そもそもほうじ茶とは?
ほうじ茶とは、煎茶や番茶などを強火で焙じて(焙煎して)作ったお茶のことをいいます。独特の香ばしい香りが特徴で、緑茶に比べて、カテキン(渋み)、カフェイン(苦味)が少なめなので、寝る前のティータイムにもおすすめです。
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ほうじ茶は〇〇を使って自宅で簡単に作れる!
そんなほうじ茶が一番おいしいのは、やっぱり焙煎したての時。そんな「焙煎したてのほうじ茶」が、実は自宅でも簡単に作れるんです。使うものは「緑茶」の茶葉とフライパン。飲みたいときに飲みたい分だけ、5分あれば作れてしまいます。
フライパンで簡単!焙煎ほうじ茶の作り方1【道具を用意する】
ほうじ茶を作るために、用意する道具は3つだけ。フライパン、濡れ布きん、緑茶の茶葉です。緑茶は古くなって香りがしなくなってしまったものでも構いません。また、フライパンの代わりに土鍋などを使うこともできます。
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フライパンで簡単!焙煎ほうじ茶の作り方2【フライパンを温める】
フライパンを強火にかけ、30秒ほど温めます。30秒たったらいったん火から降ろし、濡れ布きんの上で2、3秒冷まします。
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フライパンで簡単!焙煎ほうじ茶の作り方3【フライパンを戻し、茶葉を入れる】
火を止めたコンロの上にフライパンを戻して、緑茶の茶葉を入れていきます。この時なるべく茶葉がまんべんなく広がるようにします。
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フライパンで簡単!焙煎ほうじ茶の作り方4【茶葉を炒める】
火をつけずに、フライパンに蓋をして、そのまま2分30秒待ちます。中から香ばしい香りがしてきます!
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2分30秒たったら蓋を取り、強火で1分ほど炒めます。焦げないように混ぜながら、炒めていくのがポイントです。煙が立ったら火を止め、余熱でさらに1分ほど炒めます。煙がおさまったらフライパンから茶葉を取り出して出来上がりです!とっても簡単に緑茶からほうじ茶を作ることができました。
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作ったほうじ茶を美味しく淹れるコツ!
茶葉の量は8g
茶葉の量は、3人分で約8g、ティースプーンなら4杯程度です。ですが、1人分を淹れるときにも同じぐらい使ったほうが美味しく飲むことができます。ほうじ茶は緑茶よりも少し多めに使うのがコツです。
100℃の沸騰したお湯で淹れる
熱いお湯を使った方が、ほうじ茶の持ち味である「香り」をしっかり味わうことができます。
また、ほうじ茶は、焙煎することで、苦みのもと、カフェインがほとんどなくなっています。そのため、熱湯で入れても苦くなる心配はありません。
抽出時間は30秒
軽く急須・ポットを回しながらしっかり抽出させます。お茶の色を良く見て、少し濃いかなと思うくらいが飲み頃です。
ほうじ茶の保存方法は?
常温で保存する
ほうじ茶を保存するときは、冷蔵庫などに入れず必ず常温で保存します。ほうじ茶は高温で焙煎しているため、冷蔵庫などで急に冷やしてしまうと、茶葉が壊れて粉っぽくなり、味が落ちてしまうためです。
なるべく空気に触れさせない
茶葉は酸化しやすいので、袋などに入れて保存する時もなるべく空気を抜いて、しっかり封をして保存します。空気を抜くときは、茶葉が割れないように注意しましょう。
保存期間は1か月以内!
作ったほうじ茶は1か月以内に飲み切るようにしましょう。それ以上置いておくと、ほうじ茶のせっかくの香ばしさが損なわれてしまいます。焙煎する時も、あまりたくさん焙煎せず、少しづつ作るのがおすすめです。
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ほうじ茶でホッとティータイム!
苦みや渋みが控えめで、カフェインも少ないので体優しく、どんな食事にも合うほうじ茶。焙煎したての香ばしいほうじ茶がいつでも飲みたいだけ作れるのがいいですね。自分好みの焙煎具合で作れるようになったらもうほうじ茶のプロ!自分だけのほうじ茶でティータイムを楽しみましょう。