『あんさんぶるスターズ！』とは、スマホ・ブラウザでプレイすることが可能な、アイドル育成ゲームです。ゲームのスタイルとしては、所持しているキャラクターカードのレベルを上げながら、プレイヤー自身のレベルを上げメインストーリーを楽しんだり、定期的に開催されるイベントで新規イラストやストーリーを楽しむというもの。

イベントごとに、メインになるキャラ、メインになるユニットが変わり、どのファンでも楽しめるのがあんスタのいいところです。また、イベントと同時に、いわゆるガチャに当たる「スカウト」に期間限定のものが登場し、そこでもスカウトストーリーが楽しめるなど、メインストーリー以外にも多くの物語があります。キャラクターごとのキャラクターストーリーもありますし、やり込み甲斐があるのが特徴的ですね。

名前：大神晃牙（おおがみ こうが）

身長：174cm

体重：58kg

血液型：A型

誕生日：7月18日

趣味：カードゲーム

特技：エレキギター

お気に入り：鈴、鳴りもの

嫌い：可愛いもの、匂いがキツイもの

実家の家族構成：両親、犬

クラス：夢ノ咲学院2-B

部活：軽音楽部

名前とかけてか、自分のことを「一匹狼」と言うことも多い大神晃牙。しかし、なんだかんだユニットメンバーと仲が良さそうにしたり、素直であったりと、犬っぽさが時折みられます。ユニットのリーダーに「わんこ」と呼ばれたり、コーギーを飼っていたり、狼っぽさよりは犬っぽさのほうが強そうですね。

嫌いに「匂いがキツイもの」とありますが、犬の特性の現れか、晃牙は非常に鼻がよく、鼻を近づけて嗅がなくても、様々な匂いを判別することが可能。犬らしさを前面に押し出されたキャラクターですね。

上級生を呼び捨てにしたり、変なあだ名で呼んだりと、あまりお利口とは言えない性格をしており、時に荒々しさを見せるなど、怖そうな印象もありますが、仲の良い人物はあだ名で呼んだり、意外と同学年とは仲が良さそうなシーンも多い人物です。「孤高」「一匹狼」と言うわりには、友人と馴れ合う姿を見せるなど、なんだかんだそのギャップが可愛らしくも思えますね。

気に入らない相手には、すぐ噛み付くものの、言われたことを素直に信じたり、かつて憧れを抱いていたユニットリーダー朔間零を、なんだかんだ今でも尊敬するなど根本的には純粋な部分のあるキャラクターです。プレイヤーに対しても次第に親しさを見せるなど、基本的に人が良い性格をしていると言えるのではないでしょうか。

グレート亜麻色を混ぜたような髪色に金色の瞳、つり上がった眉が特徴的な大神晃牙。口角を上げる得意げな笑い方が印象的で、可愛らしい印象ですね。あんスタはアイドルものなので笑った姿が描かれるキャラも多いですが、彼はそのなかでもかなり笑い顔が多い人物と言えるのではないでしょうか。

趣味なのか、ユニットのイメージを大事にしているのか、制服のなかにユニットイメージカラーのひとつ紫のシャツを着ていたり、他のキャラクターではあまりつけていないピアスを両耳につけるなど、ユニットとキャラクターが繋がりやすいのも特徴的。そもそも言動などは昔の彼を真似ているので、容姿もそれを意識しているのかもしれませんね。

大神晃牙が所属しているのは、朔間零率いる『UNDEAD（アンデッド）』。零と晃牙はもともと『デッドマンズ』という別のユニットに所属しており、それが解散したのち、乙狩アドニス、羽風薫を入れてUNDEADとなりました。UNDEADは過激で背徳的、どこか野性味もあるのが売りの、アイドルというよりはバンドのようなユニットです。

UNDEADは、学院のユニットのなかでは実力のあるほうですが、3年の零と薫が特殊なためなかなかライブで100%の力を発揮することができません。そんな3年と、喋ることが苦手なアドニスを引っ張るようにライブを盛り上げるのは晃牙の役目。UNDEADがなんだかんだ回っているのは、零のカリスマ性はもちろんのこと、こうして動き回ってくれる晃牙がいるからではないでしょうか。

最初のユニット曲で、これぞUNDEADというのを全面に押し出したような一曲です。歌詞自体は、背徳的で過激と謳われるだけあり、他のユニットに比べて攻めたものですが、曲中にユニット名が登場するなど、仲良さげな可愛らしさもあります。

