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ハーブ【料理用】種類や育て方、香り、特徴、合う料理は?爽やかな美味しさに!

2024.02.25

ミントにバジル、シソと料理用ハーブは私たちを健康にしてくれ、毎日の食卓に爽やかなアクセントを与えてくれます。しかしその種類はたくさん!香りもハーブによってさまざまです。そこで料理用ハーブの種類、それに合う料理方法、香りの特徴や育て方について紹介します。

  1. ハーブってどんな植物?
  2. ハーブを使って毎日のお料理にアクセント!
  3. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❶ミント
  4. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❷レモンバーム
  5. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❸カモミール
  6. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❹ラベンダー
  7. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❺バジル
  8. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❻イタリアンパセリ
  9. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❼チャイブ
  10. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❽フェンネル
  11. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❾ローズマリー
  12. 料理用ハーブの種類や特徴・育て方 ❿シソ(紫蘇)
  13. まとめ~料理用ハーブの種類や特徴・育て方
広い意味で解釈すると、「私たち人間の暮らしに役立つ」ものであれば、つまり、「無害で有用な」あらゆる植物がハーブと言ってもさしつかえないでしょう。
ほとんどのハーブは、爽やかな好ましい芳香を放つという特徴があります。しかし、爽やかな香りのする植物=ハーブではありません。ハーブは「有用」であること、と先にご紹介しましたが、爽やかな香りがしなくても身体に取り入れることで有用な働きをしてくれるもの全般がハーブと言えるのです。
ご自宅でもパスタやピザ、スープカレーなどを作る方が多くなるにつれ、園芸店でさまざまなハーブの苗を手に入れることができるようになりました。ハーブの育て方は簡単なので、お庭の片隅で、またはキッチンガーデンで気軽に育てて、毎日のお料理に活用しましょう。それでは次のコーナーから、おすすめの料理用ハーブと、そのハーブに合う料理、育て方についてご紹介していきます。
モヒートをイメージして、ラム酒抜きでミントを入れた炭酸ソーダ。 ミントが浮いてしまって、イメージ通りにいかなかったな⤵️ お酒が入っていないので、風味としてはコーディアルの方がしっかりとハーブの香りもあって良いかなぁ? またひと頑張りしますか~😁

ミントは、防虫効果があると言われており、農薬を散布する代わりに畑の周りに植えている農家さんも多くいらっしゃいます。歯磨き粉の原料の一部に使われていることからも分かるように、それだけ香りが強いということです。しかし爽やかな香りなので、お茶にすると、とてもすっきりします。種類は、スペアミント、アップルミント、パイナップルミント、チョコミントなどがあります。お好みの香りで選びましょう。

育て方

育て方のコツは、場所を選ぶこと。あまり日差しの強くない、半日陰で少し湿り気のある場所が良いようです。室内での鉢植えは、地下茎が旺盛に伸びる傾向があり、根詰まりするので注意しましょう。増やす場合は、さし木がお勧めです。
レモンバームもミントと同じように、生の葉をお茶にするのが合うとされています。名前通り、レモンのような爽やかな香りがします。そして、レモンバーム単体で飲むのも良いですが、ミントなどのほかの1~2種類のハーブと合わせて飲むのもおすすめです。

育て方

ミントと同じように、やはり日向から半日陰の湿り気のある場所を好みます。しかし夏は半日陰の場所のほうが適しています。初夏に開花し、株が老化すると味が落ちてしまいます。そのため開花前に枝葉を剪定しましょう。剪定した枝葉は、乾燥して保存すると、長く楽しめます。こぼれ種でよく増えますし、株分けやさし木にしても増やせます。
最近のリラックスタイムは ハーブティー♡ . ホッとする♡ . 少し前までは毎日のように お酒を飲んでいたのにな 変われば変わるもんだなぁ。。

