DIYって何をするの?DIY初心者のための基礎知識
最近テレビや雑誌などでよく目にする「DIY」ってどのような意味かご存知ですか?
まずは、DIYの基礎知識について簡単に見ていきましょう。
DIYとは「Do It Yourself(自分でやってみる)」というフレーズの各頭文字を取った言葉です。
最近よく言われているDIYの意味は、特に「身の回りのものを自分でつくる」という意味合いが強いです。
自宅で使う家具や壁紙の補修などの大掛かりなものから、フォートフレームやアクセサリーなどの小物作りまで、分野は様々あります。DIY初心者の方は、まずは小物の制作から始めてみるとハードルがあまり高くないのでおすすめです。
DIY初心者でも基礎から分かる その1 DIYブームの理由
では、なぜDIYブームが到来していると思いますか?
ここでは、最近のDIY人気が高い理由を解説していきます。
・費用を比較的安価に抑えられる。
まず、1つ目の理由として挙げられるのは、費用面での利点です。既製品を買ったり、専門の業者に依頼したりすると高額になるところも、自分でやればほとんどの場合費用を抑えることが可能です。
・自分好みのモノを作ることができる。
自分の好みやその場所の雰囲気に合わせたDIY作品を作ることができます。特にサイズに関しては、既製品ではスペースにぴったり合うものを探すのはなかなか難しいですよね。しかし、自分で作ればサイズもばっちり希望に沿うモノが作れます。
・InstagramなどのSNSの普及
これまでDIYでいろいろなモノを作っていた方は、自分で満足していたか、もしくは家族・親しい友人に披露して終わっていたと思います。
しかし、SNSが普及し、自分で作ったものを気軽に発表できる場所ができました。そのため、自分の作品を披露する場所や人に評価してもらえる場所ができ、同じ趣味をもつ人と情報交換ができるるようになりました。DIYは一種の自己表現の手段となっているのです。
DIY初心者でも基礎から分かる その2 使いやすい便利工具をご紹介
DIYの工具ってたくさんあるので、どれを買えば良いかなかなか分かりませんよね。
ここでは、DIY初心者でも使いやすい便利工具を注意点も含め6点ご紹介していきます。
さしがね
DIY初心者がよくやる失敗として、木材をまっすぐ切れないということがあります。
これは、木材を切る工具に慣れていないことが大きな原因ですが、「さしがね」という道具を使って、直線や直角を正しく引くと上手く木材を切ることができます。
メジャー
床から天井までの高さが測ることができるぐらいの長さのものがあると重宝します。だいたい3m以上のものであれば家の中のスペースを測るには十分です。メジャーも金属製の硬いものとプラスチック製の柔らかいものがありますが、正しく測定しやすいのは金属製です。ただし、金属製なのでにメジャーの側面で指を切ってしまう可能性もありますので、そこは注意点です。
のこぎり
のこぎりは電動など様々なタイプがありますが、初心者の方がまず使うならオーソドックスなのこぎりを購入しましょう。最近は100均で折りたたみタイプなどコンパクトなモノも売っています。木材などの扱いに慣れてきて、もっと良いのが欲しいと思ったら、電動のこぎりやジグソーという材料のカッティングに使う道具の購入も検討してみるといいでしょう。
ドライバードリル
ねじなどを締める際に使う電動のドライバーです。用途はねじ締め以外にも穴あけ作業にも使えます。充電式のモノを使えばコードを気にせず使うことができるのでおすすめです。
サンドペーパー
サンドペーパーは主に木材を加工する際の仕上げとして使用することが多いです。例えば、木材の切断面や角をなめらかにするために使用したり、木材に塗料を塗った後にサンドペーパーで軽くこすってアンティーク感を出す方法もあります。
グルーガン
くぎやねじなどを使わずに手軽に接着させたいときに役に立ちます。樹脂でできたスティックを熱で溶かして、溶け出た樹脂を使って接着する仕組みです。そのため、失敗してテーブルなどにつけてしまっても、固まれば簡単にはがすことができますので初心者でも扱いやすい工具です。ただし、溶けたグルーは熱いのでやけどしないように気をつけましょう。
DIY初心者でも基礎から分かる その3 仕上がりがワンラックアップする3つの便利な材料をご紹介
ここでは、木材の加工や仕上げの装飾に使う材料をご紹介していきます。
アイディア次第で、簡単にアンティーク感や作品の雰囲気を変えることができますよ。
ビンテージワックス
手持ちの木材に塗るだけで簡単にアンティーク調の仕上がりになります。
リメイクシート
キッチンの引き出しや収納のドアや小物に貼るだけで、手軽に木目調や大理石柄、タイル柄の家具・小物に変身します。
デコパージュ
専用の柄付きペーパーをデコパージュ液で接着すると、簡単に小物をアレンジできますよ。
DIY初心者でも基礎から分かる その4 覚えておくと便利な注意点
ここでは、DIYを始める前に知っておきたい注意点を一緒に見ていきましょう。
音、振動
まず、マンションやアパート、一軒家でも密集した住宅地にお住まいの方で、DIYの作業を行う場合に注意したいのが、「音」と「振動」です。
電動ドライバーを使用したり、かなづちでくぎを打ったりすると大きな音または振動がありますので、夜間の作業は絶対にやめましょう。
木くず、粉じん
木を切ったり、断面をけずったりすると木くずや粉じんが出るので、ベランダ等で作業しようと思う方も多いと思います。しかし、粉じん等は飛散して周囲の家に迷惑をかける恐れもありますので、木を切ったりする場合は浴室もしくは玄関などがおすすめです。
換気
密室で、ニスなどの塗料を長時間使用すると、気分が悪くなることがあります。
木材の加工のために塗料などを使用する際は、必ず換気をしながら作業をしましょう。
修復可能かどうか
賃貸物件でDIYを行う場合は、壁や床を傷つけないように作業および設置を行う必要があります。そのため、マスキングテープやリメイクシートなどを使って、簡単に設置したものをはがせるような工夫が必要です。
DIY初心者でも基礎から作れる その1 便利なDIYキット
すでに、DIYは素材やサイズ、デザインにいたるまで1から自分で決めて作ることができるのが利点だと言いました。しかし、最初から自分でデザインを考えたり、必要な材料をすべて揃えられる自信がないという方もいらっしゃると思います。
そんな方はDIYキットを使って製作してみるのはいかがですか?
