わさびのすり方と辛味成分をしっかり保つ冷蔵冷凍保存方法!①基本のわさびのすり方
①わさびをきれいに水洗いし、わさびの茎を、手で全て丁寧にむしり取りましょう。包丁だと風味の強い部分まで切り落としてしまうので、手で行いましょうね!
②包丁で皮をこそぎ落しましょう。皮の部分にも香り成分や有効成分が含まれていますので、きれいな状態なら皮ごとすっても大丈夫です。
③おろし金に『の』の字を描くように、丁寧にゆっくりとすっていきます。
④美味しいわさびが完成です!時間がたつと風味や辛みが抜けてしまいますので食べる直前にするようにしましょう!
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わさびのすり方と辛味成分をしっかり保つ冷蔵冷凍保存方法!②わさびの根茎おすすめ部分
わさびの根茎は全体の部分に成分の差はほとんどはありませんが、先端の方の細胞が古く、茎に近い方の細胞が新鮮です。すりおろした時に、先端の方は茎に近い方と比べ、ねばりけが少なくざらざらとしていて色も黒っぽくなります。
新鮮でおいしいわさびを食べたい場合は茎に近い方からすりおろすのがおすすめです!
わさびのすり方と辛味成分をしっかり保つ冷蔵冷凍保存方法!③すり方で辛さがアップ!
わさびをすりおろすと細胞が壊れることで辛味成分が生成されます。そしてきめ細かくすりおろすことでさらに辛味が増すと言われています。包丁の背でたたくと辛味が増します。時間が30分以上経過してしまった場合などは包丁の背でたたいてみましょう。
わさびは笑いながらすれ
力を入れずに細かくすれという教えの例えが『わさびは笑いながらすれ』です。力んですりおろしたわさびはキメが荒く粘り気も少なく味が落ちてしまいます。優しく丁寧にゆっくりとすりおろすことが大切です。
おろした後は
わさびはおろしてから3分後が辛味のピークだといわれています。おろした後はすぐに食べるとわさびの辛味を十分に味わえておすすめです!
わさびのすり方と辛味成分をしっかり保つ冷蔵冷凍保存方法!④おすすめおろし板
なんといっても1番のおすすめおろし板はサメ皮です!ですが、一般家庭の場合はそこまでこだわらなくても、なるべくキメ細かいおろし板を使用すれば十分美味しくすりおろすことができますよ!注意点として、わさびは金気を嫌います。すりおろした後はすばやく陶器などの器に移しましょう!
わさびのすり方と辛味成分をしっかり保つ冷蔵冷凍保存方法!⑤わさびの保存方法
わさびの品質低下を防ぐ1番の方法はなるべく早く使い切ることですが、なかなかそうもいきませんよね。正しい保存方法で最後までおいしく食べきりましょう!
冷蔵保存の場合
【1】根茎を水に濡らし、新聞紙やクッキングペーパーでくるんでからラップで包むかジップロックなどの真空パックできるものに入れて冷蔵庫へ。約1カ月保存できます。
【2】コップに水を張り根茎を浸します。コップのお水は毎日取り換えましょう。こちらの場合でも約1カ月保存することができます。
※冷蔵保存の場合は、すりおろしたわさびを保存するのにはむきません。時間がたつほど香りや風味が失われてしまうためです。冷蔵保存の場合は毎回使い切れる量だけすりおろしましょう。
冷凍保存の場合
わさびを全部すりおろし、ラップに薄くのばして冷凍庫へ。冷凍出来たら1度取り出し、使いたい分だけ割り、再び冷凍庫へ戻しましょう。
わさびのすり方と辛味成分をしっかり保つ冷蔵冷凍保存方法!⑥まとめ
『わさびはすり方で辛さが変わる!辛味成分を冷蔵冷凍で長期保存』いかがでしたか。すりおろす部分やすりおろし方で辛味が変化するなんて、わさびって奥が深いですね!
いつもと少しおろしかたを変えるだけで自宅でも本格的でおいしいわさびが楽しめます!正しい保存方法と合わせて、わさびをたっぷり堪能しましょう!