ストウブ鍋が揚げ物にもおすすめな理由は?
ストウブの鍋は、鋳物ホーロー製なので、とても保温性が高く、蓄熱性も高い鍋になっているので、様々な種類の料理を美味しく作ることができます。揚げ物をカラッと美味しく揚げるためには均一に食材に熱を行き渡らせることがとても大切なので、ストウブの鍋は揚げ物料理にも適しているのです。ストウブの鍋にはいろいろな形の種類の鍋がありますが、より均一に食材に熱が伝わるようにするためにラウンド型の鍋を使うことがおすすめです。
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ストウブ鍋で揚げ物!油の量は?
揚げ物をするときにどうしても大量に使うことになってしまうのが、油です。ストウブ鍋で揚げ物をする場合でも、美味しく揚げ物を作るためには、ある程度の量の油が必要になります。揚げ物を美味しく作るために必要な油の量は、大体鍋の底から3㎝~3.5cmだとされていて、直径24cmの鍋の場合では800mlほどの油が必要になってしまいます。何とか油の量を節約する方法はないのでしょうか?
ストウブ鍋で揚げ物!おすすめの油の減らし方
揚げ物を美味しく作りたい!でも油の処理は面倒で一度に大量に使ってしまうのももったいない!と考える方も多いと思います。美味しく揚げ物を作りながら油の量を節約する方法を調べてみました。是非参考にしてください。油を節約しながら、賢く美味しく料理を楽しみましょう。
ストウブ鍋で揚げ物!おすすめの油の減らし方①:小さめの鍋を使う
揚げ物を美味しく作るためには、どうしても鍋底から3㎝以上の油が必要になってしまいます。そのため、油の量を節約するには、直径が小さい鍋を使って調理することがとてもおすすめです。嬉しいことに、ストウブの鍋は2㎝刻みで様々な大きさの直径の鍋があります。24㎝の鍋の場合800mlの油が必要ですが、20cmの鍋なら556ml、18㎝の鍋なら450mlと、必要な油の量は大きく変化します。
ストウブ鍋で揚げ物!おすすめの油の減らし方②:油の種類を工夫する
揚げ物料理を楽しんだ後、油が汚れていなければもう一度使うということもできます。一度使った油は酸化を始めてしまうので、大体最初に使った時から3週間以内に揚げ物料理をした油を使いきることが、料理を美味しく楽しむために必要です。油には、酸化しやすい油と、比較的酸化が遅い油の種類があることをご存知ですか?オリーブオイルや菜種油、ごま油などは酸化しにくい油の種類として知られています。美味しく料理を楽しむために、揚げ物をするときには使う油の種類にも工夫してみてください。
ストウブ鍋で揚げ物!おすすめの食材の量は?
揚げ物を美味しく料理するためには、油の表面積に対して多くても2分の1の量の食材に抑えて揚げることが必要です。直径18㎝のストウブ鍋を使うと、1回で2~3人分の揚げ物料理を作ることができます。2回に分けて揚げ物を作れば、4人分でも問題なく作ることができます。
ストウブ鍋で揚げ物!蓋はしても大丈夫?
蓋をすると揚げ物の仕上がりがカラッとして美味しくなる!と言われていますが、ストウブ鍋でも揚げ物を作るときに、蓋を使っても大丈夫なのでしょうか?ストウブ鍋は蓋が重たく、蓄熱性も保温性も高いので、蓋は使っても大丈夫ですが、注意が必要です。ストウブ鍋で蓋をして揚げ物をする際の注意点を紹介していきます。
ストウブ鍋で蓋をして揚げ物をする際の注意点①:火力の調整
ストウブ鍋で揚げ物をする際には、油の温度が適温まで上がったら、火力を絞るようにしてください。火力を絞ってもきちんと揚げ物を美味しく仕上げることができます。蓋をして火力をそのままにしてしまうと、鍋の中が必要以上に高温になってしまい、危険です。
ストウブ鍋で蓋をして揚げ物をする際の注意点②:油の量
前に揚げ物を美味しく仕上げるためには、ある程度の量の油が必要になると紹介しましたが、ストウブ鍋で蓋をして揚げ物をする場合は、油の量が多いとまた危険になってしまう可能性があります。噴きこぼれの危険をなくすために、ストウブ鍋で蓋をして揚げ物をする際には油は鍋底から3cm程度に抑えておきましょう。
ストウブ鍋で蓋をして揚げ物を際の注意点③:蓋の水滴
蓋をして揚げ物をすると、鍋の中はとても高温になり、蓋に水滴がつきます。ストウブ鍋で蓋をして揚げ物をする際には、やけどを防ぐために蓋についた水滴が手や油に落ちないように注意してください。また、蓋を開けた際に出てくる熱気にも、十分に注意してください。
ストウブ鍋は色々な種類の揚げ物料理におすすめ!
