ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均にある麻布を活用していますか?60cm四方ほどの大きさで100円とは、超お得ですよね。インテリアやバッグ、雑貨などナチュラルな雰囲気を出すのに素敵な麻布をDIYして、おしゃれなリメイクをしましょう。

100均などでも売っている麻の布ですが、麻の布って何?と思ったことはないでしょうか?100均のショップによって麻布の呼び方が違っていることに気がつきましたか?日本語では「麻布」と呼んでいますが、英語表記では、「Jute cloth」と書いているショップもあれば「Hemp cloth」と書いてあるショップもあります。

また、お裁縫をされる人は、麻と言えばリネンのことだと認識していると思います。では、麻とはどんな布のことなのでしょうか?

そうなんです!麻とは、一種類のことではなく、いろいろな種類があるんですね。だから見た目が違っても同じ麻布と呼んでいるわけです。麻の代表的な種類には、リネン、ラミー、ジュート、ヘンプなどがあります。どちらにしてもどれもナチュラルな雰囲気のある素材なので、インテリアや雑貨、バッグ、カーテンなどにも活用できますね。

100均で手軽に手に入る麻の布は、ジュートとヘンプがあります。ジュートは目が荒く、穀物やコーヒーなどの輸送に使う麻袋などに使われることがあります。目が荒いわりに強度が強く耐久性に優れています。ヘンプの方がジュートに比べて目が細かくアパレルなどに使われることが多いですね。

麻布は、ざっくりと編んだ感じなので、ほどよい透け感があります。何かに巻きつける時には下地の色などが出てしまうので、無地に塗るなどした方がよいですね。また、下地を生かしたい時にはもってこいの素材です。

麻布の端っこはほろほろとほどけてくるので、ナチュラル感を出したい時にはほどけた感じを生かしてもよいですが、きっちりとした雰囲気にしたい時にはボンドでほどけないように止めるとか、端を縫うとかした方がよいです。

タベストリーとは、織り出した絵模様を綴り、壁かけなどのインテリアとして使われる室内装飾用アイテムのこと。厳密に言えば「織物」という意味ですが、麻布はあらかじめ織物として販売しています。そこからお好みの風景写真や子供の写真、刺繍をしてハンドメイドするなど、いろんな使い方がありますよ！

ハンドメイドができるなら、モコモコにしてタベストリーを楽しみましょう！作り方は簡単。太めのアクリル毛糸を用意し、とじ針を使って編み上げます。その時に、ふんわりと塗っていくのがポイント！かわいい模様が作れますよ！

ちょっと手間暇かけて、自分だけのオリジナルコースターを作ってみましょう！麻布を広げ、チャコペンと定規を使い、お好みの欲しさを決めて縦に直線を引いていきます。そのあと直線を引いた部分をハサミを使いカットし、麻布ヤーンの完成です。その際に角の部分が出てくるので、ハサミカットしてヤーンの完成！

作り方や素材は全く違いますが、イメージとしてこのようなヤーンを作る感じです。

こちらは、かぎ針でコースターの編み方を紹介している動画です。素材は毛糸を使っていますが、あくまでも初心者でも簡単の作ることができる編み方を紹介しています。麻布1枚から自分だけのかわいいコースターが作れますよ！なるべく太めの10号くらいのかぎ針を使って編んでみましょう！

麻布をDIYする時におしゃれにする方法としてステンシルがあります。好きな言葉などを選び、オリジナルのメッセージなども作れるステンシルは、荒い生地のナチュラルな風合いの麻布をおしゃれに変身させてくれます。

ナチュラルな雰囲気のある麻の布は、あまり出しゃばらず、インテリアなどにプラスしてもしっくりと馴染む場合がよくあります。100均のすのこなどで作った棚やインテリアのちょっとしたバックが気になる時にも麻の布を裏側に貼ることで目隠しカバーができます。貼ってもそれほど気にならないのが麻の布の良いところでもありますね。

緑いっぱいのベランダに麻布を使ってカーテンを作り区切りをつけています。マンションには隣の家との境にぜんぜんおしゃれじゃない避難壁がありますよね。それを麻布のカーテンをかけることによって上手にカバーしています。周りのグリーンと調和して、ナチュラルでとっても素敵なカーテンですね。

透け感のある麻の布だからこそ、カーテンの上の部分にちょっと付けるバランスに丁度良いです。あまりしっかりと光を遮ってしまうと鬱陶しい感じになるバランスですが、麻の布ならば、ほどよい透け感があるので、お部屋をカバーすることなくインテリアとしても明るくなります。ローマンシェイドのように麻の紐で2箇所ほど吊るし上げるとおしゃれな雰囲気になりますよ。

男前風になるざっくりとした麻布は、レザーと合わせてクールな雰囲気のトートバッグなどを作るとおしゃれです。持ち手の部分と底部分に黒やブラウンなどのレザーを付けると素敵ですね。麻の布は丈夫なのでバッグには最適です。がさがさっとした感触が気になるようならば裏布を付けるとよいですね。

シンプルな麻布のトートバッグに大胆なステンシルをするとおしゃれです。ステンシルは白を使うと爽やかな雰囲気になりますし、黒を使うとクールな雰囲気になります。また、ネオンピンクやネオングリーンなどを使ってポップな雰囲気に仕上げてもおしゃれですよね。

麻布はアクリルペイントなどでステンシルする方法もいいですが、ファブリックペンで簡単に染めてしまうこともできます。こちらの麻布のメッセンジャーバッグは、表部分にマスキングテープなどでラインをつけてファブリックペンで塗るだけと言う簡単なDIY方法です。メッセンジャーバッグでなくてもトートバッグでも活用できますね。

アイアンバスケットや100均でも売っているワイヤーバスケットなどに麻の布を入れてプランターにするとナチュラル感がよりプラスされて、インテリアとしてもおしゃれになります。植木鉢の代わりに缶などを使った場合、麻の布がちょうどよいカバーになります。小さなプランターを並べると可愛いですよね。

冷蔵庫に入れないじゃがいもなどの野菜は、キッチンのすみに置いておきますよね。そんな時に麻の布をちょっと使うとインテリア雑貨としておしゃれになります。また、麻の布はほどよく風通しも良いので、野菜をカバーしても大丈夫です。こちらは、セリアのカッティングボードにワイヤーネットをつけてDIYした野菜ストッカーです。それに麻の布を敷くことでよりナチュラルな雰囲気がでますね。まるでニューヨークのマーケットのような雰囲気です。

すのこで作った野菜ストッカーの目隠しに麻の布を使っています。すのこもブラウンにペイントしているので、麻の雰囲気がマッチしておしゃれですね。麻の布はしっかりと丈夫なので、しっかりとアイロンをかければ、目隠しとしてとても良い素材です。ステンシルなどでおしゃれに飾ってみると素敵ですね。

100均で売っている麻の布は、60cm x 60cmとほどよい大きさがあるので、そのまま棚のカバーにすることもできます。縫うのが面倒な場合は、カーテンクリップをつければ簡単にカーテンに仕上げることができます。ワイヤーラックなどにリングをかませれば立派な棚のカバーの出来上がりです。簡単ですね。

いかがでしたか?麻の布は、ほどよい透け感があり丈夫なので、バッグやインテリア雑貨、カーテン、目隠しカバーなどに最適です。100均で気軽に手に入るし、100均の材料と一緒にDIYする楽しみもありますね。ナチュラルな素材なだけにアイデアは無限に広がります。あまり目立たない麻の素材は、インテリアに多く活用してもうるさくならないのでとても良いですね。