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柔軟剤は必要?使わないで柔らかくする方法や柔軟剤の代わりって?

2024.02.25

洗濯の時に使うと洗濯ものがふんわり柔らかく、かつ静電気を防ぐ柔軟剤ですが、柔軟剤は必要ですか?「香りが嫌い」「体に合わない」などでの理由で「必要ない」という人もいます。柔軟剤を使わない代わりに洗濯を柔らかくする方法をまとめました。

この記事に登場する専門家

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vivre専属ライター

ぽっちゃりガール

食べ歩きとゲームが趣味のアラサー女子。日々、手作り料理をしています!

  1. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり①柔軟剤って何?
  2. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり②柔軟剤のメリットデメリット
  3. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり③柔軟剤を使わない理由
  4. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり④洗濯ものを柔らかくする秘策その1
  5. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり⑤洗濯ものを柔らかくする秘策その2
  6. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり⑥洗濯ものを柔らかくする秘策その3
  7. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり⑦洗濯ものを柔らかくする秘策その4
  8. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり⑧柔軟剤を作ってみよう
  9. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり⑨静電気を防止しよう
  10. 柔軟剤は必要?使わないでもふんわり⑩まとめ

まず、柔軟剤って何なのでしょうか?「使うと肌ざわりがやわらかくなる」「静電気を防いでくれる」「いい香りがする」そんな理由で使っている人が多く、近年種類も多くなっていますが…柔軟剤の成分は、洗剤などの主成分の海面活性剤です。柔軟剤は洗濯ものが乾いたときに、薄い油の幕の様に洗濯ものに残り繊維同士の摩擦を抵抗を和らげる性質があります。

そして、柔軟剤は洗うときに使われる洗剤と違いすすぎのタイミングで使われるので、洗濯物自体に柔軟剤成分が残ります。…ということは、化学の成分が衣類やタオルの表面をコーティングしているということになります。

柔軟剤のメリットは…①衣類など洗濯ものがいい香りになる。②洗濯時に衣服が絡みにくくなり生地の傷みを軽減できる。③不快な静電気が起きにくくなる。④肌触りが柔らかく感じられる。主にこの4点が柔軟剤を使用した時のメリットです。

柔軟剤のデメリットは…①肌が弱い人などに対して、肌の刺激物になる。②表面をコーティングされているので吸水性が落ちる。③お金がかかる。④商品によっては香りが強すぎる。主にこの4点が柔軟剤のデメリットです。

柔軟剤を使わない理由としては、家族の中にアトピーや肌が過敏なひとがいるので、衣類に人工的な物質が残っているっているのが気になる、香料が苦手で自分の衣類などから香りがしているのが苦痛だから、タオルなどのしっとりとする感覚が嫌だなどです。

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柔軟剤を使わないで洗濯をすると衣服・タオルはゴワゴワになりがち。そんな洗濯ものをやわらかくする秘策その1が、「洗濯ものを乾燥機で半乾燥してから干す」という方法です。いつもの、洗濯が終了してから干すのではなく、洗濯を乾燥器で30分ほど乾燥させて半乾きの状態にしてから外に干します。

そうすると、柔軟剤を使わなくても洗濯ものは比較的やわらかくふんわりします。方法としては難しくありませんが、乾燥機があることが条件で、乾燥機がない場合には実践できない方法です。

柔軟剤を使わずに、衣類やタオルをやわらかくする方法その2は、パイルを(タオルの表面にある細かいループ)潰さないようにしてタオルをふかふかにする方法です。方法としては少々手間がかかるのと、衣類とタオルを一緒に洗えないのが難点です。

洗濯の仕方:パイルをつぶさないために、タオルはネットに入れて、洗剤は適当な量を使います。そして、水量は多めに調節して洗濯をします。洗濯が終わったらタオルをネットから出して早めに10回ほど上下に振ります。そして、形を整えて干します。これでパイルがつぶれにくいのでタオルはふんわりとやわらかくなります。