フランスやドイツで特に人気が高く、子供たちの万能薬として重宝されてきたカモミール。いろいろな身体の不調、特に女性特有の病気や神経障害、更年期の不快に対する効果が知られています。そのほかにも肌を整える作用や抗炎症作用、アレルギー改善作用もあります。そのため、いつでも飲めるお茶に愛用されてきました。
ハーブティーの作り方はとても簡単です。しっかり開花したもの1週間ほど天日乾燥させたものを使います。ティーカップ1杯に対して、軽く茶さじ(大さじ)1杯が目安。熱湯を注いで5分ほど蒸らします。しかし20分以上蒸らすと苦みが出てしまうので注意しましょう。でも蒸らしすぎた場合は、ハチミツを加えると美味しくなります。

育て方

春か秋に直播します。高さは40~50㎝ほど。一年草ですが、一度栽培すると翌年からはこぼれ種から育っていくので心配はありません。ただ、交雑しやすく香りのないものも育つ場合があります。その場合はかわいそうですが株ごと抜き取りましょう。花を収穫した後は、残った茎や葉を刻んですき込みましょう。優れた肥料になります。
白砂糖にフレッシュラベンダーを入れて香りづけ✨ベニシアさんの真似っこ〜💖 紅茶に入れたり、生クリームに入れたりしてみようかなー🎂

現在の日本で、最も代表的なハーブに挙げられるのが、ラベンダーです。北海道富良野市の富田ファームさんが有名ですが、原産は地中海沿岸地方。多年草です。ラベンダーの香りは「神経を沈静化する効力がある」と言われています。乾燥したものを茎ごと1~2本を紅茶に入れて飲むのがおすすめ。そして最近人気なのが、「ラベンダーシュガー」です。砂糖やグラニュー糖に、半日ほど乾燥させた花の部分を入れます。ほのかなラベンダーの香りが爽やかです。

育て方

日光がよく当たり、風通しのよい場所を好みます。高温多湿期の蒸れに弱いため、梅雨前に剪定する必要があります。枝が混みあったら枝を透かし、風通しを良くしてください。増やす場合は、さし木で行います。
ここまでは、主にハーブティーとして楽しむものをご紹介してきました。このあとは、キッチンハーブとして楽しむものをご紹介します。
バジルペーストを使ったパスタ料理は、すっかり日本人の食卓にも定着しました。ペースト以外には、バターに煉りこんだり、オリーブオイルやビネガーに漬け込んだり、パンに焼き込んだりと、いろいろなお料理に合うのが特徴です。
バジルの香りは、ツンとしみるようなミントと同じような香りがしますが、もっと辛味があります。 ミントと共に消化不良や嘔吐などに有効です。味は甘いのですが、やや苦味もあります。それがまた、バジルファンが多い理由です。

育て方

日当たりのよい場所が適地です。水と肥料を多く与えると、ペーストなどを作るのに最適の、生の柔らかい葉を収穫できます。やや日当たりのよくない場所はバッタなどに食べられることが多くなります。ご注意ください。一般的には、春に苗を購入して種をまいて育てます。種から育ててもうまくいきます。

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見た目の特徴は、普通のパセリのようなちぢれ葉ではなく、少し大き目で、細長く裂けた葉。香りの特徴は、ふわっと香るやさしい芳香です。料理は、生でサラダに散らしたり、ハーブバターにしたり、ハーブオイルにしたり、スープやパスタにしたりと、トッピングが合うようです。ビタミンやミネラル、防腐作用のあるクロロフィルが豊富なので、お料理に最適のハーブです。
冷凍保存ができるので、たくさん収穫して貯蔵しておきましょう。便利です。

育て方

一年中新鮮な葉が収穫できるので、必要なときに摘んで使うことができます。日当たりのよい場所が好きで、よく育ちます。土は、水はけが良くて有機質を多く含んだ栄養豊富な土壌が適しているようです。種を蒔くのは、春がおすすめです。光を好むため、種を蒔いたあとの土は、薄くかぶせるくらいがちょうど良いです。苗が育ったら、1~2度植え替えをし、株間30㎝ほどに離して定植します。秋に蒔く場合は、夏の終わりかけに蒔きましょう。
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引用: https://cookpad.com/recipe/5092873
紫色の小花がかわいいチャイブ。観賞用としても楽しめます。チャイブはアリウムというネギ類の一種。ニンニクやニラ、エシャロットも同じ仲間です。かすかにオニオンの香りがします。チャイブは、ヨーロッパでは古くから家庭で栽培されており、”チャイブなしのポテトサラダには魂がない”という人もいるとか。
紫色の花は、サラダやローストチキンに散らしたり、ビネガーに漬け込んだり。生の葉は、必要なときにいつでも切って、薬味のような感じで使いましょう。サラダやスープ、バターチーズなどの風味付けに、肉や魚、卵料理の香味として利用できます。そして球茎はピクルスにできます。いろいろなお料理に合うのが特徴です。とにかく応用範囲が広いのです。ご自分でもほかに合う料理がないか研究してみましょう!

