「晴れの国」と言われるほど晴れることが多い岡山県は、その気候に似合う明るく明快な人が多い傾向にあります。自由奔放で頭のキレるタイプの人も多く、方言の印象も相まって「怖い」なんて印象も抱かれやすいです。中途半端やおだてを嫌い、さっぱりした性格の人が多くいます。

ロックユニット『B’z』のメンバーでミュージシャンの稲葉浩志さんは岡山県津山市出身です。『B’z』は平成30年時点で累積売上8262.4万枚を記録し、平成のNo.1売り上げアーティストに輝きました。

俳優のオダギリジョーさんは、岡山県津山市出身です。『メゾン・ド・ヒミコ』『スクラップ・ヘブン』『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』など数々の映画やドラマに出演し、素朴からワイルドまで幅広い役を演じ分ける日本を代表する俳優の一人です。

女優の桜井日奈子さんは岡山県岡山市出身です。『いい部屋ネット』のCMの可愛らしいダンス姿で話題を集め、「岡山の奇跡」として一躍有名になりました。

芸人のブルゾンちえみさんは、岡山県岡山市出身です。2017年に、新年恒例の『ぐるナイ おもしろ荘』に『ブルゾンちえみwithB』として出演し、優勝したことで一気に大ブレークしました。最近では個性的でおしゃれなファッションやヘアスタイルも女性から注目されています。

お笑いコンビ・千鳥の大悟さんとノブさんはともに岡山県出身です。岡山県内の高校で同級生だった二人。『テレビ千鳥』など次々のレギュラー番組が決まるなど、好感度抜群コンビとして知られ、岡山弁の独特な漫才スタイルも人気を集めています。

岡山県民は、明るく積極的な人が多いと言われています。温暖な気候や晴れの日が多いことからこのような県民性が生まれていると一説では言われています。男女ともに親しみやすくおちゃめな面もあるので、モテる人が多くいます。

自由奔放な人が多いのも岡山の県民性の一つです。協調性はそれほど高くなく、自分の思うように物事を進めようとする傾向にあります。そんな自由奔放な性格について、価値観の異なる人からはワガママといった印象にとらえられてしまうこともあります。

岡山の人は頭がキレる人も多く、明るい性格なので世渡り上手です。駆け引きも上手で、ビジネスや恋愛においてもその特技を活かしていきます。

頭のキレる岡山県民は論理的で、感情的になることがほとんどありません。岡山の女性も同性から「かっこいい女性」と思われるような人も多く、サバサバしている人が多い傾向にあります。男性も頼りになる人が多いのでとてもモテます。ただ一方で、そんな論理的な面から少し冷たいなんてことも思われがちです。

合理的な岡山県民は、完璧主義な一面も持ち合わせています。そのためか岡山県民が上司になると少し厳しくなってしまう傾向にあります。中途半端なものが嫌いなので、岡山の女性は同性からは「かっこいい」と思われる反面、男性からは「スキがない」なんて思われがちです。

論理的で完璧主義な岡山県民は、目標のためならコツコツ努力することも厭わない勤勉な人が多くいます。合理的に黙々と仕事を進めていくので、冷たい印象を抱かれてしまうことはありますが、しっかりとやるべきことをやり遂げます。

真面目で一生懸命な岡山県民。特に女性はキャリアウーマンタイプの一生懸命働く人になる傾向にあります。男性も仕事にシビアで一生懸命なので、頼れる存在となります。とても真面目なので経済観念もしっかりしていてお金にもシビアです。

論理的で完璧主義な岡山県民は、プライドが高いという一面も持っています。完璧を目指し、自由奔放だからこそ「自分」というものをしっかり持っています。「可愛げがない」「隙がない」「冷たい」なんてマイナスイメージにもつながりやすい特徴ではありますが、一方で自己を探求して格好良い人生を送っている人もたくさんいる県民です。

「バクダンキャンディー」とは、岡山県民なら知らない人はいないというほど県民馴染みのアイスキャンディーです。バクダンが4つ連なったような個性的な見た目をしていて、イチゴやメロン、レモン、ソーダなどたくさんの味があるのでとてもカラフル。岡山県民は海やプールで泳いだ後や運動会の時などによく食べていたようです。