柔軟剤の代わりにクエン酸を使う方法で、柔軟剤を使わないでも洗濯ものをやわらかくすることとができます。クエン酸と言えば、掃除に大活躍のアイテムですが、このクエン酸は柔軟剤の代わりにもなります。【洗剤の他に用意するもの】クエン酸(水30ℓあたり1g程度)

柔軟剤の代わりにクエン酸を使った洗濯の仕方:普通に洗濯をします。洗濯機のすすぎタイミングで一度洗濯機を止めます。その際水30ℓに対して1gのクエン酸をいれます。手順はこれだけですが、タイミングが大事になります。というのも、最初からクエン酸を入れてしまうと、アルカリ性である洗剤とクエン酸が中和してしまい汚れを落とす効果が弱くなってしまいます。

また、絶対にやってはいけないのが「塩素系漂白剤」とクエン酸を一緒に使用することです。酸と塩素系洗剤が混ざると有毒ガスが発生するのでこの2つを一緒に使用しないようしましょう。なお、クエン酸にはアンモニア臭や魚などの生臭さ、たばこのヤニを落とす効果があるので、これらの汚れが付着している時は、先に洗剤の代わりにクエン酸を入れて洗濯をすれば落ちます。

洗剤を使って洗濯するとどうしても、洗剤のアルカリ成分が繊維の弾力を奪ってしまうために、脱水時や洗濯中衣類などに強い力が加わったときに繊維が横に倒れてしまいます。これによって繊維間に空気を蓄えることができなくなってしまいます。結果、洗濯物はゴワゴワになってしまいます。そんな状態を防いでくれるのが柔軟剤の代わりに酢を使うです。【洗剤の他に用意するもの】水40ℓあたり大さじ1杯の穀物酢

柔軟剤代わりに穀物酢を使った洗濯方法:全自動洗濯機の場合、分量の穀物酢を柔軟剤投入口の方に入れます。そしていつも通りの方法で洗濯をします。二層式洗濯機の場合、すすぎが終わった時点で穀物酢を入れて2分ほどすすぎにかけます。それだけです。

注意としては、全自動洗濯機の予約柔軟剤投与口に入れる以外で、洗剤と一緒に穀物酢を使ってしまうと中和されてしまい汚れが落ちにくくなってしまうので注意です。そして、穀物酢を使用して洗濯すると、仕上がったときに多少酢の香りがしますが、乾燥させると酢の香りは飛んでしまうので心配は不要です。

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柔軟剤の代わりに使うと衣服など洗濯物がやわらかく方法はありますが、なかなか厄介なのが静電気の問題です。柔軟剤以外ではなかなか静電気を軽減することができない場合が多いです。静電気対策と、洗った時の若干嫌な臭い防止で、ほのかに香る柔軟剤を自分で手作りしてみましょう。

【材料】クエン酸大さじ3、精製水200mi、精油30~40滴、グリセリン大さじ2、保存するボトル(メモリのあるドレッシングボトルが便利)

【作り方】グリセリン、クエン酸、精製水を入れて混ぜ合わせます。精製水の代わりにお酢を使うのも可能で、その場合は、お酢、クエン酸、グリセリンを混ぜ合わせます。そこに精油を入れてよく混ぜます。これで完成です。使う前によく混ぜ合わせ1回30~50mlずつ使います。多く入れすぎるとシミの原因となるのでご注意ください!

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静電気が発生すると、冬場などドアノブなどを握った際に「バチっ」と痛みがはしり不快です。静電気は繊維同士の滑りが悪く摩擦が起きるものです。そんな不快な静電気を防止するには①何かに触って静電気を放電させること②静電気をためこみにくくすること③空気中に静電気を放電することなどです。

具体的に言うと、①ハンドクリームなどを使い手を乾燥から守る②ドアを開ける前に壁や地面などを触る③静電気防止アクセサリー、ゴムなどを使用するなどで静電気を軽減できます。

香りが苦手、皮膚に良くないなどの理由で柔軟剤を使用したくない場合、クエン酸や穀物酢などを使ったり洗濯に工夫すれば洗濯物をゴワゴワではなくふんわりやわらかく仕上げることができます。冬場は静電気に気をつければ柔軟剤無しでも快適な洗濯物が完成します。是非試してみましょう。