「Melody in the Dark」とガラリと雰囲気を変えた本曲。プレイヤー宛か、ファン宛か、色々考えられそうな、まるで乙女ゲームのような歌詞が印象的な一曲ですね。イベントに合わせた曲だとは思いますが、非常に甘い雰囲気が感じられます。

とても爽やかなメロディーが印象的な一曲。タイトルの「DESTRUCTION」は「破壊」という意味ですが、そのタイトルは裏腹に青春ぽさを感じられる曲になっています。歌詞やメロディーからメインストーリーの学院変革を連想させれますね。

こちらは、UNDEADの4人について歌った曲になります。ピアノから始まるダークな雰囲気は、自身を吸血鬼、メンバーを夜闇の魔物と称する零と、その下に集うメンバーたちに非常にあっているのではないでしょうか。

非常にUNDEADらしい一曲ではないでしょうか。「恋愛的要素」に「ダーク要素」、「魔物感」が非常に出ていて、他のユニットとは方向性が違うのがよくわかる歌詞が印象的な一曲です。薫のような女の子好きがいるからこそ成立する気もしますね。

UNDEADの常に一緒に行動する仲良しこよしではないけれど、それでも共に活動する、「絆」とも「友情」とも違う繋がりを感じさせる一曲ですね。それぞれが別の方向を向いているようで、根っこの部分では同じものがあるというのを想像させられます。

アルバムに収録されたユニット曲。タイトル通り、バレンタイン前日〜当日の夜にかけての歌です。全ユニットのなかで特に恋愛曲の多いUNDEADの魅力をすべて詰め込んだ、怪しい雰囲気が魅力的な一曲。UNDEADのブレのなさが本当に素晴らしいところですね。

2018年8月に発売されたアルバムには、今までのユニット曲と新規ユニット曲が1曲、各ソロ曲と共に、そしてかつて零と晃牙、そして現在は紅月に所属する蓮巳敬人で結成していたユニット・デッドマンズの曲も収録。ソロではないですが、その曲も注目したいところですね。

これぞ「大神晃牙」と言うような歌詞が魅力的な一曲です。生徒会所属のユニットが上へ行けない現状に手が出せない彼の燻る思い、かつて憧れた零を想う気持ち、行き場の無い慟哭が聞こえるような曲が印象的な曲ですね。

あんスタ特有の「じゃね〜の」という「〜」を使う伸ばし言葉を、あんスタ内でも頻繁に使う大神晃牙。そんな晃牙の声優を担当されているのは、声優の小野友樹さん。「〜」の独特な言葉の伸ばし方をうまく表現していて、ダミ声のような叫び声や、高笑いなどもまさに晃牙という印象を受けます。

歌をうたうアイドルキャラはもちろんのこと、そうではない作品のキャラソンなども多く、歌手デビューもしているなど歌唱力に評価がある小野さん。UNDEADキャラの声優さんはミュージカル経験者や同じく歌手デビュー済の人などもおり、中の人の歌唱力が高いチームでもあるので、そういう意味でも小野さんは非常に晃牙にあっていると言えるのではないでしょうか。

小野友樹さんは、フリーで活躍されている声優・歌手です。声優デビューは2006年、歌手デビューは2015年と、10年ほどで一気に注目と活躍の場を集めた人物です。2011年に『君と僕。』で「塚原要」を演じて以降は、一気に主要キャラへの起用が増えました。

小野さんの演じた代表的なキャラクターと言えばやはり大人気スポーツ漫画『黒子のバスケ』の「火神大我」ではないでしょうか。かっこいい場面とそれ以外の場面のギャップが激しいキャラですが、その変化を見事演じられました。

また、同じジャンプ作品の『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の主人公「東方仗助」なども演じ話題になりましたね。ジョジョ特有の「じゃあねぇ」という癖のある発音も見事で、あんスタアニメでもゲーム独特の発音がしてもらえることが期待できます。

先輩にも容赦無く噛み付くものの、意外と親しみやすい大神晃牙。ユニット曲は、普段の晃牙からはあまり想像できない恋愛を歌ったものも多く、そのギャップも印象的なキャラクターです。学院でのイベントに文句を言いつつも、ユニットのためならと受け入れる姿は、彼の従順さを表しているようですね。