岡山県は雨があまり降らない県なので、折り畳み傘などを持つ習慣がなく、傘をあまり持ち歩かない県民です。車移動も多いためにわざわざ傘を持ち歩くのが面倒と思う人が多く、ちょっとした雨程度では傘を差さない人がほとんどです。

同じく天気つながりのあるあるとして、岡山県民馴染みのフレーズがあります。それが、「天気予報は外れたけど〜」です。こちらはなんと天気予報中に流れるテーマソングだそうで、その大胆さが話題を集めています。そんな明るさが岡山らしいと人気です。

岡山県民の誇りといえば、何と言ってもB’zの稲葉浩志さんです。B’zの稲葉さんの実家は化粧品を扱うお店をやっているので、多くのファンが聖地巡礼しにいくようです。稲葉さんのご家族がとても気さくに対応してくれると話題です。

世渡り上手な岡山県民は、恋愛においても駆け引き上手な人が多くいます。明るくて優しいので男女ともにモテる人が多いという特徴も。特に岡山女性はサバサバとした姉御肌タイプの人も多いので、草食系男子からモテる傾向にあります。

論理的な岡山県民は、恋愛においても感情よりも損得を優先する打算的な面があります。結婚相手についても、条件を気にする傾向にあり、より結婚に向いている人がいたらそちらに乗り換えるなんてこともあります。

計算が得意な岡山県民は、恋愛においても計画がしっかりしていて、その計画に当てはまる人と結婚する傾向にあります。感情だけで動くことがほとんどないので、計画からずれる人は選びません。

明るく積極的な岡山県民ですが、一部では「運転マナーが最悪」「クレームが多い」なんてことも言われています。その真相について探っていきます。

運転中に右折・左折をするときや車線変更をするとき、ウィンカーを出すのは教習所でも必ず守る最低限の交通ルールです。しかしなぜか岡山県では守られないことが多いんだとか。

その対策として、岡山の道路には「★合図」という路面標識があります。これは、「ここでウィンカーをつけましょう」という注意喚起のマークです。どうやら運転マナーが悪いというのは本当のことのようです。

岡山は教育にも力を入れていて、論理的・合理的な県民が多い反面、自分勝手な屁理屈に結びつけてしまうところもあり、それが運転マナーの悪さに繋がっている可能性があると分析されています。

岡山県民については、「日本のユダヤ人」と一部で言われています。これはジャーナリストの大宅壮一さんが呼んだものと言われ、冷酷・頭脳明晰な倉敷商人を指しているようです。

この言葉に影響されてか、ネット上などでは個人的な岡山県民との嫌な思い出エピソードたくさんあげられてしまい、岡山県民はクレームが多いといった噂がより広まる結果となっています。

岡山の方言にはヤンキー言葉と同じく連母音融合という特徴が見られ、「うまい（umai）」が「ウメー」になるなど、口が悪く怖いといった印象を持たれがちです。この方言の怖さに、交通マナーの悪さといった印象も相まって、「クレームが多い」「最悪」「冷たい」といったネガティブなイメージに繋がっている様子もしばしば見られます。

岡山県民の主張としては、「晴れの気候が多い晴れの日のために、みんな朗らかで気が強く主張も外に出やすい県民である」ということです。

特に岡山に引っ越してきた人などは、その主張の強さにたじろいでしまい、岡山県民にとっては自分の思いを伝えているだけのつもりが、相手にはクレームと取られてしまった、なんてことも起こるようです。

「運転マナーが最悪」ということも「クレームが多い」ということも、岡山県民の特徴である理論的で頭がキレるという性格や、自己主張がしっかりしているという性格からきているイメージのようです。方言の印象もあり怖い人と思われがちな岡山県民ですが、仲良くなればカラっとした気持ちが良い人が多いとわかります。

いかがでしたか？岡山県民について、特徴やあるある、気になる恋愛傾向に、「運転マナーが最悪」「クレームが多い」という噂の真相についてご紹介しました。合理的で頭のキレる岡山県民。一見冷たい人のように思われがちですが、実はとても明るくサバサバしています。岡山県民と出会った際には、じっくり時間をかけて仲良くなってみてくださいね。