育て方

日当たりが良く、水持ちと水はけのよい肥沃な場所が適地です。月に1回は必ず追肥してください。増やすのは、種子か株分けをします。春か秋に種を蒔き、発芽した苗が10㎝くらいになると、5、6本ずつまとめて培養土を入れたビニールポットに植え替えます。そうすると根が定着し、丈夫な苗ができます。鉢やプランター植えにし、室内でも管理ができます。冬の間も葉を利用することができるので、とても便利です。
日本ではウイキョウとも呼ばれます。胃を丈夫にしてくれたり、痰を取り除いてくれたり、お乳を出やすくしてくれたりなどの効果があると言われています。生の葉も種も、魚に合うハーブとして有名です。
若い葉は、サラダなどに使います。インド料理では、口の中を爽やかにしてくれる効果が認められているため、食後に葉が出てきます。ソースやカレー粉などの原料にもなっています。風味付けのほかに、葉や花はサラダやスープに浮かせて利用できますが、妊娠中はNGです。葉と種はバスハーブとしても利用できます。

育て方

日がよく当たり、水はけのよい土で、涼しく乾燥した気候が適しています。移植をするとうまく育たないので、植え付ける場所に直接種を蒔きます。こぼれ種で自然と増えていくほど丈夫です。
花言葉が「記憶」というように、集中力・記憶力を高めるハーブとして知られています。生の葉でも乾燥した葉でも利用できます。抗菌作用や酸化防止作用があり、食べ物の保存効果も認められています。肉料理やフォカッチャ等のパンに多く利用されています。お茶にしても優れており、香りは脳を刺激し、意識をはっきりさせ、元気を取り戻せます。ちなみに、抽出したものを化粧水として使うと、肌を引き締めてくれます。殺菌効果があるので、若さを取り戻すともいわれます。

育て方

日当たりと水はけ、風通しのよい場所を好みます。風通しの悪い、日照不足の室内での栽培は不向きです。枝が密生すると内部が蒸れて葉が枯れるため、1年に1回は剪定してください。葉が枯れてしまった場合は、乾燥して保存できます。増やすのは、種蒔きやさし木で行います。
ハーブは西洋のものばかりではありません。日本にも、とても薬効のあるハーブがあります。それはよくご存じの「シソ(紫蘇)」です。日本のハーブの代表格と言えるでしょう。
種類は、大葉と呼ばれる青ジソと、梅干などの漬物の着色に使われる赤ジソ、細かいしわの入ったチリメンジソがあります。葉はよく刺身のつまに利用されていますが、芽や花穂、実も、食欲増進や殺菌効果があることから、薬味や佃煮などに利用されています。夏は、クエン酸を入れて作る紫蘇ジュースが人気です。

育て方

よく日のあたる場所から、明るい日陰となる場所でよく育ちます。暑さに強く生育旺盛です。地植えで放っておいてもよく育ちます。こぼれ種でよく増えます。しかし世代を重ねるごとに香りが弱くなり、葉も固くなります。

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料理用ハーブに合うハーブの種類、そしてそのお料理、育て方についてご紹介しました。ハーブは用途によって、お茶として楽しむもの、キッチンハーブとして楽しむものに大別されます。香り=ハーブではありませんが、やはり特徴的な香りが身体の機能を高めてくれるので、香りのあるハーブが人気のようです。まずは育て方の簡単なものから挑戦してみましょう!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%96%EF%BC%88%E5%88%A5%E5%90%8D%EF%BC%9A%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%8D%E3%82%AE%EF%BC%89%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E8%8B%97%E3%80%90%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E3%80%91/dp/B00CHD8JJW