京都の県民性とは?いけずって本当?
かつて日本の都であった京都。現在も歴史的建造物が多く残り、観光スポットとしても人気を博しています。そんな京都に住む京都府民はプライドが高くて、本音と建前を使い分けるのが上手と言われています。また、他県民からは「いけず」と言われることも。本記事では、そんな京都の県民性についてご紹介します。
京都府民の特徴
京都府民は、とにかく関西人や大阪人と一緒にされることを嫌います。関西や大阪といえば陽気な人が多く、前へ前へと出て行って目立とうとする傾向にあります。しかし、京都府民はおしとやかで上品な性格。関西人のようにガツガツしている人たちと一緒にされることは心外なのです。
また、京都府民は東京をライバル視しています。というのも、かつて京都は日本の都でありましたが、現在は東京に奪われてしまいました。今でも京都=日本の中心、首都は京都がふさわしいと思っている人が多いため、東京をライバル視する人が多いのです。
京都の県民性|男性の性格①プライドが高い
京都の男性はプライドが高いです。京都出身であることに誇りを持っており、他県民を見下す一面があります。やや排他的な気質で、「京都の人しか認めない、仲間に入れない」という考えを持っている人も。また、京都の男性は見栄っ張りな傾向にあります。
京都の県民性|男性の性格②クール
京都の男性は、とてもクールな性格をしています。計算高く、本音と建前を使い分けるのが上手です。腹黒とも言われますが、世渡り上手な人が多いです。ビジネスにおいても計算高い駆け引きを行って、商談を成功に持ち込みます。
京都の県民性|男性の性格③こだわりが強い
京都の男性はこだわりが強く、自分が手に入れたと思った物には大金をはたきます。特に質の高いものや長く愛用できそうなものに関しては、どれだけ高額でも手に入れる傾向にあります。京都出身というプライドがあるのか、安っぽいものは身につけられないようです。また、新しいもの好きで新商品には特に興味を示します。
京都の県民性|女性の性格①しっかり者で気遣いが上手い
京都の女性は、しっかり者で気遣い上手な人が多いです。年齢以上に、しっかりした性格の人も珍しくありません。よく気が利くので、ビジネスでも恋愛でも上手くやっていきます。また、相手を立てるのが上手な傾向にあります。
京都の県民性|女性の性格②したたかで本音と建前を上手く使い分ける
京都の女性は、とてもしたたかです。本音と建前を上手く使い分け、どんな人とも円滑にコミュ二ケーションを取ります。しかし、京都の女性は周りからの評価を気にするため、腹を割って本音で話すことが苦手な傾向にあります。
京都の県民性|女性の性格③程よく流行を取り入れる
京都の女性は特別ミーハーというわけではありませんが、流行はきちんと追います。とりあえずトレンドを盛り込んでおけばいいという考えではなく、程よく流行を取り入れる人が多いようです。
京都の県民性|男性の恋愛傾向
京都の男性に限らず、京都府民は恋愛に不向きな人が多いです。干渉されるのが苦手、他人にはさほど興味がなくて必要以上に関わらない、といった人が多いために情熱的な恋愛はできないかもしれません。
また、京都の男性は恋愛におけるメリットを重視します。ようは、相手と恋愛することによって自分にどのような得があるかを考えるのです。さらに、京都の男性は見栄っ張りでしたたかな一面があるため、パートナーとしては扱いづらいでしょう。広い懐を持ち、京都の男性に付いていけるような女性でなければ恋愛は難しいかもしれません。
京都の県民性|女性の恋愛傾向
京都の女性は男性同様、恋愛に不向きです。特に京都の女性はお世辞に敏感で、男性からの媚や嘘をすぐに見破ります。自分が本音と建前の使い方が上手なだけあって、相手の下心に気づくことができるのです。
ちなみに分かりやすく媚を売る男性は、自動的に恋愛対象外になります。ストレートな方法でアタックする方が京都の女性には効果的ですが、一方で恋の駆け引きを好む面もあります。やや扱いが難しいため、男性が苦戦することも珍しくありません。
京都県民あるある①京都市内の人のみが京都出身を名乗れる
