【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】大震災時期にトンボ事件発生
事件発生は2011年3月に発生しました。2011年3月と言えば、11日に東日本大震災が発生しました。東北を襲った大震災によって多くの人の命が失われました。災害後の被害も大きく、多くの被災者が住む場所を無くし、8年以上経った今でも復興作業が行われている地域があります。
そんな大震災が発生した時にトンボ事件が発生しました、今回はそのトンボ事件の概要を紹介すると共にその後、問題となった佐藤佳弘はどうなったのかについて紹介致します。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】トンボ鉛筆とは?
トンボ鉛筆とは文房具会社です。1913年に創業され、創業してから100年も超えるほどの老舗です。日本国内の鉛筆はトンボ鉛筆と三菱鉛筆が9割のシェアをしているほどの大企業です。鉛筆以外にも多くの文房具を販売しており、消しゴム、スティックのり、修正テープなどをシェアしています。トンボ鉛筆の中で、特に有名な商品は「MOMO」という消しゴムです。MOMOをご存知の方は非常に多いのではないでしょうか。
1967年に市販と売り出されてから一気に有名になり、トンボ鉛筆の中で最もヒットした商品です。そんな大企業が2011年3月11日にどんな問題を起こしたのか?それは、就職活動真っ盛りの時期に発生しました。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】大震災直後に送ったメール
大手文房具会社のトンボ鉛筆は2011年3月11日の大震災の時期に人事を担当している佐藤佳弘さんによって発生しました。震災後に人事の佐藤佳弘さんは就活生に向けてメールを送りました。
そのメール内容は東日本大震災が発生したことで、帰宅困難者など東京でも被害が出たことについて触れたりと、就活生を気を使うような内容のメールでした。内容については全く問題ないように思えますが、このメールが震災直後のタイミングという電波が繋がりにくいという状態で、このメールをわざわざ送る必要があったのかという事で話題になりました。
しかし、この佐藤佳弘さんの対応は就活生に対して気をつかった行動にようにも捉える事が出来ます。タイミングが悪かったにしろ、このメールを送ったのはトンボ鉛筆のイメージを良く見せる行動だったのかもしれません。
このメールだけならここまで大きな問題にはなりませんが、その後、佐藤佳弘さんが送ったメールの内容が問題となり「トンボ事件」と言われるようになってしまいました。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】再度メールを送り炎上
大震災直後に就活生に対して送ったメールの二日後に佐藤佳弘さんは再び就活生に向けて連絡を送りました。その内容は就活生に全く配慮のない内容でした。
再度送られたメールには履歴書とエントリーシートも一緒に送られており、内容は震災直後の就活生にとってとても厳しい内容でした。履歴書とエントリーシートを3月15日までにトンボ鉛筆宛に送るような指示がされている内容で、「指示通りに作業を行うのが難しい場合は…」と綴られ、その先はいう必要ばありませんよね。と指示通りに行動が出来なかった場合はその時点で選考外になるという若干圧力がかかった内容でした。
震災発生で家族とも連絡を取る事が出来ない方も多くいて、就活生の中には地方の学生も多くいました。そんな中で、現実を突きつける内容のメールを送ったことでトンボ鉛筆は大炎上することになりました。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】SNSで大炎上!
