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オレガノの育て方と美味しいレシピと上手な使い方をお教えします

2024.02.25

「オレガノ」というとどんなイメージがありますか?香りのクセが強くて使い方も難しい?どんな料理に合うかわからない?実は、オレガノはレシピのバラエティも豊富で育て方も簡単、優等生ハーブなんです。今回はそんなオレガノの効能・育て方・美味しい食べ方をご紹介します!

  1. オレガノってどんなハーブ?
  2. オレガノの育て方・効能を活かした使い方1【植える時期は?】
  3. オレガノの育て方・効能を活かした使い方2【オレガノの種類】
  4. オレガノの育て方・効能を活かした使い方3【世話の仕方は?】
  5. オレガノの育て方・効能を活かした使い方4【育て方の注意点】
  6. オレガノの育て方・効能を活かした使い方5【収穫の時期】
  7. オレガノの育て方・効能を活かした使い方6【オレガノの増やし方】
  8. オレガノの育て方・効能を活かした使い方7【収穫したオレガノの使い方】
  9. オレガノの育て方・効能を活かした使い方8【オレガノの効能】
  10. オレガノの香りが決め手!おすすめレシピ
  11. オレガノの香りを生かしたレシピ1【オレガノのハンバーグ】
  12. オレガノの香りを生かしたレシピ2【オレガノと粉チーズのオムレツ】
  13. オレガノの香りを生かしたレシピ3【ナスとチーズのオーブン焼き】
  14. オレガノの香りを生かしたレシピ4【キャベツと生ハムのハーブサラダ】
  15. 目にも体にも嬉しいオレガノを育ててみよう!
オレガノとはシソ科のハーブ。昔から薬として使われてきましたが、最近では料理の香り付けとして育てられることの方が多くなってきました。
独特の香りで使うのが難しい、と思われがちですが、実はいろんな料理に使えて、初心者でも育てやすい、今人気のハーブです。
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オレガノを植える時期は、タネから育てる場合や挿し枝する場合なら3月から4月、株を買ってきて植えるのなら3月から5月が最適。タネの発芽温度は15℃~20℃で、秋(9月中下旬)にも植えることができます。
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一口にオレガノと言っても、実はいくつかの種類があります。見た目や香りで好みのものを選んで育ててみましょう。

オリガヌム類

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寒さにも強く丈夫な種類です。料理やハーブティーによく利用されます。 一番一般的なのが「ワイルドマジョラム種」。草丈は40~70㎝にまで生長し、寒さに強く丈夫です。適度な苦みのあるスパイシーな芳香で、トマトやチーズと相性が良く、地中海料理、イタリア料理には欠かせないハーブです。

