ヨガの歴史と筋肉トレーニングに応用できる高い効果について
ヨガとは古代インド発祥の、心身統一や身体の鍛錬をするための修行法が始まりでした。ヨガとは古代インドでは、宗教的な輪廻転生からの解脱に、ヨガを用いて至るための行法だったのです。1990年代から世界中にヨガブームが起こり、エクササイズや鍛錬法として、健康と美容に良い効果を得られると人気になりました。瞑想も精神統一や霊的な精神世界へ通じる手法として、ヨギー(ヨガを行う者)から人気を得ています。
関連記事
ヨガで美しく全身に筋肉をつける方法とは?
ヨガはスポーツの筋肉トレーニングのような、ハードなイメージはあまり無い鍛錬法です。どちらかと言えば、筋トレと言うよりも、ストレッチやエクササイズに近いイメージと捉えられています。ヨガは鍛錬法として特定のポーズをとります。そのポーズをとるときに、複式呼吸法を行いながらポーズをとって行きます。ヨガはその呼吸法のために、有酸素運動の効果が高い鍛錬法で、筋トレを行いながら脂肪燃焼もできる優れた鍛錬法と言えます。ヨガのポーズは、身体のパーツごとのインナーマッスルの筋肉を鍛えたり脂肪を燃焼させることが可能です。ヨガを行う頻度ですが、1日に15分~30分位を、2~3日おきに行います、慣れてきたら、毎日行いましょう。これから、身体の気になる部分を鍛え脂肪を燃焼させる、筋トレ&シェイプ効果の高いポーズをご紹介します。
(注意):ヨガのポーズは、実際にかなり身体に負荷がかかります。健康状態の優れない方にはおすすめ出来ません。深い複式呼吸を行ったり、瞑想のゆっくりとしたペースの呼吸法をヨガでは行います。これは、血圧系や動脈硬化系の疾病をお持ちの方が行う場合には、急な発作を起こすなどの深刻な健康被害を起こしますので医師にご相談の上、医師による健康管理のもとでヨガを行うようになさって下さい。また、身体の痛みを伴う疾病をお持ちの方には、おすすめ出来ませんのでご了承ください。
ヨガのポーズや有酸素運動効果で美しく気になる部分に筋肉をつけるポーズ①
舟のポーズ(アレンジ)
舟のポーズを筋トレ用にアレンジしたポーズです。お腹まわりや太腿の贅肉が気になる方におすすめのポーズです。写真で見るかぎりでは、楽にポーズをとって見えますが、実際にポーズをとればかなりキツメだと分かります。ヨガに限らず、手脚や頭などで、身体を支えたり持ったりするポーズは、見た目には派手ですが筋トレ効果はあまり期待できないものが多いのです。舟のポーズのように手で脚を持たず、脚の支えがない状態のポーズは、腹筋で両脚を支えなければならず実はかなりハードに腹筋や脚を鍛え上げられます。ヨガの派手で斬新な他のポーズの方が、筋トレの効果は一見高く思えます。しかし、実際に行ってみてはじめて、舟のポーズは筋トレ効果が高いポーズだと実感できるのです。
舟のポーズは、息を吐きながら、静かに両脚を揃えて上に上げます。30秒間複式呼吸をしながら静止して、息を吸いながら両脚を下におろします。行う頻度は、舟のポーズを一度に1~2回繰り返して2~3日おきに行います。慣れたら毎日行ってみましょう。腹筋が鍛えられ、お腹まわりの贅肉をシェイプする効果があります。呼吸法に気をつけて、有酸素運動効果も得られるように行いましょう。
ヨガのポーズや有酸素運動効果で美しく気になる部分に筋肉をつけるポーズ②
ワシのポーズ
ワシのポーズは、腕のシェイプと、下半身のシェイプが期待できるポーズです。手を組み合わせたら、ゆっくり息を吐きながら腰を落として行きます。2~3複式呼吸の間、ポーズをキープします。息を吸いながら、ポーズを解いて行きます。腹筋や両脚の筋肉を鍛えることができます。呼吸法を忘れずに、有酸素運動に意識を持って行きましょう。ワシのポーズも、一度に1~2回繰り返し行ってみましょう。頻度は2~3日おきに、慣れてきたら毎日行ってみましょう。
