ルパン三世は映画やテレビスペシャルとして長年多くの人を楽しませてきている、超有名作品です。

元々はモンキー・パンチが原作を手掛けた漫画作品ということを知らない人もいらっしゃるかもしれませんね。

2019年11月現在の日本においては、1978年に映画「ルパン三世 ベネチア超特急」がロードショーして以来、劇場公開映画が10作品。

実写映画が2作品で、テレビスペシャルが26作品放送されています。

合計でなんと36本もの長編アニメ、2本の実写映画が製作されてきたのです。

そして、2019年12月には初の3DCGアニメ映画「ルパン三世 THE FIRST」が公開予定。

今なお衰えを知らないルパン三世シリーズですが、いったいどの映画がおすすめなのか気になる方も多いでしょう。

これから、テレビスペシャルを含めた「ルパン三世シリーズ」のおすすめ作品を10作紹介いたします。

ぜひ参考にしてみてください。

まず最初におすすめ作品としてご紹介するのは、超有名作品。

「ルパン三世 カリオストロの城」になります。

非常に知名度が高く、視聴されたことのある方も多いかもしれません。

しかし、ルパン三世の映画作品を見る上で「絶対に外せない作品」であることは間違いありません。

そのため今回はおすすめ10選の中に入れさせていただきました。

後にスタジオジブリなどで超有名監督になる宮崎駿にとっての初監督作品としても有名な本作は、リアリティーでありながらもファンタジーな要素も取り入れられている作品になっています。

ルパン三世映画としても高い人気と知名度を誇りますが「宮崎駿監督」が手掛けた作品の中でも非常に高い評価を受けているのも特徴です。

ヒロインのクラリスの可愛らしさや健気な面など、ヒロインの魅力も大きな人気の要因の1つ。

「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」というセリフは、今なお語られる屈指の名シーン・名セリフになっています。

