双星の陰陽師 1 (ジャンプコミックス)
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¥ 473
主人公・焔魔堂ろくろは女の子に告白してはフラれるダメ男子。しかし過去に壮絶なトラウマを抱えており、そのために陰陽師にはならないと決めていました。ところがろくろの学園生活は、化野紅緒という少女と出会ってから急激に変化します。
紅緒がろくろの元に現れたのは陰陽頭・土御門有馬の命でした。二人は神子を産む双星の陰陽師として夫婦になるよう強制され、最初は互いに反発していたものの、次第に惹かれ合っていきます。ところが戦いの最中、紅緒が能力を喪失。土御門島へは行けなくなります。
離れ離れになりながらも互いを信じ、それぞれの戦いに身を投じるろくろと紅緒。ろくろは島に渡り、御前試合で活躍。悠斗討伐部隊に選ばれます。紅緒は失った能力を取り戻すため、両親の仇である神威を頼り、最古のケガレである千怒のもとを訪れます。
悠斗討伐の準備が整うより先にケガレが五点同時襲撃を仕掛け、次々と同胞が失われていく中、紅緒は自分の正体を知り、覚醒します。士門との戦いで謹慎処分を受けていた鸕宮天馬にも出撃命令が下り、陰陽頭である土御門有馬も禍津へ行きます。
引用: https://twitter.com/sukeno0723/status/997482359330037765/photo/1
十二天将『貴人』は鸕宮天馬です。鸕宮家の継承戦を生き残り、十歳にして当主となりました。十二天将の中でも最強であり、天馬以上の存在は陰陽頭である土御門有馬しかいません。
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十二天将『騰蛇』は鈩です。素顔さえ明らかではない謎多きキャラクター。陰陽師を罰する陰陽師としての役割を持ち、他の十二天将は知らないような情報を有馬や天馬と共有している節があります。
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十二天将『白虎』は天若清弦、後に娘の繭良に継承されました。清弦は冷たいと見せかけてとてもやさしく、面倒見のいい人物。繭良は当初、陰陽師の修行もしていない一般人でしたが父やろくろ、紅緒の危機に直面し、陰陽師になる決意をします。
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十二天将『青龍』は水度坂勘久郎です。水度坂総合病院の院長であり、禍野帰りの陰陽師の検査も担当しています。過去に自分の患者である子供たちを人質に取られ、その人質ごとケガレを退治したことからケガレ喰いの能力を封印していました。
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十二天将『朱雀』は斑鳩士門です。両親をケガレとの戦いで亡くして本家に引き取られ、その能力の高さから十二天将となりました。天馬との御前試合で右足を切断され、直後の五点同時襲撃では出撃できません。
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十二天将『天后』は御幣島すばるです。女性陰陽師最強と謳われ、実際に御前試合で対戦した繭良に圧勝します。白いドレスとつばの広い帽子を被った美女。
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十二天将『天空』は勝神コーデリアです。無表情で、単語をアルファベットで区切る独特な喋り方の女性。ロボットのようなパーツを身に着け、巨大ロボット型呪装『天元空我』に乗って戦います。
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十二天将『六合』は蹉跎桜です。蹉跎家は過去の歴代当主の力を借りて戦う特殊なスタイル。力押しの体育会系。膳所家当主の美玖をもう一人の母のように慕っています。
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十二天将『勾陳』は五百蔵鳴海です。他の家と比べて圧倒的にアットホームで、血筋や能力ではなく、恋愛結婚をして九人の子に恵まれました。しかし五点同時襲撃の際に当主の鳴海、長男の軍記、次男の数馬は死亡。志鶴が勾陳を受け継ぎます。
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十二天将『玄武』は雲林院憲剛です。雲林院家は結界の守護を担当し、玄武の能力も防御型です。水度坂勘久郎とは幼馴染で、勘九郎をトラウマから救うため、ろくろに過去の出来事を教えます。
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十二天将『太裳』は嗎新です。嗎家は教育機関運営が担当。新自身も土御門島の予備役陰陽師修練機関・青陽院の校長ですが、重度のオタクであり、よく触手に絡み付かれた美少女が表紙の薄い本を読んでいます。十二天将としての能力はサポート型です。
十二天将『太陰』は膳所美玖です。56才にしてロリ顔・既婚・未亡人という衝撃的なキャラクター。単純な能力では十二天将最弱とされていますが、婆娑羅序列三位の加布羅との戦いでは最期の力を振り絞り、皆を窮地から救います。
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鸕宮天馬の誕生日は8月20日の19歳。血液型はAB型。身長161センチ、体重は50キロ。