京都府民の中で「京都出身」と名乗っていいのは、京都市内の人のみです。これは京都特有の暗黙のルールであり、京都府民は「京都出身」と言った人に対して「京都のどこ市?」と深くツッコむこともしばしば。また、京都市の中でも「洛中」だけが京都だという人もいるそうです。このあるあるからも、京都府民のプライド高さがひしひしと感じられますね。
京都県民あるある②お年寄りはThe京都人
京都府民に対してプライドが高い、意地悪、腹黒いなどのイメージを持っている人もいるのではないでしょうか?この京都人らしい性格は、お年寄りの方に多いといいます。若い世代は冒頭で述べたイメージと違うこともあり、「あれ?京都の人ってこんなだっけ?」と腑抜けすることも。
京都県民あるある③時間とおりに来ないバス
日本の交通機関はスケジュール通りに動くことで有名ですが、京都のバスは違います。特に京都市営バスは道が渋滞しやすいこともあって、時間に遅れることが多いです。観光シーズンになると、より予定時間オーバーすることが頻繁になります。
京都県民あるある④夏と冬の気温差が凄い
京都は盆地のため、夏は異常に暑くて冬は凍えるほど寒くなります。特に夏は湿度が高く、ムワッと肌に張り付くような暑さが続きます。その暑さは、沖縄県民もぐったりするほどだと言われています。
京都県民あるある⑤大手チェーン店の看板が茶色
京都にある大手コンビニチェーン店やファストフード店の看板は、茶色でデザインされていることが多いです。これは街の景観を守るためであり、条例でも定められているルールです。お店の看板がいつも目にするカラーと違うと、別のお店に見えて面白いですよ!
京都県民あるある⑥暴風警報がほとんど出ない
京都は盆地のため、台風がきたとしても風がほとんど届きません。ゆえに、暴風警報で学校が休みといったことがないのです。「台風で学校休みだ!」と言っている人が羨ましくなるのは、学生あるあるでしょう。
京都府民はなぜ「いけず」と呼ばれる?対策はあるの?
京都はかつて日本の都として君臨しており、歴史的建造物も数多く残っています。観光スポットとしても人気があり、全国でもトップクラスの観光客が訪れます。そのこともあってか、京都府民はプライドが高く、いけず(意地悪)な人が多いといいます。
また、京都はその昔住んでいる地域によって人をランク付けする風習がありました。洛中と呼ばれる地域が最も良いとされ、洛中から離れれば離れるほどランクが下がっていきます。カーストの下にいる人たちは、小馬鹿にされたり、仲間はずれにされるなんてことも。この性格は今でも残っており、京都市内の人以外は京都出身ではないとしたり、京都以外の他県民は受け入れないと考える人が多い傾向にあります。
やや排他的な気質を持っているために、京都府民は「いけず」と呼ばれてしまうのかもしれません。では、京都府民のいけずへの対策はあるのでしょうか?
京都府民からのいけず対策
京都県民からのいけず対策ですが、やはり気にしないことが1番です。いけずな人が多いのは県民性であり、他の人がどうこうしたところで改善するものではありません。それに加えて、京都府民はプライドが高いため、他人からのアドバイスや過干渉を嫌います。
ゆえに良かれと思ってアドバイスしたら逆ギレされた…なんてことにもなりかねません。京都府民のいけず対策に時間を割くよりも、自分に時間を使った方が良いでしょう。
また、京都は東京と比べられたり、大阪や神戸と一緒にされたりするのを嫌います。そのため、京都は他の県とは違う、京都は特別だということをさりげなく会話に盛り込んであげるといいかもしれません。あまり露骨に京都を褒めると嘘だと見破れてしまいますので要注意。本当にさりげなく、京都の話を話題に上げるのがおすすめです。
まとめ
京都府民は本音と建前を使い分けたり、計算高かったり、何かと器用な人が多いです。ただ、恋愛においては不器用で、そのギャップも可愛らしいですよね。また、いけずな人が多いと言われていますが、この性格は県民性であって仕方ないと言えます。本記事でご紹介したいけず対策をしつつ、京都府民と上手く付き合っていきましょう。