お見舞い袋とは、身内や知り合いが病気や事故などで病院に入院をした場合に、お見舞い金としてお金を渡す際に使う袋になります。しかし、このお見舞い金の書き方や入れ方などのマナーを知らないという人が多いので、お見舞いの際はお見舞い金の代わりにお花などをお見舞いに持っていく人がたくさんいます。

お見舞い金のマナーを知っていてもお花だけを持っていく人はたくさんいますが、お見舞い金のマナーが分からずにとりあえずお花だけを持っていくという人はたくさんいます。今回の記事では、そんな人の為にお見舞い袋のマナーについて紹介します。

お見舞い袋の書き方や入れ方、包み方や閉じ方などお見舞い袋について詳しく紹介していきます。お見舞い袋のマナーについて知りたいという人は、是非この記事を読んでみてください。

お見舞い袋のマナーというのは、結構細かくマナーが存在します。こういった袋は使ったらダメだとか、書き方はこうでなければダメだとか色々と知っておくべきマナーがたくさんあります。マナーの覚え方として、全てのことを一字一句覚えるのではなく、重要なポイントのみをしっかり覚えることが大切です。

例えば、「水引のマナーとして紅白の紐を使う」というマナーがあった場合は、「水引は紅白」というように自分の分かりやすいように解釈することが大切です。ここで注意しなければいけないのが、自分で解釈をすると間違った覚え方をするケースがあるので、しっかりとした自分の解釈の仕方が大切になります。このことをしっかり念頭に置きながらお見舞い袋のマナーについて覚えることをおすすめします。

お見舞い袋の書き方は、いくつかの決まりがあります。まず、お見舞い袋を書く道具は、筆ペンを使います。ボールペンなどはNGになるので気をつけてください。次に、お見舞い袋の書き方は、表に「御見舞」と書いて自分の名前を書きます。この時注意しなければいけないのが、「御見舞」を「御見舞い」にしないということです。

「御見舞い」だと文字が4文字になるので死を連想するので縁起が悪いと捉えられます。「御見舞」なら3文字なので、縁起は悪くないので大丈夫です。そして、最後にお見舞い袋に入っている金額を書くかどうかという話になりますが、お見舞い金の金額は書いても書かなくてもどっちでも良いです。

書かなかったからといってマナー違反になる訳ではないのでその辺は好きにしてください。また、金額を書くという場合は、袋の裏に名前と住所を書くと良いです。

お見舞い袋の入れ方は、しっかりお札の人物の方を上にしてお金を入れます。つまり、表側にお札の人物の方を入れるということです。これはとても一般的なマナーとなるので、しっかり覚えておくことをおすすめします。なぜなら、結婚式などでもこの入れ方は重要になるからです。

お札の向きを逆に入れてしまうとマナー違反になってしまうので注意をしてください。お見舞い袋のマナーを分かっていない人は、お札を向きなどをあまり気にせず入れてしまう人が多いので、しっかりお札の入れ方は覚えておいてください。

お見舞い袋の包み方は、お札を包みことになるので、しっかりお札の向きを表向きにしたままお札がお見舞い袋の中心にくるようにお札を包みます。包む際は、しっかり「御見舞」という文字が表にくるようにしてください。

しっかりお札を包み終わったら、お見舞い袋の裏をノリやセロハンテープでしっかり留めるようにしてください。しっかり留めないと中のお札の位置がズレてしまいますし、何よりお札を落としてしまうケースがあるので、それだけは絶対に避けるようにしてください。

お見舞い袋の閉じ方は、しっかり裏にノリなどを着けて閉じるようにしてください。また、ノリがない場合は、セロハンテープで代用しても良いです。とにかくしっかりお見舞い袋を閉じることが大切です。

閉じ方を忘れていたり、閉じ方が甘かったりすると中のお札の位置がズレてしまったり、お札を落としてしまうことに繋がってしまうので、しっかりとした閉じ方をするように心がけてください。閉じ方がしっかり出来れば、お見舞い袋の出来上がりになります。

お見舞い袋の裏には、名前や住所を書くことがあります。名前はお見舞い袋の表側に書いてあるので、裏に書くことは少ないですが、場合によって書くことがあるので覚えておいてください。住所は名前と違って書くことが多いです。

なぜ、裏に住所を書くのかというと、そのお見舞い金のお返しを後からするという人が中にはいるので、その時に住所などが分からなかったらお返しを何も出来ないからです。お見舞い袋の裏は、状況に応じてしっかり書くようにしてください。

お見舞い袋に入れるお金は必ずお札にしてください。小銭などはお見舞い袋には合わないので控えるようにしてください。お金は1万円が基本の金額となりますが、状況に応じて金額も大きく変わってきます。金額がどれくらいになるかは分かりませんが1万円は基本となるので、しっかり覚えておいてください。

お見舞い袋は、金額が少ないほど中のお札のバランスが崩れやすいので注意してください。お札はしっかりお見舞い袋の中心にくるようにしなくてはいけないので、お札の位置がズレないようにしっかりお見舞い袋を閉じるようにしてください。

お見舞い袋は、祝儀袋にお金を入れます。お見舞い袋の種類は水引によって決まっています。水引とは、祝儀袋についている紐のことを言います。この紐は紅白の色であることが前提としてあります。さらに、結び方によって種類が分けられています。

蝶々結びや結び切り、あわじ結びなどがあります。お見舞い袋を選ぶ際は、熨斗が付いたもの使わないようにしてください。熨斗はお祝い事に使う為にあるので、お見舞いには合わないので、水引だけの袋を使うようにしてください。

今回の記事では、お見舞い袋のマナーについて紹介しましたが、マナーは、結構細くあるのでしっかり覚えることが大切です。お見舞いはマナーが大切になるのでそのマナーが分かっていないと相手に失礼になります。この記事をしっかり参考にして、マナーを覚えて相手に失礼の内容にお見舞いをするようにしてください。