鸕宮天馬の好きなものは本土のテレビ番組とそば。嫌いなものは修行、待つこと。勝手に他者にあだ名をつける癖があり、本人が嫌がってもずっとそのあだ名で呼びます。
性格は傲慢ですが心に傷を抱えており、本編の描写から本当は思慮深いことが窺えます。近く死ぬ人間の夢を見ることがありますが確実ではなく、死なないこともあるとのこと。
戦闘能力は十二天将最強で、7歳で初めて参加した御前試合で天若清弦と引き分け、それ以降はすべて5分以内に勝利という圧倒的な強さ。士門は年が近いことから鸕宮天馬をライバル視していましたが、御前試合はとんでもない結末を迎えます。
引用: https://twitter.com/sukeno0723/status/918105327735676933/photo/1
有馬→変態メガネ男。士門→トリ丸。清弦→クマ吉っつぁん。新→オタ郎。
鳴海→ムキ男。鈩→顔文字マン。すばる→マダム。勘九郎→院長先生。
憲剛→銭ゲバの助。コーデリア→メカ美。桜→ボイン子。美玖→ロリ代。
ろくろ→チビ助。紅緒→ペタ子。繭良→乳子。志鶴→ムキ子。ありす→ジュニア。
鸕宮天馬の両親の存在は不明、姉がいましたが12歳で死亡しています。また、親族に八尋、左馬之助、光などの同年代の子供が存在していました。
十二天将筆頭である鸕宮家には宗家や分家という区分がなく、当主も同門同士の殺し合いで生き残った一人が継ぐという非情な方法をとっています。天馬も例外ではなく、その非情な継承戦に姉や同年代の親族の子供たちと参加しました。
鸕宮家の子供たちはある程度の年齢になると同時期にムカデの呪印が手首に浮かび上がり、継承戦に参加することが義務付けられます。逃亡すれば呪印に殺されるため、生き残るには継承戦で勝つしかありません。
子供たちは殺し合い、天馬は最後に実の姉である泉里と相対します。平時はやさしくしとやかに振る舞っていた泉里でしたが、死の直前に本性を表し、本音を暴露。「(どうせあんたが生き残るのに)咬ませ犬もいいとこ」「人殺しは地獄に堕ちる」「この先一生誰もあんたを理解してくれる人なんて現れない」という呪いめいた言葉を遺して死亡。
一人生き残った天馬は当主となりますが、この体験が以降天馬に暗い影を落とすのです。
激戦の続く御前試合のラストは十二天将の鸕宮天馬と斑鳩士門の対決です。天馬の過去を知っている士門は、天馬を孤独にしないという気持ちも込めて天馬に挑み続けてきました。天馬の孤独を浮き彫りにした姉の言葉を否定するように、士門は「今日俺がここでお前を超える」と宣言します。
戦いの途中で新しい戦法を編み出し、優位に立ったかに見えた士門。成長した士門の姿に天馬は一瞬やさしく微笑み「強くなったな 士門…」と呟きますが、表情はすぐに変わり、纏神呪を身にまといます。右足は一瞬のうちに切断され、あまりの痛みと衝撃に戦闘続行が不可能になる士門。ろくろや他の十二天将たちが飛び出し、禁じ手を使った鸕宮天馬の前に立ち塞がります。
十二天将は御前試合での纏神呪使用を禁じられていました。試合は鸕宮天馬の反則負けに終わります。
ろくろの夢にリンクして情報を伝える鸕宮天馬。傍若無人に見えて世のために動く天馬の本心が窺える名言です。
有馬との密談で嘯く天馬のセリフ。戦況は覚悟していたより悪く、しかしどうにか持ちこたえようとする陰陽組織トップ二人の強さと決意が伝わってきます。
無詠唱で術が使える天馬は擬音のようなものを口にします。詠唱に時間を要しない=強いということ。ふざけた擬音を適当に叫ぶだけで強力な術を発する姿には強者の余裕すら感じます。
「どうせ放っといても勝手に死んでいなくなるんだろうが」から続くセリフ。士門の右足を切断する前の「強くなったな」というセリフと微笑み、継承戦で経験した実の姉との死闘、御前試合の前の有馬との意味深な会話、加えて天馬が持つ『人の死を夢で見る能力』を考えれば、表面通りの侮蔑ではなく、別の意味が浮かび上がる深いセリフ、名言です。
鸕宮天馬の声優は下野紘さんです。生年月日は1980年4月21日。日本ナレーション演技研究所に在学中オーディションに合格し、アイムエンタープライズ所属の声優となりました。2001年PS2ソフト『リリーのアトリエ』のテオ役でデビュー後、声優や歌手として活躍されています。
『ラーゼフォン』(神名綾人)、『おおきく振りかぶって』(田島悠一郎)、『神のみぞ知るセカイ』(桂木桂馬)、『うたの☆プリンスさまっ♪』(来栖翔)、『進撃の巨人』(コニー・スプリンガー)など、誰もが知る人気作品に参加。また【双星の陰陽師】作者の前作『貧乏神が!』のアニメで犬神桃央役を務めているのも下野さんです。
貧乏神が! 一丁ド派手につめこんじゃいましたDVD-BOX
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鸕宮天馬は【双星の陰陽師】の中でも屈指の人気キャラですが、実は鸕宮天馬のキャラクターグッズは発売されていません。ゲームの景品やトレーディング商品、アニメDVDのジャケットにも登場していません。連載は続いていますので、今後出る可能性はあります。
引用: https://twitter.com/sukeno0723/status/835531745126559745/photo/1
今回は【双星の陰陽師】鸕宮天馬の過去や情報をまとめてみました。イケメン・強い・傲慢と強烈な個性を持ちつつも、壮絶な過去を持ったとても深いキャラでもあります。激化していくケガレとの戦いを、ぜひ生き残ってほしいキャラクターです。