トンボ鉛筆の佐藤佳弘さんが送ったメールは一気にSNSに拡散され、弱い立場にいる就活生に対する企業のパワハラだという意見や、震災の被害に遭った方達への侮辱行為だと就活生以外からもバッシングを受けました。佐藤佳弘さんが最初に送ったメールはあくまでも就活生や被災者への配慮をした程の内容で、実際は選考や説明会の内容がトンボ鉛筆の真意と捉えられてしまいました。
大企業の就職活動ですので、事前に計画していた予定が大きくずれることで大きな損失に発展し兼ねない事実はわかりますが、予期せぬ震災が発生したのは就活生も同じです。一方的に自分たちの都合通りに問題を進めたことでトンボ鉛筆は大炎上することになりました。これが東日本大震災の影で大きな問題となった「トンボ事件」です。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】長尾弘司の登場
トンボ鉛筆が大炎上してしまったことで、多くのバッシングがトンボ鉛筆に集まりました。その火消しに動いたトンボ鉛筆の総務部に在籍しているゼネラルマネージャーの長尾弘司さんの登場で一気にトンボ鉛筆の炎上問題は解決されることになりました。まず、長尾弘司さんはトンボ鉛筆の公式ホームページで謝罪を述べ、今後の対応を以下のようにしていくと発表しました。
3月13日付 件名「トンボ鉛筆選考専用履歴書・エントリー送付」に関するお詫び。日頃から弊社へ格別のご理解を賜りまして深く御礼申し上げます。さて、平成23年3月13日付で、弊社人事グループ担当社員より発信しました弊社採用活動に関する文書の中に、不適切かつ配慮に欠く表現が多々ありましたことを深くお詫び申し上げます。先ず、東日本大震災発生の2日後に、罹災した地域への配慮を欠いたかたちで書類選考用紙等をメールし、締切を15日消印有効としたことは言語道断であります。また、随所に平等を欠く表現もありました。さらに、弊社担当者の立場上の驕り昂ぶりが現れた言葉遣いが随所にあり、重ね重ねお詫び申し上げます。早速、公に発信する文書の事前社内校閲ルールを設置し、再発を防止してまいりますと同時に、当該担当者を厳しく指導しました。改めてこの度、不適切かつ配慮に欠く文書を発行しましたことを深くお詫び申し上げます。平成23年3月14日 トンボ鉛筆 総務部ゼネラルマネージャー 長尾弘司
この謝罪文をし、トンボ鉛筆への就職を考えている就活生に対して会社説明会の延期を行うことが発表されました。トンボ鉛筆の総務部の長尾弘司さんの速やかな対応によって就活生や世間の怒りも収まり事態は収束することになりました。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】佐藤佳弘の独断
この内容は佐藤佳弘さんの独断で送信されたと言われています。人事部は人を選ぶ立場の人間ですが、決して就活生よりも偉い立場にある人間ではありません。そこを勘違いした佐藤佳弘さんは就活生を見下しこのような内容のメールを送りました。パワハラとも取れる内容のメールを送った佐藤佳弘さんでしたが、佐藤佳弘さんに限らずに勘違いをしている採用担当者も多くいるのが現状のようです。
会社至上主義だった昔とは違い現在は、会社がどのように社会貢献していて、新しい人をどのような立場で受け入れる体制なのかが重要です。佐藤佳弘さんのような対応をしていると現代社会では優秀な人材を確保するのは非常に難しいです、トンボ鉛全体がそういう風に見られてしまいましたが、長尾弘司さんの登場で、トンボ鉛筆は就活生のことを大事に考えていることがわかりました。
しかし、一部の人間でも佐藤佳弘さんのような人がいることで、トンボ鉛筆を辞退した方は多いようです。結果的にトンボ鉛筆が大問題に発展することが避けられましたが、今回のようなイメージを完全に払拭するのは難しいかもしれませんね。実際に8年経った現在でも地震が発生する度にトンボ鉛筆の佐藤佳弘さんがネット上で話題になることがあります。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】佐藤佳弘の現在はクビに?
独断でパワハラまがいのメールを送った佐藤佳弘さんはトンボ鉛筆をクビになったと言われています。さすがに処分が重いようにも思えますが、重い処分を下したことで今後の就活生の考え方も変わってきますし、佐藤佳弘さんのような方がトンボ鉛筆に残っているのは会社としても良くないと判断したのかもしれませんね。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】まだ残っている?
一方で現在も佐藤佳弘さんは社内にいるとも言われています。長尾弘司さんは「厳しく指導しました」と謝罪文で述べていますので、降格処分になった可能性もあります。もし現在社内にいたとしても人事部からは外れたのではないでしょうか。
【トンボ鉛筆の佐藤佳弘の現在!昇進?退職?】まとめ
今回は東日本大震災の時に発生したトンボ事件について紹介しました。トンボ事件はネット上で大炎上となりましたが、総務部の長尾弘司さんの登場で、大きな問題にまでは発展しませんでした。現在の佐藤佳弘さんですが、クビになったと噂されていますが、真相は不明です。どちらにせ現在は人事部にはいないのではないでしょうか。