ピーマンを冷凍しておけばとっても便利!
ピーマンはβカロテンやビタミンを豊富に含む野菜として知られています。βカロテンは体の中でビタミンAに変換されて、目の健康維持や粘膜・皮膚を正常に保つ働きをしてくれます。また、ピーマンにはビタミンが豊富なだけでなくミネラルなども多くふくんでいます。油やお肉などと一緒に調理することで、疲労回復や夏バテ予防などにももってこいの食材です。
ピーマンは通常、冷蔵庫の野菜室で保存しておけば1〜2週間ほど持ちますが、冷凍しておけば1カ月間は美味しく食べることができます。スーパーや八百屋さんで安売りしているとき「こんなに食べられないな…」と、買うのをためらっていませんか?それは勿体ないです!安い時にまとめ買いして冷凍しておけば、いつでも美味しくピーマンを使った料理が食べられますよ。
便利で簡単な冷凍ピーマンのコツ!一工夫で美味しく冷凍する方法①タネ、ヘタ、ワタは取り除く
ピーマンを水で洗ったら、ヘタを取りましょう。切った時に中に入っているタネやワタも取り除くようにしましょう。ピーマンの過食部分は冷凍しても比較的変色したり劣化したりするのに強いのですが、ワタやタネの部分は変色しやすくて、そのままにしておくとそこから痛み始めてしまいます。黒っぽい色に変色してきて、風味や品質を損ねてしまうんです。
ちなみに冷凍せずに、生の状態ですぐに調理して食べる場合はワタやタネは食べても問題ありません。ちょっと苦味がありますが、カリウムやピラジンという栄養素なども含まれているんです。このピラジンには血液サラサラ効果も期待できますので、食感などが気にならないという人は、タネも食べてみてはいかがでしょうか!でも、ピーマンを冷凍する時にはきちんと取り除くようにしてくださいね。
簡単で便利な冷凍ピーマンのコツ!一工夫で美味しく冷凍する方法②しっかり水分を拭く
ピーマンを冷凍する時に気をつけたいのが水分です。ピーマンを洗って好きな大きさ・形に切り分けたら、キッチンペーパーや清潔な布巾などをつかってしっかり水気をふきとるようにしてください。水分を含んだ状態で冷凍してしまうと、そこから痛みやすくなってしまうのです。
洗ったピーマンの水気は切る前に拭き取るのではなく、使う用途によって千切りやみじん切り、輪切りなどに切り分けてから切るようにすると良いです。切りそろえた後にペーパーなどに並べて、さらに上からペーパーをかぶせて抑えるようにしてしっかり水分を取り除きましょう。
簡単で便利な冷凍ピーマンのコツ!一工夫で美味しく冷凍する方法③重ならないように保存袋に並べる
ピーマンを切り分けて水気を切ったら保存用のジッパー袋などに入れて冷凍しますが、その時に出来るだけピーマン同士が重ならないように並べて保存するようにしましょう。冷凍庫の冷風が均一にピーマンの断面に当たるようにして、スムーズに冷凍出来るようにするためです。
保存袋に並べた後は出来るだけ中の空気を抜いて、あれば金属製のバットなどの上に平らに置いて冷凍すると早く冷凍出来るので風味を損ねるのを防いでくれます。空気を抜く時に、押さえつけ過ぎてピーマンの繊維を潰してしまわないように注意してください。
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まとめ:簡単で便利な冷凍ピーマンを活用して料理上手になろう!
好きな大きさにカットしたピーマンを冷凍しておけば、いつでも手軽に使うことができて料理の幅も広がります。定番の青椒肉絲やピーマンの肉詰め、チャーハンやピザのトッピングなど、アレンジして色んな料理に大活躍してくれます!
ちょっとした一工夫の冷凍のコツを覚えて、ピーマンを美味しく冷凍して活用してみませんか?栄養豊富な野菜のピーマンを毎日の食卓に取り入れて、健康的な料理をたくさん食べましょう!