ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法①ココナッツオイルとは
ココナッツオイルとは、ココヤシの胚乳を乾燥させたコプラと呼ばれるものから、ココナッツオイルが摂れます。そのコプラを砕いてパウダー状にしたものは、ココナッツパウダーとして製菓材料などにもなっています。中鎖脂肪酸なども豊富です。
ココナッツオイルと聞いて、「オイル」と「痩せる」が結びつかない人もいるかと思うので、まずはココナッツオイルの成分について解説をしていきます。
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ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法②ココナッツオイルの成分
約70%が中鎖脂肪酸
ココナッツオイルの約70%が中鎖脂肪酸で出来ています。この中鎖脂肪酸とは、ケトン体の生成を促進する効果があります。ケトン体とは、体内の脂肪や内臓脂肪が分解されてできるものです。ケトン体が増えると体の中の脂肪、内臓脂肪が燃えやすくなり、お腹の減りも感じにくくなるため、痩せる身体になると言われています。
そのため、この中鎖脂肪酸を多く含むココナッツオイルは、内臓脂肪などを燃焼させ、ダイエットに適していると言われています。
ラウリン酸が約50%
中鎖脂肪酸の中の約半数を占めているのが、ラウリン酸と呼ばれるものです。ラウリン酸とは、赤ちゃんの免疫力を高める成分として母乳の主成分でもあります。そのため、ラウリン酸を摂取することにより、細菌の働きを抑えたり、免疫力を高めることに役立ちます。
更に、ラウリン酸はエネルギーの代謝を活発にする効果もあり、体内の脂肪、内臓脂肪も燃えやすくしてくれます。脂肪が燃焼されると、痩せる身体を作ることができるので、ココナッツオイルはダイエットに効果があると言われている所以でもあります。
バージンココナッツオイルの成分
オーガニックのバージンココナッツオイルの成分について。中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸
ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法③ココナッツオイルの特徴
中鎖脂肪酸とラウリン酸について解説をしましたが、それ以外にも、コレステロールやトランス脂肪酸が全く入っていないというのも特徴になります。
コレステロール0
コレステロールとは、値が上がり過ぎると、様々な病気を発症するリスクがあると恐れられています。特に、高コレステロール血症、高脂血症、動脈硬化等を招きます。さらに、脳卒中や狭心症、心筋梗塞になる可能性もあることから、このコレステロールがゼロであるココナッツオイルは、内臓脂肪の燃焼だけではなく、健康に良いものとして安心して摂取できます。
トランス脂肪酸0
近年、アメリカのカリフォルニア州ではマーガリンなどに含まれているトランス脂肪酸の使用を全面規制にするなどの措置が取られるほどの悪役として有名になりました。と言うのも、このトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを上昇させたり、動脈硬化、心臓疾患等のリスクがあるとも言われているためです。
ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法④火つけ役
ココナッツオイルダイエットの火付け役となったのは、モデルのミランダ・カーがココナッツオイルを愛用していることにも起因します。彼女の著書で「Treasure Yourself」の中に美と健康のために、”一日約大さじ4杯のココナッツオイルを摂取”していると記載されています。
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¥ 1,620
ミランダ・カーを見れば、女性であれば誰しもが憧れる美貌なので、試してみたくなる気持ちが大きくなります。
ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法⑤バージンココナッツオイルを選ぶ
バージンココナッツオイルとは、生のココナッツを使って、化学溶剤を使わずにオイルをコールドプレスされたものを言います。それ以外には、「ココナッツオイル」しか記載がないものもあるので、バージンココナッツオイル以外では、化学溶剤の使用有無を確認してから購入します。
ケトン体を意識するのであれば、このバージンオイルを活用することが先ず大切になってきます。
ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法⑥注意すること
バージンココナッツオイルを選ぶほかにも、ダイエットを始める前にいくつか注意が必要な事項があるので、初めてココナッツオイルダイエットをする人は、しっかり確認をしてから始めてください。