アマラクス類

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花や葉がきれいな主に観賞用とされる種類で、「花オレガノ」とも呼ばれています。料理には使用せず、ポプリ、ドライフラワーなどに使用されます。湿気にはとても弱いため、外で育てる場合には雨対策が必要です。
有名なのが「ケントビューティー種」で、初夏から秋にかけて、可愛い灰緑色の丸い葉が重なった房をつけ、それが花になります。草丈は10~30㎝程にまで成長します。花オレガノの中では丈夫で、春になると次々と新芽を付けます。ガーデニングにも人気のハーブです。
オレガノは、乾燥気味で日当たり・風通しがよい場所ではとても丈夫で育てやすい植物です。しかし、湿気にやや弱いという性質があり、梅雨の時期には風通しをよくして、葉や根が蒸れないようにすることがポイントです。
成長し、葉が茂って密生してきたら、茎を刈り込んだり間引いたりして風通しが良くなるように下上げましょう。また、蒸れて腐ってしまった茎は他の茎にもうつってしまう可能性があるので、早めに間引いてしまいましょう。
日陰でも育ちますが、日光を好むので、できれば日当たりのよい場所で育てるようにします。また、湿気に弱いので、鉢植えのものは梅雨の時期は雨の当たらない場所に移動させてあげると安心です。
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オレガノは病害虫に強いハーブですが、春先にはアブラムシが発生することがあります。食用に栽培している場合はできるだけ早めに見つけて、手で取り除きましょう。
また、湿気に弱いため、梅雨の時期などに株が蒸れてしまい、カビが発生したり、株元から腐って葉枯れを起こしてしまうことがあります。ひどい場合には他の株にうつらないように、腐った部分を抜き取ってしまいます。一番の予防法は、湿気の少ない、風通しの良い場所に植えることです。
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食用に使うオレガノは、開花直前(7月~8月)に最も香りが高くなるので、株元から5㎝ぐらいの所から刈り取って収穫します。開花後の葉は、固く風味も落ちてしまいますが、ドライフラワーやポプリ、リースの材料として利用できます。
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オレガノを増やすのに一番手軽な方法は「さし芽」です。過度に暑い時期、寒い時期を避ければいつでも行うことができます。さし芽の方法は、まず10cmぐらいの長さに切り取ったオレガノの茎を水にさして1時間ほど吸水させます。その後下の方の葉を取り除き、切り口を斜めに切り直して水はけのよい土に挿していきます。2週間ほどで発根ので、それまでは土が乾燥しないようこまめに水やりをして、明るい日陰で育てます。十分に発根したら、土が乾いてからの水やりで充分です。
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オレガノは、乾燥させることで香りが強くなります。料理に使う場合は、収穫したオレガノを乾燥させ、細かく砕きます。湿気を吸わないように、フリーザーバックや瓶に入れて保存します。
また、生のままのオレガノに熱湯を注ぎ、蒸らせばハーブティーにもなります。そのほか、ドライフラワー、入浴剤、ポプリなどとしても楽しめます。
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オレガノには消化促進、鎮静作用、殺菌効果などがあります。そのため、口内炎や喉が痛いときには、冷ましたハーブティーでうがいをすると効果的です。また、胃腸の調子が悪い時にハーブティーを飲むのも効果的だといわれています。
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ちょっとくせのあるイメージのオレガノですが、実はいろんな料理に活用できます。オレガノを活かしたレシピをご紹介します!
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レシピ

ひき肉に刻んだ生のオレガノ、塩コショウを加えてよくこねます。油を熱したフライパンで両面に焼き色を付けたら蓋をして弱火で蒸し焼きにして、火が通ったら飾り用のオレガノを片面につけます。中まで火が通ったら出来上がり。
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レシピ

ボウルに卵を溶いてから、塩コショウと粉チーズ、オレガノパウダーを加えてよく混ぜ合わせます。熱したフライパンにオリーブ油とバターを1:1の割合で加えて、卵液を注ぎ、フライパンを軽くあおりながらオムレツ型に形成したら出来上がり。
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レシピ

ナスはヘタを切り落とし、1~1.5cmの輪切りにします。水煮トマト、ローリエ、玉ねぎ、ニンニクを煮詰めてトマトソースを作り、塩で味を整えます。オーブンシートをしいた天板にナスを並べ、全体にオリーブ油をかけ、トマトソース、アンチョビをのせてオーブンで220℃のオーブンで5~6分焼きます。いったん天板を取り出してとろけるチーズをかけ、バジル、オレガノを振って再びオーブンに入れ、チーズが溶けたら出来上がり。
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レシピ

キャベツはひとくち大に切り、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、電子レンジで3~4分加熱し、粗熱が取れたら水気を絞ります。 塩、酢、オリーブ油、ドライバジル、ドライオレガノを混ぜてドレッシングを作ります。ドレッシングにキャベツを和え、生ハム、トマトと盛り付けたら出来上がり。
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簡単に育てられて、いろんなお料理をワンランクアップさせてくれるオレガノ。適度な日当たりと風通しがあればベランダでも簡単に育て始められるので、ぜひミニ家庭菜園を始めてみましょう!