夏休みの新聞課題は難しくない!
近年夏休みに新聞課題を出す小学校や中学校が増えています。これは新聞を学びのきっかけにする教育方針が影響しており、子供が新聞を読む機会を増やそうとする狙いがあるそうです。
子供だけでなく保護者も頭を抱える夏休みの新聞課題は、難しい・時間が掛かるというイメージがあります。これは新聞を読む習慣が少ないために、新聞を作るイメージができないためです。
写真を探してたら中1のときの夏休みの宿題(たぶん歴史新聞を書こう!てやつ)画像が出てきたんだけど、下書きは大事だという教訓を伝えてくれます pic.twitter.com/lpREsWfPJ6
— 西田藍 (@iCharlotteblue) July 31, 2018
夏休みの新聞課題は見出しのつけ方や記事の書き方など、ちょっとしたポイントを押さえるだけであっという間に仕上げることができます。普段あまり新聞を見る機会が少ない子供でも、簡単に夏休みの新聞課題に強くなるポイントを解説します。
夏休みの新聞課題に強くなるポイントは4つ!
1-目玉記事を決める
夏休みの新聞課題では、まず目玉となる記事の内容を決めます。まずは自分が興味のあること、気になっていること、調べてみたいことなどを書きだし、その中から一番ボリュームのある文章が書ける記事を選びましょう。
目玉記事は新聞の中心になるので、多くの人が関心を持てる内容を選びましょう。そのとき話題になっているニュースや学校で注目されていること、自分が一番力を入れて訴えたいことを選ぶと記事も書きやすくなります。無理して難しい内容を選ぶ必要はありませんので、自分の興味を優先してください。
2-見出しはシンプルにまとめる
記事にはそれぞれ見出しをつけなければなりません。見出しは記事を要約したもので、ぱっと新聞を見た人が記事を読んでみたいを思える内容にします。そのため簡単な言葉でシンプルに伝えられる見出しを考えましょう。
コミケで東京着いた日に、ダイバーシティでユニコーンG見て、ガンダムベースで限定プラを買いまくった娘(8歳)の夏休みの宿題新聞。「ふみつぶされたらひとたまりもありません」 pic.twitter.com/saRhRdVova
— さぁまる・へっど (@thermalheadtorg) August 19, 2018
見出しの簡単なつけ方は記事の中から重要なキーワードを抜き出し、それを元に見出しを組み立てていきます。また見出しは長い文章にすると読みにくいので、コンパクトにまとめます。疑問形にする方法も効果的ですが、新聞の中にある見出しが全て疑問形にならないようバランスを考えましょう。
3-記事は段落を考える
記事の書き方が一番難しいように思えますが、段落を考えてから書き始めると読みやすい文章に仕上がります。まず段落の最初は、なぜこの記事を取り上げることになったのかきっかけや疑問点をまとめます。次の段落では調べた結果や記事の詳細、最後の段落で結果や感想をまとめてください。
夏休みの新聞は日記ではありませんので、自分の感想や思ったことばかりを書いてはいけません。感想は最後の段落に短くまとめる程度に留め、編集後記で意見を述べるようにしましょう。
記事は誰が読んでもわかる文章の書き方を意識しましょう。文章にはできるだけ主語をつけ、ですます口調でまとめてください。
4-文字はフォントを意識して書く
夏休みの新聞課題は、全体の見栄えも評価の対象となります。文字はできるだけ見やすい書き方にする必要があるので、フォントをイメージして書いていきましょう。
すみません、上げ直しました。
— ファミーリエ (@familie_kaiduka) July 30, 2017
お客様の小学3年生女子による夏休みの宿題「ボードゲーム新聞」が完成しましたのでお披露目します。
もう、素晴らしい!!としか言えない! pic.twitter.com/AedVsgVkFv
見出しなど新聞でも目立たせたい部分は、太字で目につくフォントを取り入れます。もしパソコンが使えるのであれば、フォントを印刷したものを書き方の参考にしましょう。小学校低学年でパソコンが使えないときは、保護者がサポートしてあげてください。
ワンランク上の新聞課題を目指そう!
夏休みの新聞課題は、子供に新聞を読んでもらうきっかけ作りにもなります。自宅で新聞を取っていない家庭は、一度図書館で子供に新聞を見てもらいましょう。子供が手掛ける夏休みの新聞課題は時事ネタを豊富に盛り込むことを意識せず、子供が楽しんで取り組める内容を選んでくださいね。