健康・美容効果で注目のはちみつ
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甘くて美味しいはちみつは、健康や美容に良いと言われ注目されていますよね。はちみつには「クエン酸」「グルコン酸」「コハク酸」といった有機酸や、「アミラーゼ」「グルコースオキシターゼ」などの酵素類、そして「ビタミンB1」「葉酸」などビタミンB群をメインに様々なビタミンを含んでおり、栄養価が高く健康に良い食品として知られています。
はちみつの食べ過ぎに注意?知っておきたいポイント
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健康や美容に良いというだけでなく、甘くて美味しいはちみつはホットケーキや食パン、ヨーグルトなどの食品との相性も抜群。ついつい沢山食べてしまいがちですよね。そこで気になるのが「はちみつの食べ過ぎ」です。食べ過ぎると逆に体に悪いのではないか?副作用はないのか?と不安になる方もいらっしゃると思います。
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そこで今回は、はちみつの食べ過ぎで注意すること、また知っておきたいポイントをご紹介したいと思います。健康や美容に良いと言われるはちみつは安心して食べたいですよね。はちみつの食べ過ぎによる副作用や注意点を把握して、美味しくはちみつを食べましょう。
はちみつの食べ過ぎに注意?知っておきたいポイント1:副作用は?
まず気になるのが食べ過ぎによる副作用です。どんな食品でも食べ過ぎがかえって体に悪いのではないか、と気になりますよね。しかし「天然の健康食品」であるはちみつは、大量に食べ過ぎることで体に悪い影響が出ることは無いと言われています。人工的・化学的に作られたものでは無いので、薬のような副作用は無いのです。後述しますが、糖分の摂りすぎなど気を付けたいポイントはいくつかありますが、基本的にはちみつに副作用という副作用はありません。
副作用の心配が無いと言っても、以下に当てはまる人ははちみつを食べる量に関わらず注意が必要です。
アレルギーに注意!
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はちみつを食べた時に腹痛や喉の痛みなどの違和感のある方はアレルギーの可能性があるので注意が必要です。はちみつに含まれる花粉に対してアレルギー反応を起こす場合があるので、十分に注意してください。
1歳未満の赤ちゃんには与えない!
加熱処理をされていない生はちみつには「ボツリヌス菌」という毒性のある菌が入り込んでいることがあります。これは大人が摂取した場合、体内で菌を処理できるので影響はありませんが、抵抗力・免疫力の無い1歳未満の赤ちゃんは体内で処理することができないのです。「乳児ボツリヌス症」になる危険性があるので、はちみつは赤ちゃんに食べさせないよう注意してください。
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赤ちゃんには与えてはいけませんが、妊娠中の方ははちみつを食べてもお腹の赤ちゃんに影響が出る可能性はありません。ただし、甘いものを控えるようお医者さんから指示を受けている場合は控えるようにしてくださいね。
はちみつの食べ過ぎに注意?知っておきたいポイント2:虫歯にならない?
甘いはちみつは食べ過ぎると虫歯になりそう…と思いますよね。しかし実際はその逆で、はちみつは虫歯の予防になると言われているんです。
「ショ糖」を含まないはちみつは虫歯にならない
虫歯の原因菌が好むと言われている糖質は「ショ糖」です。しかしはちみつにはショ糖はほとんど含まれず、「ブドウ糖」や「果糖」といった虫歯菌が好まない糖質が含まれています。そのためはちみつによって虫歯になるリスクは低いのです。
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はちみつは歯磨きに使うことができ、特に「マヌカハニー」は高い殺菌効果・抗菌効果があるのでおすすめです。虫歯の原因菌を殺菌し、歯の周辺の原因菌も殺菌してくれる効果があるんです。そのため、夜寝る前にマヌカハニーを食べるのも虫歯予防になると言われています。
加工されたはちみつは虫歯になる可能性も
ショ糖をほとんど含まないはちみつですが、それは非加熱・無添加・無加工のはちみつに限ります。加工されたはちみつはショ糖が加えられ虫歯になる可能性がありますので注意してくださいね。
はちみつの食べ過ぎに注意?知っておきたいポイント3:便秘の解消に効果的?
はちみつは便秘解消に効果があると言われます。はちみつに含まれる「グルコン酸」と呼ばれる成分が腸内環境を整える働きをし、さらに腸を刺激し活性化させる作用があるからです。はちみつの保湿作用で便を柔らかくしてくれる効果もあります。またヨーグルトと一緒にはちみつを食べることで、より便秘解消が見込めると言われています。
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少量でも便秘解消に効果を発揮
しかし便秘解消のためにはちみつを食べ過ぎるのは注意です。はちみつの保湿作用によってお腹がゆるくなり過ぎてしまい、下痢になってしまう場合も。少量でも効果を発揮するので食べ過ぎないようにしてくださいね。
はちみつの食べ過ぎに注意?知っておきたいポイント4:ニキビは出来る?
はちみつの食べ過ぎでニキビは出来るのか?また悪化するのか?気になりますよね。美容に良いと言われるはちみつは、実はニキビにも効果的なんです。はちみつは抗菌力と殺菌力に優れており、ニキビの原因となるアクネ菌を退治してくれます。食べ過ぎたからといってニキビが出来たり悪化することは無いと言って良いでしょう。
はちみつの食べ過ぎに注意?知っておきたいポイント5:太るリスクは?
副作用や虫歯、ニキビの心配がほとんど無いはちみつですが、太るリスクはあるのでしょうか。
はちみつはダイエットに有効なの?
はちみつはダイエットに有効だと言われます。その根拠として、はちみつは白砂糖よりカロリーが少ないことや、血糖値の上がりにくい果糖を含んでいるので太りにくい、といった内容です。しかし、はちみつに含まれる果糖は糖の中でも最も「肝臓に脂肪を蓄積させやすい」ということが分かっています。また、はちみつに含まれるブドウ糖は中性脂肪が高くなり、「隠れ肥満」のリスクが高まるデメリットも。砂糖の代わりに食べることでカロリーカットは出来ますが、ダイエットに有効とは言えないでしょう。
はちみつの食べ過ぎに注意?知っておきたいポイント6:1日に食べる量は?
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食べ過ぎに注意したいはちみつ、1日にどれくらい食べるのが良いのか気になりますよね。適量は、「ティースプーン1杯」程度と言われ、それだけでも健康や美容などに効果を発揮すると言われています。少量でも十分なんですね。はちみつは100gでご飯一杯半くらいのカロリーになりますので、食べ過ぎにならない量は「大さじ2」くらいまでと言えるでしょう。
おすすめのはちみつは?
おすすめは「純度の高い生はちみつ」です。加工されたはちみつは添加物や水あめなどを加えたり、加熱処理をして色や香りを取り除いたりと、はちみつ本来の栄養素を壊しているのです。はちみつを選ぶときは100%生はちみつを選ぶようにして、健康や美容効果を実感しましょう。
食べ過ぎには注意して!適量なはちみつで健康&美容に
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はちみつは天然の健康食品。食べ過ぎても薬のような副作用は無いことがわかりました。そして虫歯やニキビの原因になるどころか、殺菌効果・抗菌効果の高いはちみつは虫歯予防やニキビの改善にも期待できます。ただし、はちみつに含まれる果糖やブドウ糖は隠れ肥満の原因になってしまったり、保湿作用でお腹がゆるくなるなど気を付けなければならない点もありますので、あまり大量に摂取するのは控えましょう。少量でも十分効果を発揮するはちみつ、適量を守って美味しく食べるのが大切なポイントです。