1.ジョギングは痩せる走り方と痩せない走り方があるのはホント?
ジョギングには痩せるものと痩せないものがあります。痩せないジョギングとは、どのようなものを言うのでしょう。
痩せないジョギングとは、20分以上続けて走らなかったジョギングです。ジョギングのような有酸素運動は、20分以上身体を動かさなければ脂肪を燃焼しません。ですが、20分のジョギングは過酷なものがあります。あらかじめウォーミングアップで、しっかりと身体を動かし有酸素運動をしてから、続けてジョギングを行えば、有酸素運動を20分以上行う形になり痩せるようになって行きます。
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2.ジョギングで痩せるための注意点について
痩せたいからと言って、けっして無理だけは禁物です。ダイエット目的で走る場合は、特に無理をしやすいので要注意です。ジョギングの時にはランニングウォッチ等の、ご自分の血圧・体温・心拍数・呼吸数・走った距離・消費カロリー・時間のデータを記載することも忘れずに!ジョギングアプリやノートを作って、身体の変化をデータ化して把握しましょう。
過酷なほど走り込み過ぎたり頑張ってしまうケースが多いのが、ジョギングをはじめたばかりの初心者の走り方です。身体が疲労困憊して、長く続けるジョギングを出来なくなり、ドクターストップをされないように気を付けましょう。また、食後2時間以内のジョギングは、腹痛を起こす原因になるので控えましょう。ジョギング中は、水やスポーツドリンクを飲み、脱水症状を防いで下さい。
無理なジョギングは、身体や膝などに故障を起こしてしまう可能性が高いです。毎日コツコツ走り続けるためには、無理のないジョギングを心掛けましょう。
3.ジョギングで痩せるためには脂肪を効果的に燃焼させる
脂肪を燃焼させるには、20分以上の有酸素運動が必要です。それにはウォーミングアップが鍵を握ります。有酸素運動とは、カロリーが消費されるシステムのことを指します。血液中の糖質や肝臓や筋肉に蓄積されたグリコーゲンがエネルギーとして消費し、20分以上の有酸素運動をすると脂肪が燃焼される体内のシステムのことを言います。つまり、ダイエットには最適な運動と言うことです。
有酸素運動を効率よく行えるものに、ストレッチやヨガがあります。ウォーミングアップは、身体中に血液と酸素を行き渡らせ筋肉を柔らかく保ち、ジョギング中の脚や腰などの故障を防ぐ力を持ちます。効果的に脂肪を燃やすには、ストレッチやヨガを行ってから、それプラスでジョギングを行うようにしましょう。また、ラジオ体操はストレッチの要素が組み込まれた体操で、ウォーミングアップにおすすめ出来ます。気軽に行えますので、トライしてみてはいかがでしょうか。
4.ジョギングで痩せる効果があがる時間や距離
ジョギングで痩せる効果が期待できる時間と距離は、先ほどから申している20分以上続けた有酸素運動を行える時間と距離になります。ウォーミングアップを5分位にして、15分以上をジョギングに費やしても良いです。また、15分間ウォーミングアップをして、5分間のジョギングでも効果は期待できます。
ジョギングは、およそ1kmを7分間で走ります。時速は5~9km位です。ウォーミングアップの時間との調節をして、ご自分に合う無理をしない距離を選びましょう。ウォーミングアップとジョギングを足した時間が20分以上になれば、効果的に痩せることが可能になります。
5.ジョギングで痩せる効果が強い時間帯は何時頃?
