蛍光灯の色の選び方
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蛍光灯の色味にはおおまかに区分すると4種類あります。①昼光色 ②昼白色 ③白色 ④電球色
それぞれ色合いが違うので、蛍光灯を選ぶときは使用する場所と全体的な色味を考えて選ぶようにしましょう。
次の項目では、蛍光灯の4種類の色味の特徴についてお話したいと思います。
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蛍光灯の種類①昼光色(ちゅうこうしょく)
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少し青みががっていて、涼しげな色合いが特徴です。オフィスや事務所などで使われている蛍光灯で、特にデパートや飲食店に向いています。
昼光色の蛍光灯を使う事で、お部屋がすっきりと見える効果があります。オフィスや勉強部屋など集中力が必要とされる場所で使うと効果的です。
蛍光灯の種類②昼白色(ちゅうはくしょく)
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自然な白い色で、夏場の太陽の色より青っぽいのが特徴です。主にオフィスや一般家庭等で使用されているタイプの蛍光灯になります。
蛍光灯の種類③白色(はくしょく)
少し黄色味ががっている光色で、落ち着いた印象を与えてくれる色合いです。工場や事務所、一般家庭で仕様されているタイプの蛍光灯です。特にブティックや飲食店、ショールームに向いているとされています。
蛍光灯の種類④電球色(でんきゅうしょく)
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赤みを帯びている色合いで、安らぎと落ち着きを与えてくれます。白熱電球の色合いを蛍光灯で再現しているのだとか。寝室とかで使われていたりします。集中力が必要であったり、作業をする場所には不向きの色とされています。
蛍光灯の色と効果
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私たち人間の心理状態と光の色とは深い関係があります。一家団欒で過ごす時、部屋の灯の色をオレンジっぽい色にすると、温かさや安らぎを感じ、落ち着くと言われています。
また、寝室なども電球色にするといいでしょう。部屋の雰囲気が落ち着いた感じになって、良い睡眠を促してくれますよ。
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また、夜間に勉強や仕事で集中したい時などは、部屋野中が明る過ぎると逆に注意力散漫になるとも言われています。受験生がスタンドの灯だけで勉強をしているシーンがドラマなどで見られますが、あれは理にかなっているという事なんですね。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方 キッチン編
キッチンでの効果的な蛍光灯の色を選ぶ時、どんな色合いにすればいいのか迷いますよね。一般的には昼光色や昼白色がおすすめの色だと言われているのですが、特にキッチンの場合、料理の下ごしらえや調理などの作業をしますし、コンロで火も使いますよね。
ということで、キッチンで使用する蛍光灯の色は、食材の色もはっきりわかる自然な色の昼白色がおすすめです。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-1 壁付き型キッチン
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キッチンでの効果的な蛍光灯の選び方ですが、戸建やマンションタイプか?また、キッチンの形態でも蛍光灯の選び方は変わってきます。
壁付きのキッチンの場合、天井からの光だけでは立った時に自分の背面から光が当たってしまい、影が出来てしまいます。手元が暗い感じになってしまいますので、調理しにくくなってしまうのが欠点です。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-2 アイランド型キッチン
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アイランド型のキッチンは、写真の通り、キッチンとリビングの境目がなく、非常に開放的なタイプのキッチンになっています。
手元を照らす為の蛍光灯が設置されていると思いますが、キッチンやダイニングは部屋の中で一番明るいくらいが丁度いいと思います。
また、リビングからの蛍光灯の光もあるので、アイランド型のキッチンでは、天井から吊り下げるペンダントライトは使われている場合が多いです。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-3 カウンターキッチン
