キャニスターなど瓶を安心安全に使うための煮沸消毒は必要?!
手作りジャムなどを安全に保存する方法として昔から利用されているのが、保存容器の熱湯消毒による殺菌方法です。
購入した後や、洗って保管していた瓶を使う前には、熱湯消毒を行って殺菌効果を高めるのが望ましく安心でしょう。
実際に、保存瓶を利用する前に煮沸消毒している様子をインスタグラムで紹介している人もいますね。少し覗いてみてみましょう♪
天然酵母をおこしたり発酵食品をつくったりする瓶。煮沸消毒して乾かしていたらなんかきれい(⌒▽⌒)
煮沸 おすそ分け用に小瓶も用意 熱湯から引き上げて乾いていく過程が楽しい 仕上げはパストリーゼ . . . #100均の瓶 #夏には暑くて不向きな作業 #そうめん茹でるのだって意外としんどいんだぜ 4週間前 qillillyさんのプロフィール写真 qillilly . . . . . #煮沸消毒#保存瓶#おうち#日々#日々のこと#暮らしの記録#暮らし#暮らしを楽しむ#インテリア#キッチン#ステンレスキッチン#台所#アンティーク#シンプルホーム#家#暮らしの道具#interior#room#home#kitchen#foglinenwork
#煮沸消毒 #瓶詰め予定 手作りのジャムを❤ ナッツのはちみつ漬けを❤ なーんて 可愛いものを詰める予定はありません😂
ジャムや果実酒をつくるときの ビンを消毒する過程も たまらんたのしみのひとつだったりする。
生徒の皆様をお見送りして、片付けをしてると、妙に寂しくなりました😢と同時に来週からのレッスンモードに切り替えなければいけません😞 早速皆様にお持ち帰りして頂く酵母の瓶の煮沸消毒‼️
関連記事
100均などのプチプラな瓶も熱湯消毒しても割れない?
今は、100均ショップでも立派な保存瓶を購入することが出来ますよね。プチプラで買ったから、熱湯に入れたら割れてしまうのでは…と不安に思う人もいらっしゃるかもしれません。
熱湯の温度にさえ気をつけて行えば、ガラスでも割れる心配はありませんので、安心して行って下さいね。
せっかく美味しく出来たものを保存して、後から安全に食するためにも煮沸消毒について理解をしたうえで行うのが安心です。
瓶の煮沸消毒を安心安全に行うために注意すること
まずは、瓶の煮沸消毒を行う上で、注意するポイントをみてみましょう。
瓶の煮沸消毒で怖いと思うのは"割れる"ことですよね。ガラス自体が、熱湯で割れることはありません。瓶が割れる原因としては、温度差により膨張率が変わるために"ゆがみ"が生じること。
急激な温度変化があると、ヒビが入ったり割れてしまうことがあります。「急激な温度変化」がなければ割れる心配はないということですね。
また、耐熱ガラスも絶対に安全というわけではありません。急激な温度変化には耐えられるように作られており、熱湯にも強いことは間違いないです。ただし、目に見えにくい小さなヒビや欠け、気泡などがあると耐熱ガラスでも熱湯を注いだときにヒビ割れを起こすこともあり得ます。
瓶の煮沸消毒に準備するもの
瓶を煮沸消毒するときに必要なものは、次のとおりです。
①瓶が浸かる深さがある"鍋(なべ)" ②清潔な布巾2,3枚 ③トング(可能なら煮沸消毒専用の清潔なもの)
瓶の煮沸消毒を安心安全に行う手順① 瓶・フタを洗う
まずは、熱湯消毒したい瓶を食器洗剤をつけて、丁寧に洗います。フタも同じように洗いましょう。
瓶の煮沸消毒を安心安全に行う手順② 鍋に水を入れて強火で加熱
用意した鍋の中に布巾を1枚敷きます。その上に洗剤で洗った瓶とフタを置いて全てに水が浸るように注ぎ入れて、強火で加熱をはじめます。保存瓶が全部浸るくらいまで水を入れてから、加熱すのがポイント。
※布巾を鍋に敷くのは、沸騰中に瓶が傷つかないようにするためでもあります。