ジョギングを行うときに、1日24時間中で一番効果的に痩せられる時間帯は朝だと言われます。ただ、朝のジョギングには注意も伴うので、気を付けなければならない事があります。
ジョギングは、1日の中でどの時間帯に走っても痩せる効果は同じと言えます。ただ、朝の食事前に走ることが、1番痩せやすいとは言われています。しかし、朝8時~10時は血圧が上昇する時間でもあり、朝のジョギングは突然死を誘う行為だと医師からは指摘もされています。
しかも、身体に栄養補給をせず、寝起きで血行も良くない朝のジョギングは、過酷な条件だと言えるでしょう。だから痩せると言われるのですが、筆者は朝の朝食抜きでのジョギングは、おすすめ出来ません。健康のためのジョギングです。何事もなく、健康で過ごせることが1番なのですから。また、夕方の4時~6時も血圧が上昇をする時間帯です。この時刻にも、ジョギングは控えることをおすすめします。
6.ジョギングで痩せる身体の部位は?
ジョギングで痩せることの出来る身体の部位はどになるでしょうか?ダイエットとして1番に気になる部位で挙げられるのは、ウエストです。しかしジョギングは、内蔵から遠い部位から痩せて行きますので、ウエストは1番最後に痩せる部位となります。ウエストが痩せないとストレスが沸くかもしれませんが、焦らずにジョギングを続けましょう。
ジョギングで痩せる部位は、まず内蔵から1番遠い足首から痩せ始めます。痩せる部位の順番としては、足首→ふくらはぎ→太腿→腕→ウエスト→胸→顔回りとなります。全身のダイエットには効果が大きいジョギングです。あせらず、痩せる効果を得ましょう。痩せないと、とくにウエスト回りを気にして、諦めないことが肝心です。
7.ジョギングで消費できるカロリーは?
ジョギングで消費できるカロリーは、気になるところだと思います。そのために、ジョギングをしているのですから。
ジョギング中の消費カロリーは、体重60キロの方が30分ジョギングをすると、240kcalの消費になります。あまり消費カロリーは多くないと思いがちですが、消費カロリーの数値よりも、毎日続けて走ることで、脂肪の燃焼がしやすい体質に変化して行きます。狙いは、その変化になります。コツコツ続けて走ることが、キレイに痩せる第一歩となるのです。
8.ジョギングで痩せる服装やシューズ
ジョギングを行うときの服装やシューズで、痩せる効果が上がる物はあるのでしょうか?
ジョギングウェアは、発汗時の汗を吸収し速乾性のある軽い通気性に富むウェアが理想的です。ただ、この一般的なウェアではダイエット効果はありません。ダイエット効果を期待できるのは、サウナスーツになります。ただ、脱水を起こして危険だという説もありますので、体調に合わない場合には避けましょう。
スポーツメーカーで販売されているダイエットシューズがあります。インソールに内蔵されたバランスパッドが、履いているだけでバランスボールの上に乗っているような状態を作り出しダイエット効果が期待できます。リーボック社やナイキ社で発売され、人気もあるシューズです。ウォーキングにはベストですが、ジョギングには走りづらいシューズでもあります。アスファルトを走るテイストで設計される、普通のジョギング・ランニングシューズで充分だとも言えます。
9.ジョギングで痩せる効果があるおすすめの走り方
痩せる走り方を2種類後紹介します。ひとつ目は、ストライド走法です。歩幅を大きく取り、走る走行法でスピードや距離を伸ばすことも可能です。ただし、筋肉トレーニングを積み、身体が出来上がっている方以外は、疲労をしやすいので注意が必要な走り方でもあります。オリンピック等の、プロのマラソンランナーの走り方です。
ふたつ目の走り方は、スロージョギングです。走る速度は歩く位にゆっくりと走ります。ウォーキングと速度はあまり変わりませんが、ウォーキングの2倍近くの脂肪燃焼が出来ます。ウォーキングの1時間の脂肪燃焼と、ジョギングの40分の脂肪燃焼率が同じです。その点を考慮すると、ダイエット効果が高く、しかもゆっくりなので疲れづらいという利点があります。このスロージョギングは、筋トレを行わないランナーや初心者の方におすすめの走り方です。
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まとめ
今回は、ジョギングでダイエット効果のある走り方や注意点について見てまいりました。ジョギングでの痩せる効果はゆっくりですが高いと言えます。日々の美容と健康のために、安全で健康的なジョギングを毎日続けて行いましょう。