カフェインって?
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眠気覚ましの効果があるものと言えば、思いつくのはやはりコーヒーではないでしょうか。コーヒーにはカフェインという成分が入っていて、それが眠気を覚ましてくれるということはみなさんご存知ですよね。それでは、カフェインとは、そもそもどんな成分なのでしょうか?
コーヒー・ココア・茶などに含まれるアルカロイドの一種。純粋なものは銀白色の針状結晶。神経中枢に対する興奮作用のほか、強心・利尿などの作用をもつ。
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カフェインについて調べてみると、上記のような情報がでてきます。カフェインとは、コーヒーやココア、お茶などに含まれる成分で、神経中枢に対する興奮作用を持っています。この興奮作用こそが、起きていることを楽しいと脳に錯覚させ、眠くなることをふせぐ役割を果たしているんですね。つまりは、カフェインが眠気覚ましに役立つと言うのは、カフェインの興奮作用が人間の脳に作用しているからということです。
カフェインの眠くなくなる効果の特徴は?
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さて、先ほどカフェインの興奮作用が眠気を覚ます効果があるとご説明しました。つまりはカフェインには眠くなくなる効果があると言うことでもあります。それでは、眠くなる効果の特徴というのは、どんなものがあるのでしょうか?
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効き目までの時間は15分~1時間
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カフェインの眠気覚ましの効果が得られるまでの時間は、15分から1時間だということがわかっています。コーヒーはのんですぐ眠気が覚めるとも思われがちですが、カフェインの効果は15分以上かかって効いてくるので、すぐには眠くなくなる効果は得られないということですね。
継続性は5時間~6時間くらい
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カフェインの眠くなくなる効果の継続性・持続性は、平均的に5時間~6時間と言われています。カフェインを摂って眠気覚ましの効果が効いてからは5~6時間、眠気を感じなくなる人が多いようです。しかしこの時間は個人差があり、性別や過ごす環境などによって変わっていきます。
カフェインを摂っても眠くなる人って?
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カフェインには眠くなくなる効果があり、眠気覚ましによくつかわれます。しかし、カフェインを摂っても眠くなる、という方もいるようです。カフェインの効き目には個人差があり、眠気覚ましの効果も差があるようですが、それではどんな人はカフェインを摂っても眠くなるのでしょうか?
寝不足の人は眠くなる
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カフェインの目覚まし効果は、いつまでも続くわけではありません。睡眠時間を1日5時間に制限し、200mgのカフェインを1日2回とる実験が行われました。この実験では、初めの2日間はカフェインによる目覚まし効果が見られましたが、3日目からは効果がなくなりました。 つまり、睡眠不足が3日以上も続いて眠いときには、せっかくカフェインをとってもその覚醒効果が期待できないということです。
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上記のとおり、カフェインの効き目はいつまでも続くわけではありません。カフェインの効果は、連続して摂取した場合、2日間までしか得られないことが研究で分かっています。そのため、日頃から寝不足の人はカフェインの効果を十分に感じられないことが多いようです。
カフェインの摂りすぎ
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カフェインを日頃から大量に摂取している人も、眠気覚ましの効果を感じにくいです。カフェインは体に特殊な作用をもたらす成分ですが、例えば毎日摂取していると、体がカフェインになれてしまって眠気覚ましの効果も減ってしまいます。カフェインを日頃から摂りすぎている人は、カフェインを摂っても眠くなる人といってもいいでしょう。
カフェインの効率的な摂取方法はあるの?
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ここまではカフェインについての情報をご紹介してきました。ここからは、カフェインを摂って眠気を最大限に覚ますために、効率的なカフェインの摂取方法をご紹介していきます。カフェインを摂る際に気を付けるべきポイントを5つ紹介していくので、眠気をさましたいときの参考にしてくださいね。
カフェインでも眠くなる人におすすめな眠気を抑える効果的方法① 寝不足でないときに摂取する
寝不足でないときに摂取する
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先ほども解説したように、カフェインは寝不足だと効果が得られにくいです。そのため、カフェインを摂って眠気をさましたい場合は、普段から寝不足にならないような睡眠習慣をとっていくことが大事です。最低でも6時間程度の睡眠時間をとっておけば、カフェインの眠気覚ましの効果も最大限に生かすことができます。カフェインは「ここぞ!」という時に使うようにしましょう。
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カフェインでも眠くなる人におすすめな眠気を抑える効果的方法② 寝不足でないときに摂取する
必要な時だけ摂取する
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カフェインは体に耐性ができてしまうと効き目も少なくなってしまいます。そのため、カフェインで眠気覚ましの効果を最大限に受けたい場合は、普段からカフェインを摂取することをせず、本当に必要なタイミングで摂取するようにしましょう。この日はどうしても眠気を覚まさなければならない…という日にだけ、カフェインを使って眠気覚ましをするようにすれば、最大限に眠気覚ましの効果を得ることができます。
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カフェインでも眠くなる人におすすめな眠気を抑える効果的方法③ 昼寝は寝る前にカフェインを摂る
昼寝は寝る前にカフェインを摂る
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最近では研究でも仕事効率を上げることがわかっている昼寝。お昼の休憩の際、少し寝たい。しかし寝過してしまいそうで怖い…という時、よくありますよね。そんなときは、眠る前にカフェインを摂っておくのがおすすめ。カフェインは前述の通り効くまで15分~1時間ほどの時間を要します。そのため、昼寝する前に摂取しておけば、15分~1時間ごくらいに眠気を覚ます効果が発揮されるため、通常よりもすっきりとおきることができます。
眠気を覚ますためにカフェインを摂る方が多いですが、このように「寝すぎない」ためにカフェインを摂ることも有効な手段といえます。寝不足は人間的なストレスになるので、無理をしすぎないよう、短時間だけ寝るためにカフェインを摂るのはかなりおすすめといえます。
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カフェインでも眠くなる人におすすめな眠気を抑える効果的方法④ 適量だけ摂取する
適量だけ摂取する
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カフェインは、摂取する用量が非常に大切です。妊娠中でない成人には、カフェインは一日400mgまでが望ましいとされています。コーヒー一杯でカフェインは約80mgなので、一日にコーヒーは5杯程度までにしておくのがベストです。この用量を超えると、体に異常をきたすことがあります。例えば不眠症や、高血圧・不整脈にもつながる可能性があります。そのため、カフェインを摂る際には必ず摂りすぎないように注意することが大切です。
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カフェインでも眠くなる人におすすめな眠気を抑える効果的方法⑤ 摂取する時間帯を決める
摂取する時間帯を決める
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カフェインの持続時間は5時間~6時間のため、摂取する時間を眠気をさましたい時間に合わせることも大切なポイントになります。眠気をさましたい時間の前にカフェインの効果が切れてしまったり、反対に夜眠れなくなってしまうことをふせぐために、持続時間から逆算して、効果の適応時間を眠気をさましたいときに合わせるようにしましょう。
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カフェインを摂っても眠くなる?眠気に負けない効果的な摂取法のまとめ
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今回はカフェインについての情報と、カフェインで眠気を覚ますための効率的な摂取方法をご紹介していきました!カフェインは体にいい影響を与える成分でもあるので、推奨された用法・用量を守って、最大限に効果が得られるような摂取の仕方をしてくださいね!