摂取量を守る
ココナッツオイルは、いくらダイエットや健康に良いと言われていても、たくさん摂ったからと言って効果が倍になるわけではなりません。毎日摂取するのであれば、大さじ2杯(30g)を限度に摂取をします。更に、初めてココナッツオイルを摂取する人は、少ない量から飲み始めてください。
砂糖や糖類、炭水化物は制限する
ココナッツオイルは、砂糖と一緒に摂取するとケトン体を作ることが出来なくなってしまいます。そのため、このあとご紹介するコーヒーにココナッツオイルを入れるダイエット方法でも、砂糖を入れてしまうと意味がなくなってしまいます。砂糖だけではなく、糖類は他のダイエット方法同様、制限が必要となります。
ケーキなど砂糖がふんだんに使われているものは、制限しやすいですが、麺類やカレールウなども糖質が多く含まれているので注意が必要です。
同様に、炭水化物も摂り過ぎないように制限が必要になってきます。
ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法⑦【コーヒー】で摂取する
ここからは、ココナッツオイルを使用したダイエット方法についてご紹介をしていきます。先ずは、簡単に毎日摂取できる、ココナッツオイルコーヒーです。
ココナッツオイルコーヒーの作り方
①コーヒーを用意する(好きなコーヒーでOKです。但し、砂糖はNGです)
②バージンココナッツオイルを大さじ1を入れる
③ミキサーもしくは、クリーマーなどでココナッツオイルを乳化させる
飲むタイミング
ダイエットを目的にするのであれば、飲むタイミングがとても重要となってきます。そのタイミングとは、食事をする3時間前が理想だと言われています。理由としては、「空腹を感じなくなる」こととそのために「食事量が減る」ためです。
「朝に一杯飲む」とよく聞きますが、すぐに朝食を食べてしまっては、ダイエットを目的にしている場合にはあまり痩せる効果がありません。ランチや夕食は比較的時間が読めるので、その3時間前にココナッツオイルを入れたコーヒーを飲むと、ダイエット効果が高まります。
ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法⑧【ご飯】で摂取する
ダイエットには、炭水化物のご飯は大敵と言われていますが、ココナッツオイルでご飯を炊くと、通常の50~60%ものカロリーがカットされます。炭水化物ダイエットをしている人でも、たまにはご飯が食べたくなると思うので、そういった時には、このココナッツオイルでお米を炊くと罪悪感無く食べられます。
但し、ダイエットを始めた初期には、炭水化物の摂取量は、摂取カロリーの5%にまで制限をする必要があると言われているので、本気で痩せる身体を作りたい人は、ケトン体が増える体質になってから、炭水化物を摂取することをおすすめします。
カロリーカットの理由
お米に含まれているでんぷんは通常は消化がされやすいですが、ココナッツオイルを入れることで、小腸で吸収されにくくなります。そのため、血糖値を上げたり、脂肪として蓄積される可能性が低くなるので、お米を食べても太りにくい効果があると言われています。
ココナッツオイルご飯の炊き方
①お米を炊飯可能な状態にしておく
②お米1/2に対してココナッツオイル小さじ1を少量の湯で溶かす
③②を①に入れて、適量水を加える
ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法⑨【サプリ】で摂取する
ココナッツオイルの匂いがだめな人も結構います。その他、単独で飲むのも、他のものと合わせるのもあまり好ましくない人向けに、今ではサプリとしてココナッツオイルを摂取することが可能です。
飲み方は、購入した商品の用量・用法を守って摂取することと、痩せるダイエットが目的の場合には、先にもお伝えした通り、糖質制限をしっかりと行ってください。
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ココナッツオイルダイエットのおすすめ方法⑩【マッサージ】オイルで使用
経口摂取についてのダイエット方法をご紹介してきましたが、それ以外にもマッサージオイルとして活用することも可能です。特に気になる部分に効果的にマッサージをすると、ココナッツオイルの効果で痩せる可能性も出て来ます。
ココナッツオイルは、ダイエット目的だけではなく、美容にもとても良いとされているので、毎日摂取するには自分が続けられそうなものを選ぶと良いです。更に、ココナッツオイルは、食用もマッサージ用も基本的には同一のものを使用して問題はないので、一つで様々な使い方が出来る優れものです。
いかがでしたでしょうか。ココナッツオイルダイエットは、砂糖などの糖質や炭水化物を制限したりと簡単ではありませんが、毎日行える方法と正しく摂取することで、ケトン体を増やし内臓脂肪などを燃焼させて、痩せる身体を作ることができるので、是非試してみてください。