます。
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ペリカンのブルーブラックのインクフローとは
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次にペリカンのブルーブラックのインクフローについて紹介していきたいと思います。まずインクフローとは簡単に説明すると、インクフローが良いと早く書いた時でもインクがしっかりとついてくれることで、筆記スピードに応じてインクが適切に流量してくれる状態のことを言います。では、ペリカンのブルーブラックのインクフローはどうなのかというと、下の表を見てもらえるとわかると思いますが、ペリカンのブルーブラックは他のブランドと比べて粘度が低いのがわかります。これはインクフローが良く筆記したあとに乾きやすいことを表しています。これらのことからもペリカンのインクブローは、良いと判断していいと思います。
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ペリカンのブルーブラックより薄い色
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最後にペリカンのインクの中でもブルーブラックよりも薄い色の紹介をしていきたいと思います。ブルーブラックは、最初はブルーになりますが乾くとほとんど黒に近い色になっていきます。ブルーブラックよりも薄い色が好みであれば、ターコイズは発色もよくブルーに近い色になりますので、薄い色が好みの人にはいいかもしれません。
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ブルーブラックは暗すぎるし、ターコイズは明るすぎるのであればブルーがおすすめです。ブルーは明るすぎず落ち着いたカラーになりますので実用性も高いカラーになっています。
まとめ
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いかがでしたでしょうか。今回は万年筆ブランドであるペリカンのインクのブルーブラックについて、耐水性やインクフローについて紹介してきました。また、ペリカンのブルーブラックよりも薄い色も数種類紹介してきました。近年万年筆を使う人も少なり、万年筆を使っている人の中でも使いやすさから水性のインクを使う人が増えてきています。ですが、ペリカンのブルーブラックのように昔から親しまれてきたものには、独特の雰囲気があり高級感もあります。そこで今回の記事を参考にしていただき、改めて万年筆の良さや古典ブルーブラックの良さをわかっていただければ幸いです。