使いやすいキッチンにしたい!!
毎日使うキッチンの使い勝手が悪いと、それだけで家事の負担になりますし、ストレスがたまりますよね。毎日使うキッチンは、使いやすい方が楽に料理や家事ができますし、時短にもつながります。もしも、今のキッチンに不満を感じているのなら思い切ってレイアウトを変えてみてはいかがでしょうか。今回は、使いやすいキッチンレイアウトについてご紹介します。
使いやすいキッチンのレイアウト【2018】レイアウトのポイント①調理の流れを考える
使いやすいキッチンレイアウトのポイントは、調理の流れを考えたレイアウトにすることです。調理の流れは、冷蔵庫から食材を取り出すところから始まっています。
①冷蔵庫(食材を取り出す)→②シンク(食材を洗う)→③調理台(食材を刻む)→④コンロ(食材を加熱する)→⑤食器棚(料理を配膳する)→⑥冷蔵庫・テーブル(食事をする)→⑦シンク・食洗機(食器を洗う)→⑧食器棚(食器をしまう)
このように、一連の調理の流れを考慮してスムーズに流れるようにレイアウトするのがポイントです。右利きの人は右回り・左利きの人は左回りの配置がより使いやすいキッチンとなります。
使いやすいキッチンのレイアウト【2018】レイアウトのポイント②ワークトライアングルのバランスを考える
引用: https://www.reform-guide.jp/topics/wp-content/uploads/2015/12/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E5%86%85%E3%81%AE%E5%8B%95%E7%B7%9A%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB.png
使いやすいキッチンのレイアウトのポイントは、ワークトライアングルを考えることです。ワークトライアングルとは、調理で重要な冷蔵庫・ガスレンジ・シンクの3ヶ所の距離のバランスのことです。
理想とされるワークトライアングルは、3辺の合計の距離が510cmとされています。しかし、キッチンの広さや形状も違いますので、範囲としては3辺の合計が360cm~660cmの間に収まると良いとされています。
使いやすいキッチンのレイアウト【2018】レイアウトのポイント③キッチン収納
使いやすいキッチンのレイアウトのポイントは、キッチン収納の使いやすさです。使いやすく綺麗な収納にするためのポイントを知っておきましょう。
①よく使うものと使わないものを分ける
キッチン収納を使いやすくするためには、よく使うものとあまり使わないものを分けておくことです。あまり使わないものは収納スペースの奥などに収納し、よく使うものはすぐに取り出せる場所に収納するのがポイントです。
②よく使うものは目から腰の高さに収納する
キッチン収納を使いやすくするためには、よく使うものは目から腰の高さに収納するようにします。目から腰の高さは一番手が届きやすい場所です。毎日使うような、包丁・まな板・調味料などは取り出すいやすい場所に置くようにします。
③キッチンアイテムは使う場所の近くに
キッチン収納を使いやすくするためには、キッチンアイテムを使う場所を考慮して収納するようにします。キッチンアイテムを使う場所の近くに収納するのがポイントです。シンクで使うボウルやザルなどはシンク下に、コンロで使う鍋や調味料・油などはコンロの近くに置くようにします。
④調理台にはものを置かない
一番利用する頻度の高い調理台には極力ものを置かないようにしましょう。調理台にものが多くあるとそれだけで使い勝手の悪さを感じてしまいます。調理台の下の収納スペースなどを有効活用するようにしましょう。また、調理台にものを置かないことで、使いやすいばかりでなく綺麗なキッチンを保つことができます。
使いやすいキッチンのレイアウト【2018】レイアウトのポイント④冷蔵庫と食器棚の配置が重要
使いやすいキッチンのレイアウトは、キッチンの中でも調理する人以外が使うことが多い冷蔵庫と食器棚の配置が重要になってきます。
冷蔵庫は、ワークトライアングルとともに、人の出入りを考慮する必要があります。冷蔵庫は調理中に家族がものを取りにくることもあるので、できるだけキッチンの入り口付近に配置するようにします。