保存瓶が割れることが心配な場合には、底にふきんを敷きます。プラスチックなどは、鍋底の温度で変形してしまうこともあるため、沸騰してから投入します。
瓶も準備。ついでに他のも煮沸消毒して使おう。瓶は煮沸消毒できるから好き。
瓶の煮沸消毒を安心安全に行う手順③ 沸騰したら時間経過を待つ
沸騰したら、時間を計ります。タイマーで5分をセットすると良いですね。フタにゴムパッキンなどが付いている場合は、2~3分で取り出してもOK。熱による変形が心配な素材は、少し時間を早めに取り出す方が安心です。
※強火にかけてから、ボコボコしてきたら沸騰直前の合図。そこで5分のタイマーをセットするのがおすすめです。時間は3~5分が目安になります。
瓶の煮沸消毒を安心安全に行う手順④ 鍋から瓶を取り出す
時間が経過したら、鍋から瓶やフタを取り出します。火傷をしないように注意して、慎重に取り出しましょう。
子どもが小さな頃、哺乳瓶を煮沸消毒する事を覚えて以来これをするとなぜか安心します。あとりえキッズで使う瓶は全て煮沸しています。口に入れるわけではないのにね。😊 #煮沸消毒
瓶の煮沸消毒を安心安全に行う手順⑤ 清潔な布巾を広げた上で自然乾燥
もう1枚の清潔な布巾を平らな場所を選んで広げて敷いておく。その上に、熱湯消毒した瓶とフタを逆さま向きで置きます。あとは、自然乾燥で乾いたら終了です。布巾の代わりにペーパータオルでも代用出来ます。
昨日は朝から空き瓶を大量煮沸消毒〜😅
ジャムなどを詰める場合には自然乾燥が完了したら、なるべく早く詰める方が安心です。瓶とジャムどちらも熱い状態のうちに詰めた方が、カビが生えにくい状態をつくることが出来ます。
夜な夜な 眠いより 作りたい欲求が勝つ! 🍓🍓イチゴジャム作り🍓🍓 コトコト炊いて 瓶は煮沸消毒して ひっくり返して このまま冷まして出来上り!
※鍋に入らない大きなサイズの瓶を煮沸消毒するには?
梅酒用の大きな瓶は鍋に入れて熱湯消毒は難しいですよね。そんなときは瓶の中に焼酎を入れ、ペーパータオルなどを使って焼酎を塗り広げていくように、隅々までまで拭くことで消毒出来ます。
アルコール度数が35度以上の焼酎を瓶の中に少量入れ、ペーパータオルや清潔な布を使って、焼酎を塗り広げるようにすみずみまで拭きます。
瓶の煮沸消毒を行う手順で注意すべきポイント!
あらためて、注意するポイントをおさらいしてみましょう。
①鍋の中に布巾を敷く
鍋の中に布巾を敷くことで、瓶に傷がつくのを防ぐ。また、沸騰したあとの瓶に与える衝撃をやわらげることも出来ます。布巾を敷かずに行うよりもより安全ですね。
②加熱を始める前、水の状態で瓶を入れる。
急激な温度変化が割れる原因ですから、熱湯の状態で瓶を入れるのはNG。必ず加熱する前、水の状態で瓶を入れるようにします。
③フタの素材を確かめて、素材によって早めに取り出す。
フタの素材によっては、熱湯消毒がNGというものがあるので注意。また、ゴムパッキンなど熱による変形が心配な素材は、瓶よりも早めに取り出す方が安心です。
④取り出すときは、十分注意すること。
沸騰したお湯が鍋から溢れ出て流れてきたりする恐れもあります。また、瓶を取り出すときに手元がくるうと滑り落ちる恐れもありますので、慎重に充分注意をすることが必要です。
まとめ
いかがでしたか?おしゃれ見え収納が出来ることからも人気なキャニスターなどの保存瓶。ガラス製は割れるのが一番の心配ですよね。でも、使う前には消毒は必要…温度変化に気を付ければ安心です。
急激な温度変化がガラスの割れる原因。注意ポイントの加熱する前に瓶を入れることや沸騰から5分の時間、取り出すときなど。ポイントに気をつければ安心安全に煮沸消毒は出来ます。
煮沸消毒の方法を正しく理解してから、注意ポイントは守って行えば簡単です。くれぐれも火傷には注意をして、熱湯消毒した瓶で気持ちよく安心して使いたいですね♪