DIYキットは初心者でも簡単に作れるように、木材やねじ・くぎ・やすり等もセットになっているので、あれこれ材料を探しに行く必要がありません。気軽にDIYを初めてみたい人にはおすすめです。
工作キット ラッキー7 木工
価格
¥ 1,674
DIY初心者でも基礎から作れる その2 DIYの便利アイテム「フォトフレーム」の簡単小物DIY作品をご紹介
いざ、DIYに初めてチャレンジしようと思っても、種類も豊富なので、実際に何から始めれば良いのか悩みますよね?
ここからは、DIY初心者でも簡単に作れて、達成感も高いおすすめDIY作品をご紹介していきます。
フォトフレーム
フォトフレームひとつとっても、材料次第でカッコイイモノやかわいいモノなど自分好みのモノを仕上げることができます。海で拾った貝殻などを使うと季節感が出て、より一層思い出深いモノになりますよ。
壁面インテリア
既製品のフォトフレームを使っておしゃれな壁面インテリアが簡単にできます。塗装をしてアンティーク調にアレンジしてみるのもおすすめです。
DIY初心者でも基礎から作れる その3 便利な100均アイテムを使ったアイディア作品をご紹介
ここでは、100均で揃う材料を使ったアイディアDIY作品をご紹介していきます。
おしゃれキーラック
100均でフォトフレームやリメイクシート、コルククラフト、プッシュピンの材料を揃えます。あとは、コルククラフトとリメイクシートをフォトフレームの大きさに合わせてカットし、接着後プッシュピンをコルククラフトに刺せば簡単に鍵をかけるラックの完成です。
ハーバリウム
ハーバリウムとはプリザーブドフラワーやドライフラワーなどを専用オイルに浸し、長期間手入れをせずとも保存できる人気のインテリアです。最近では、プリーザブドフラワーではなく造花を使用し、専用オイルではなく洗濯のりを使用して手軽にハーバリウム作りを楽しむ方法も人気があります。100均で材料を揃えることもできるので、初めてのDIYとしてもおすすめです。
DIY初心者でも基礎から作れる その4 DIYの便利アイテム「すのこ」を使ったアイディアDIY作品をご紹介
ここでは、DIYではよく登場する「すのこ」を使った簡単アイディア作品をご紹介していきます。
引き出し式小物入れ
小さいサイズのすのこであればホームセンター以外に100均でも手に入れることが可能です。この引き出し式小物入れはデザインがシンプルなので、塗装などのアレンジで一工夫するのがおすすめです。
壁面インテリア
フォトフレームだけでなく、すのこでも素敵な壁面インテリアが作れます。すのこの色を塗装するだけでなく、ステッカーや文字を書くことでぐっとかっこいい仕上がりになります。さらに、くぎやフックなどをつけると実用性も高まります。
便利な材料を使えば、基礎からでも簡単にDIYにチャレンジできますよ
今回ご紹介した内容を簡単にまとめてみました。
・DIYとは「自分でやってみる」という意味。
・人気の理由は「比較的安価」、「自分好みのモノが作れる」、「SNSでの自己表現ツール」。
・注意点は「音・振動」、「木くず・粉じん」、「換気」そして「壁や床が修復可能かどうか」。
・デザイン等自信が無い場合は「DIYキット」から始めてみましょう。
・100均の材料で手軽にDIYを始められますよ。
いかがでしたでしょうか。今回は、DIYをまだ始めたことのない方や始めたばかりの方に向けて、DIYの基礎知識とアイディア作品のご紹介をしてまいりました。何から手をつければよいか悩んでいる方は、ぜひ今回ご紹介した商品や作品を参考にDIYにトライしてみてください。