らっきょうを食べ過ぎるとおならが出る?下痢や腹痛にも注意!
シャキシャキとした食感とぴりっと辛い味が美味しいらっきょうは、カレーに添えられていたり、お酒のおつまみにしたりと食べる機会もあるかと思います。でも、添えられているくらいならば大丈夫ですが、ついつい美味しいからとたくさん食べてしまうと、お腹が張っておならが出たり、下痢や腹痛を起こすことにもなりかねません。また体臭も気になってきます。なぜらっきょうを食べるとおならで出るのか?また、下痢や腹痛が起こるのか?らっきょうがダイエットや病気予防に良いって聞いたけれど、らっきょうにはどんな効能があるのか?などについてご紹介します。
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らっきょうとおならの関係
らっきょうには繊維質が多く含まれているので、体に良い食べ物ではあるのですが、繊維質が多いがゆえに私たちの胃の中では消化しきれず、大腸まで届いてしまうため、炭酸ガスやメタンガスになりやすいと言われています。また、らっきょうには硫化アリルという成分が含まれていて、それがおならの原因とも言われています。
硫化アリルは、らっきょうのほかにもニラや玉ねぎ、ネギ、にんにくなどにも含まれていて、私たちがいつも食べているお豆腐や卵、肉、乳製品、魚介類などにも含まれています。そのため、これらのものを食べ過ぎるとやはりお腹が張っておならが出やすくなります。
おならが出てもらっきょうには良い効能がある
らっきょうは、畑の薬と言われているほど、いろんな効能があります。一番よく知られているのは、血流をよくしてくれることですね。玉ねぎやにんにくと同じように血流の改善をしてくれ血液をサラサラにしてくれる効能が期待できます。血流がよくなると肩こりなどの軽減にも役にたちます。また、ガンの予防や生活習慣病の予防にもなります。
普段から下痢や腹痛のある人は、らっきょうを食べ過ぎるとらり下痢になりやすくなるので食べ過ぎには注意が必要です。また、硫化アリルが胃の粘膜を刺激してしまうので、胃もたれ胸焼けの原因になることもあるので気をつけてくださ。
ダイエットに良いらっきょう
らっきょうには水溶性の繊維質が多く含まれているのでダイエットにも良い食品とされています。また、らっきょうには整腸作用もあるので、便秘解消も期待でき、ダイエット効果があると言われています。でも、やはり食べ過ぎには気をつけましょう。
おならが出ない程度の量はどれくらい?
らっきょうの一日の食べる目安の量は4粒程度が適当だと言われています。シャキシャキした食感が美味しくってついつい食べ過ぎてしまいますが、下痢やおなら、または体臭の原因にもなりますので、量を超えないように毎日少しづつ続けて食べることがよいです。
らっきょうを手作りしよう
市販で簡単に手に入るらっきょうの酢漬けですが、自宅でも簡単に作れます。作り方は、らっきょうをよく洗い、らっきょうの薄皮をむいて、茎の先と根の部分を切り落とします。水分をふきんなどで拭き取り、砂糖、塩、酢、を鍋に入れて沸騰させます。この時、好みで鷹の爪などを入れてスパイシーに仕上げることもできます。沸騰させた調味料とらっきょうを消毒したビンなどに入れて陽の当たらない場所で2週間ほど漬け込んだら完成です。自分で作るとスパイスはじぶん好みにできるのでよいですよね。
まとめ
いかがでしたか?らっきょうの酢漬けは市販でも手軽に手に入りますし、毎日のごはんのお供としてちょっとづつ、4粒程度を毎日続けて食べることが大切です。整腸効果もあるので、ダイエット効果もあるのですが、食べ過ぎると下痢や腹痛、おならの原因となり、また体臭も気になってくるので量に気をつけて食べてください。周りから体臭で「らっきょう食べた?」なんて言われたくないですよね!