食器棚は調理と後片付けに関わってくるので配置も考慮する必要があります。調理に関わる調理スペースと後片付けに関わる食洗器などとの距離、どちらにも対応できる配置がベストになってきます。
最近では食器棚をなくしたキッチンも増えています。食器棚を使わずに、シンク下の食器収納などを活用するレイアウトも。
関連記事
リフォームの参考に 使いやすいキッチンのレイアウト【2018】①I型キッチン
I型キッチンは、冷蔵庫・シンク・ガスレンジが一列に並んだレイアウトです。一人暮らしの賃貸アパートなどに多いレイアウト。横一列に並んでいるため、動線の距離が長くなりがちです。作業の効率を考えても動線距離は360cmまでにしておくのが良いでしょう。
冷蔵庫はシンクとガスレンジが一列に並ぶようにして、入口側に配置すると綺麗で使いやすいキッチンレイアウトになります。
リフォームの参考に 使いやすいキッチンのレイアウト【2018】②U型キッチン
U型キッチンは、シンク・コンロをU字に配列したレイアウトです。動線が短いので、作業の効率が高いレイアウトです。作業スペースと収納スペースが広く使えますが、コーナー部分はデッドスペースになりやすいので、工夫が必要になります。
引用: https://www.toclas.co.jp/kitchen/kurashi/case/015/images/004.jpg
コーナー専用のワゴンを活用すれば、収納スペースを広く確保することができます。また、コーナー部分に電子レンジなどのキッチン家電を配置して、デッドスペースを上手に活用するようにしましょう。
冷蔵庫は壁側に並べて配置すると、すっきりと綺麗で使いやすいキッチンレイアウトになります。
リフォームの参考に 使いやすいキッチンのレイアウト【2018】③L型キッチン
L型キッチンは、シンク・ガスレンジをL字に配列したレイアウトです。作業動線が短いので作業効率が高いのが特徴です。L型キッチンもU型キッチンと同様、コーナー部分がデッドスペースになりやすいので、コーナー部分を上手く活用しないといけません。
コーナー部分に炊飯器や電子レンジなどを配置して、スペースを有効活用しましょう。冷蔵庫はシンクの横に対面式の場合シンクの向かい側に配置します。
リフォームの参考に 使いやすいキッチンのレイアウト【2018】④Ⅱ型キッチン
Ⅱ型キッチンは、シンクとガスレンジを対列させたレイアウトです。シンクと調理スペースが分かれているので広く使うことができるのが特徴です。動線が短いので作業効率も高いレイアウト。
シンクとガスレンジの配置
シンクとガスレンジは対面せずに、少しずらして配置するようにします。また、シンクとガスレンジの距離は、1人の場合は90cmくらい、2人の場合は120cmくらいがベストです。
冷蔵庫は、シンクの横に並べて配置すると、綺麗で使いやすいキッチンレイアウトになります。
リフォームの参考に 使いやすいキッチンのレイアウト【2018】⑤ペニンシュラ型キッチン
ペニンシュラ型キッチンは、キッチンカウンターの一方が壁についているタイプのレイアウトです。対面キッチンなので、リビングやダイニングにいる家族とのコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
冷蔵庫は壁側、シンクの向かい側、キッチンの入り口付近に設置します。
リフォームの参考に 使いやすいキッチンのレイアウト【2018】⑥アイランド型キッチン
アイランド型キッチンは、左右のカウンターを壁につけずに、カウンターを独立した配置のレイアウトです。アイランド型キッチンは、散らかっているとリビングなどから目立ちやすいので常にキッチンを綺麗に保つ必要があります。収納スペースを上手く利用して、収納力を高めるのがポイントです。作業スペースや通路を確保するのに広いスペースが必要になるレイアウトです。
冷蔵庫は、キッチンの入り口・壁側に設置します。
関連記事
まとめ キッチンレイアウトで使いやすく
使いやすいキッチンレイアウトをご紹介しました。冷蔵庫や食器棚などレイアウトを考えればキッチンも綺麗に使いやすくなり、毎日の家事が楽になりますよ。リフォームの参考にも活用してみてください。