ストウブ鍋は、少し注意をすれば様々な種類の揚げ物料理を美味しく作ることができる、とても優秀な鍋です。蓋をすると火力や吹きこぼれ、熱気や水滴など、注意することは増えてしまいますが、油の量が節約できて、さらに美味しく揚げ物を作ることができます。
ストウブ鍋で揚げ物!おすすめレシピ:唐揚げ
今回はレシピを検索してきた際に一番多く出てきた、唐揚げのレシピを紹介します。ストウブ鍋で唐揚げを作る際の4人分の材料は、鶏もも肉、又はむね肉2枚、クレイジーソルト大さじ1杯、片栗粉大さじ4杯、小麦粉大さじ2杯、油は鍋底から3㎝の高さになる量です。
ストウブ鍋で唐揚げを作ってみよう
まずは鶏肉を食べやすい大きさに切ってビニール袋に入れて、クレイジーソルトをかけてしっかりとクレイジーソルトをもみ込みます。もみ込んだら30分程度、冷蔵庫に入れて味を馴染ませます。揚げる10分前になったら、鶏肉を冷蔵庫から取り出してください。
冷蔵庫から鶏肉を取り出して10分経ったら、ストウブ鍋に油を入れて170℃の温度になるまで加熱します。この間にクレイジーソルトをもみ込んだ鶏肉が入っているビニール袋に、小麦粉と片栗粉を入れて、振って混ぜ合わせます。油の温度が170℃になったら火力を弱めて鍋に鶏肉を入れ、蓋をします。この時の加熱時間は2~3分です。加熱ができたら一度蓋を開けて、肉をひっくり返し、もう一の蓋をして2~3分揚げてから取り出します。
鶏肉をとりだしたら180度に設定温度を上げて、油の温度が180℃になったら一度取り出した鶏肉をもう一度鍋の中に入れ、蓋をして1分程度揚げます。1分経って鶏肉をとりだしたら完成です。2度上げをすることでさらに唐揚げの衣がさっくりと仕上がり、美味しい唐揚げができます。鶏肉にもみ込む調味料は、しょう油や塩コショウなど、お好みで変えることができるので、色々な種類の味の唐揚げを作ることができます。
ストウブ鍋を使えば色々な種類の揚げ物料理ができる
唐揚げの他にも、ストウブ鍋を使うと様々な種類の揚げ物料理を美味しく作ることができます。ご飯のおかずはもちろん、ドーナッツなどのお菓子もストウブ鍋を使って作ることがでるのです。是非お菓子作りにもストウブ鍋を役立ててください。
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まとめ【ストウブ鍋は揚げ物にもおすすめ】
今回調べたことで、ストウブ鍋を使うと揚げ物も美味しく作ることができるということが分かりました。ストウブ鍋は直径を2㎝単位で選ぶことができるため、小さめの鍋を使って揚げ物をすれば、使う油の量を大幅に減らすことができることも魅力です。直径18㎝の大きさの鍋があれば、2回に分けて揚げ物を作ることで4人分の量も問題なく作ることができるということも分かりました。
ストウブ鍋の蓋を使用すると、さらに揚げ物を美味しく仕上げることができます。しかし、ストウブ鍋は保温性も蓄熱性も高く、蓋もとても重たいので、鍋の中がとても高温になります。ストウブ鍋の蓋をして揚げ物をする場合は、火力や油の量、熱気や水滴などに注意して、安全に料理を楽しんでください。