次に紹介するのは「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」になります。

ルパン三世といえば、やはり主人公のルパンが有名で人気キャラ。

しかし、相棒である次元大介も人気の高いキャラクターです。

こちらの作品では、そんな次元大介がどのようにしてルパンと相棒となっていったのかが分かる作品になっています。

ルパン三世ではなく「次元大介」にフォーカスを当てたいわばスピンオフ作品ですが、非常に高い評価・人気を獲得しています。

原作に近いハードボイルドな雰囲気に包まれながら劇画調で展開されていく次元大介とルパンの物語は、ルパン三世ファンの中でも特にアダルト層から高く支持されました。

ルパン三世のシリーズファンであれば、必ず観ておきたい作品です。

また、次元大介が好きな方は絶対にチェックするべきでしょう。

続いて紹介するのは「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」になります。

先ほど紹介したのは「次元大介」にフォーカスが当てられた作品でしたが、こちらはタイトルの通り「石川五ェ門」に注目しているスピンオフ作品です。

次元同様、ルパン一味として高い人気を誇り、物語においても重要なキャラクターである石川五ェ門。

彼がヤクザの用心棒として雇われていたかつての五ェ門主人公となり、過去に一体何があったのかが語られます。

コミカル要素はありませんが、次元大介編同様に「大人なルパン」作品であるといえるでしょう。

4番目に紹介する作品は「ルパン三世VS名探偵コナン」になります。

泥棒キャラとして超有名な「ルパン三世」と、探偵として超有名な「江戸川コナン」の両者が夢のコラボを果たした作品になります。

日本テレビ開局55周年、読売テレビ開局50周年の記念作品だからこそ実現した大型コラボ作品でした。

「ルパン三世シリーズ」と「名探偵コナンシリーズ」、両方のお約束が見事に組み込まれており、まさにお祭り作品として楽しめるアニメになっています。

両作品の主なキャラクターが全て出演しているというのも嬉しいポイント。

タイトルに「VS」とあるのでルパンとコナンが敵対するのかな？と思いがちですが、実際には協力する場面が多く描かれています。

大型コラボ、夢のコラボ作品としてぜひチェックしておきたい1作です。

続いてご紹介するのは「ルパン三世 ルパンVS複製人間」になります。

記念すべき第1作、ファンであれば必ずチェックしておきたい1本です。

1978年公開ということもあり、少し古さを感じる方も多いでしょう。

しかし、見始めてしまえばそういった部分は全く気になりません。

現代でも何の問題もなく通用する、1本のアニメ映画として非常にクオリティの高い作品になっています。

ルパン三世としてはSF色が強目というのも特徴の1つ。

賢者の石やクローンなどがテーマとして存在し、不気味な敵キャラ「マモー」は1度本作を目にした人の記憶に嫌でも刻み込まれます。

6つ目に紹介するのは「ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト」です。

タイトルにある通り、こちらはルパン三世における「エピソード0」…スとなっています。

「ファーストコンタクト」とある通り、ルパンファミリー（ルパン一味）がどのようにして「最初に出会ったのか」が語られています。

とにかく「渋い」ルパン一味の渋さをより深く堪能できるアニメです。

ルパンシリーズを語る上で外せないキャラ・峰不二子が、過去と現代でヘアカラーが異なっているポイントなども必見要素の1つ。

こちらの作品を見ることで、ルパン一味についてより一層知ることができるので今回のおすすめ10選に入れさせていただきました。

続いて紹介するのは「ルパン三世 お宝返却大作戦!!」です。

ザ・ルパン三世ともいえるほどに王道的展開やお決まり要素が散りばめられている本作は、話のテンポが良くあっという間に時間が過ぎていくことでしょう。

ルパンの活躍はもちろん、峰不二子の交渉術も必見。

各キャラクターそれぞれにしっかりと「見せ場」が作られており、テンポの良さも相まって視聴者を「飽きさせない」工夫がなされています。

ルパン三世ファンはもちろん、シリーズを見たことがないという方でも楽しめるでしょう。

続いて紹介するのは「ルパン三世 ワルサーP38」になります。

ルパン三世としてはダークな作風というのが最大の特徴。

流血描写や暴力シーンも目立ち、コミカルシーンも少なめという、ルパン三世シリーズの中でも異質な1作になっています。

ルパン三世シリーズにもこういった作風のものがあるんだ、という意味でおすすめできる1作です。

緊張感のある展開は、より物語に入り込みやすく熱中できるアニメ作品に仕上がっています。

続いては「ルパン三世 燃えよ斬鉄剣」を紹介いたします。

こちらの作品を見ると、ルパン一味・石川五ェ門の持つ剣「斬鉄剣」の凄さに改めて気付かされます。

実質的な主人公は「石川五ェ門」であるのも特徴の1つで、ルパン一味が唯一盗みに失敗したとあるものを巡って香港マフィアとの争奪戦が描かれています。

物語としての魅力はもちろんですが、石川五ェ門の斬鉄剣の秘密についても明らかになる本作はぜひともチェックしておきたい1作になっています。

最後に紹介するのは「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」になります。

ルパン役の山田康雄氏が亡くなられたことを受け、急遽ルパンの「ものまね」で有名だった栗田貫一氏が代役を務めることになったのがこちらの作品です。

本作以降、栗田貫一氏がルパンを引き継いで演じられていらっしゃいます。

ストーリーとしては王道のルパン三世といった内容で、テンポ良く物語が展開していきます。

本作はアニメ「ルパン三世」の1つのターニングポイントでもあり、今回のおすすめ10選の中に入れさせていただきました。

今回こちらの記事では、ルパン三世の映画で特におすすめな10作品をご紹介しました。

基本的に王道展開・お決まりのパターンが多いにも関わらず「飽き」を感じさせないルパンシリーズは、それぞれの作品で多くの工夫・演出がされていることも要因の1つでしょう。

どの作品もそれぞれ見どころが盛り込まれ、魅力溢れるものになっています。

また、過去について触れている作品があるというのもファンにとっては嬉しいポイント。

ルパン一味がどのようにして出会い、現在へ続いているのかが掘り下げられている作品もあるので、ぜひチェックしてください。

記事の冒頭でも触れましたが、ルパン三世は2019年12月に3DCGアニメ映画が公開予定です。

今後もルパン三世シリーズから目が離せませんね。

映画を含め、要チェックです！