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カウンターキッチンの場合、壁付きキッチンと同様、手元に蛍光灯の灯(手元灯)が設置されています。また、アイランド型のように開放的なキッチン形態ではなく、どちらか一方が窓か壁に面しているので、キッチン全体が明るく照らされるような照明を選んだ方がいいでしょう。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-リビング編
リビングは1日の疲れを癒したり、家族との団欒を楽しむ場所。だからこそ、暖かい光の蛍光灯を選びたいですよね。戸建でなくマンションならば、リビングとダイニングが併用。という方もおられるでしょう。だからこそ、蛍光灯の選び方は重要になってきます。
また、リビングは夜だけでなく日中も過ごす場所ですよね。理想的なのは、日中と夜の蛍光灯の色を変えること。ただ、蛍光灯の場合、シーリングライトと違い、リモコン一つで色合いを調整することは出来ませんよね。
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そこでおすすめなのがフロアスタンドです。室内の蛍光灯を消してフロアスタンドを点けることで、落ち着いた雰囲気の部屋に早変わり!ゆったりとしたくつろぎの時間を過ごすことが出来ますよ。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-その他の部屋
リビングやキッチンでの、おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方をご紹介してきましたが、ここからは、それ以外の場所ではどんな風に蛍光灯を選べばいいのか?について紹介したいと思います。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-その他の部屋①トイレ・風呂・脱衣所
トイレやお風呂で使う蛍光灯のおすすめの色は電球色です。電球色は目が疲れにくく、落ち着いた雰囲気になるのでおすすめです。人によっては昼白色が好みだという人もいると思いますが、そこら編はご自身のお好きな色合いで蛍光灯を選んで下さいね。
脱衣所に関しては、浴室内とのメリハリをつける為にも昼白色がおすすめかと思います。余談ですが、基本的に女性は脱衣場兼洗面台でお化粧をしたりする方が大多数だと思います。太陽光に近い色合いの昼白色の下でメイクをすることをおすすめします。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-その他の部屋②仕事部屋・子供部屋
子供部屋や仕事部屋(書斎)でおすすめの蛍光灯の色は、昼光色と昼白色になります。ただ、昼光色は、強い光の為、目への負担がかなり大きいです。キッチンの蛍光灯が目に刺さるくらいに眩しいのは、昼光色がだからなんです。子供部屋も仕事部屋(書斎)もそうですが、長時間文字を見たり作業をしたりしますよね?目への負担を軽減する為にも昼白色をおすすめします。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方-その他の部屋 ③寝室
寝室の蛍光灯の色、みなさんはどんな色にしているでしょうか?最近、睡眠負債という言葉をよく聞きますよね。日睡眠不足の状態が継続されると、慢性的な睡眠不足に繋がり、それが借金のように積み重なってしまっている状態を指します。
睡眠不足の要因の一つとして思い付くのが枕などの寝具。寝心地が悪いから眠りが浅くなり睡眠不足へ繋がると言われていますが、実は部屋の灯の色合いも睡眠に大きく影響を与えているというデーターもあるくらい、睡眠と蛍光灯の色には深い繋がりがあるんですね。
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布団に入る1時間前くらいから、部屋の灯を暖色系にすると良いと言われています。寝室の場合、日中は外からの光で十分ですし、蛍光灯を点けるのは夜のみですよね?寝室の蛍光灯は電球色を選ぶといいですよ。
おすすめの蛍光灯の色と効果的な選び方④階段・廊下
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階段や廊下でのおすすめの蛍光灯の色は電球色です。基本的に夜しか灯を点けませんよね。戸建ならば階段や廊下などにフットライトを設置されているお宅もあるかと思います。あくまでも家の中で迷子にならない程度の色合いがあれば十分です。
夜の旅館の廊下や階段の照明の光を思い出して頂けたらイメージが出来るかと思います。
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いかがでしたでしょうか?蛍光灯の色の種類や選び方を徹底解説してきました。蛍光灯の色と言っても色々な色の種類がありますし、用途場所によっても適した色合いがあることがわかりますよね。毎日お世話になっている蛍光灯。
色の種類や特徴を知った上でチョイスすることで快適に過ごすことが出来ますよ。