ヨガのポーズや有酸素運動効果で美しく気になる部分に筋肉をつけるポーズ③
英雄のポーズ(戦士のポーズ)
姿勢をよく、上に身体を伸ばすように意識をして行いましょう。
英雄のポーズは、腰を落として負荷をかけるため、腰周辺のシェイプと筋トレ、太もも裏の筋肉と、ふくらはぎの筋肉を鍛錬できます。脚を伸ばしてポーズをとったら、両腕を上に息を吸いながら伸ばします。そのまま30秒複式呼吸でキープして、息を吸いながらポーズを解いて行きます。行う頻度は、他のポーズと同じ頻度で有酸素運動を意識して行ってみましょう。
ヨガのポーズや有酸素運動効果で美しく気になる部分に筋肉をつけるポーズ④
椅子のポーズ
腰を下げますので、太腿に負荷がかかります。脚と背中の筋トレとシェイプに効果があるポーズです。
椅子のポーズは、腰を下げた状態になり、太腿に負荷がかかるポーズです。背中と下半身の筋トレと、シェイプに効果があります。まず、息を吐きながら、腰をさげたポーズをとります。そして、息を吸いながら両腕を上に上げます。そのまま、複式呼吸で2~3呼吸キープします。息を吸いながらポーズを解いて行きます。行う頻度は、他のポーズと同じです。慣れたら毎日行ってみましょう。
ヨガのポーズや有酸素運動効果で美しく気になる部分に筋肉をつけるポーズ⑤
バッタのポーズ
お腹を床につけて、手脚を上に持ち上げキープします。手脚は伸ばすように意識しましょう。
バッタのポーズは、背中とお腹まわりの腹筋の筋トレとシェイプに効果があります。ヒップや太腿の筋トレやシェイプにも効果が大きいポーズです。かなり腹筋を鍛えられます。見た目には地味に見えるポーズですが、手脚の支えが腹筋のみになりますので、かなりハードなポーズになります。息を吐きながら両腕と両足を揃えて上に持ち上げます。そのまま30秒くらい複式呼吸でポーズをキープします。息を吐きながらポーズを解いて行きます。行う頻度は、他のポーズと同じです。有酸素運動を意識して複式呼吸で行いましょう。
ヨガのポーズや有酸素運動効果で美しく気になる部分に筋肉をつけるポーズ⑥
橋のポーズ
お腹を真っ直ぐに保ちましょう。ウエストのシェイプに効果大のポーズです。
橋のポーズは、お腹まわりとヒップや腰まわりの筋トレやシェイプに効果があります。腹筋に負荷がかかりますので、ウエストシェイプのポーズとして人気があります。腰やヒップの筋トレや贅肉のシェイプ効果もあり、女性にはとくに人気のポーズズとなっています。息を吸いながらゆっくりと腰を上に上げます。そのまま、複式呼吸で30秒キープします。息を吐きながらポーズを解いて行きます。頻度は、他のポーズと同じになります。
ヨガのポーズや有酸素運動効果で美しく気になる部分に筋肉をつけるポーズ⑦
かんぬきのポーズ
身体の側面をキレイに伸ばします。バランスを取ることが少し難しいポーズです。
かんぬきのポーズは、背中や脇腹、太ももの筋トレやシェイプに効果があります。左右の側面をポーズを組み替えて行ってみましょう。骨盤を正しい位置に戻す効果もあるポーズです。片脚を広げたら、息を吸いながら方腕を上に向って真っ直ぐ伸ばします。息を吐きながら、上体を横にそらせます。そのまま、複式呼吸で30秒キープしましょう。息を吸いながら、ゆっくりポーズを解いて行きます。行う頻度は、他のポーズと同じになります。有酸素運動を意識して行いましょう。
関連記事
まとめ
ヨガで筋トレやシェイプができる、効果の大きいポーズについて見てまいりました。見た目には静かな印象のポーズも、身体の支えを使わないポーズばかりですので筋トレの効果は大きくなります。身体の深部のインナーマッスルも鍛錬できる、効果の大きいポーズばかりですのでおすすめです。そして、くれぐれも無理をなさらず楽しみながら、ヨガを行ってまいりましょう。ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。