アジサイとアナベルの違いと育て方って?
ガーデニングにおすすめのアナベル。今そのきれいでかわいい姿が人気となっています! そんなアナベルですが、アジサイとの違いがイマイチよくわからないという方も多いのではないでしょうか? また、アナベルの育て方を詳しく知りたい!という方も多いと思います。 というわけで今回は、アナベルとアジサイの違いと、アナベルの育て方についてご紹介していきます! アナベルの育て方について学んで、ぜひアナベルを育ててみてください!
そもそもアナベルってどんな花なの?
まずはアナベルについて少し掘り下げていきましょう。 丸みを帯びたフォルムが特徴的で、その白いシルエットがかわいらしいと人気のアナベル。 そんなアナベルは、そもそもどのような花なのでしょうか?
アナベルは真っ白で、小さな花がたくさん集まり、てまりのようにこんもりとした花姿をしています。大きい物だと、1つの枝に30cmほどのかたまりになります。また、葉っぱの切れ込みが、通常のアジサイに比べて深く入っています。花色が自然なことから、ドライフラワーの花材にもよく利用されます。
アナベルの色は真っ白で、小さな花がいくつも集まって丸みを帯びた花姿となっています。 アジサイの白バージョンというとわかりやすいですね。 花姿の大きさはそれぞれで、育て方も簡単なので鉢植えなどでガーデニングを楽しむ方も多い花です。 また、アナベルを苗から育ててドライフラワーにする方もいるようです。
アナベルの花言葉って?
続いて、アナベルの花言葉についてご紹介していきます。 花にはそれぞれ花言葉があるわけですが、真っ白できれいなアナベルの花言葉がとても素敵だと話題になっています。 では、アナベルの素敵な花言葉とはいったいどんなものなのでしょうか?
アナベルの花言葉は『ひたむきな愛』『辛抱強い愛情』です。 アジサイの花言葉は、花の色が変化することから、「移り気」「浮気」「高慢」などと、よい意味を持ちません。一方アナベルは、その真っ白な花が純粋さなイメージと重なり、「ひたむきな愛」という一途な気持ちを表した花言葉が付けられています。
アナベルの花言葉は、「ひたむきな愛」や「辛抱強い愛情」です。 真っ白で色の変わりも少ない花を持つアナベルは、色移りの激しいアジサイの花言葉とは対照的に、純愛的な花言葉を持っています。 市販されているものでは鉢植えに咲いたアナベルをギフトとして恋人に贈るのも人気となっています。
さて、ここまでアナベルについて少し掘り下げていきました。 ここからは、アナベルとアジサイの違いについて、そしてアナベルの育て方についてご紹介していきます! アナベルとアジサイの違い、さらにはアナベルの育て方を知って、ガーデニングの知識として活かしましょう!
アジサイとアナベルの違いと育て方①アジサイとアナベルの違い
アジサイとアナベルの違いと育て方、まずはふたつの違いについてご紹介します。 アナベルとは、先ほどもご紹介した通り白い小さな花がまとまっている花姿をしています。 一方でアジサイは、ご存知の通り紫や青などの小さな花がまとまっています。 このようにふたつの種類の色の違いはわかりやすいですが、決定的な違いとしては品種にあります。
アナベルはアジサイから品種改良された、いわばアジサイの種類のひとつなんです。 つまりは、アナベルは広く言えばアジサイであり、アジサイという種類の中にアナベルがあるということです。
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アジサイとアナベルの違いと育て方②栽培環境・水はけの良い日向(半日蔭)が適切
続いて、白色できれいなアナベルの育て方についてご紹介します。1つ目は、栽培環境についてです。 花によって、適切な栽培環境は異なります。 アナベルの栽培環境は、水はけの良い日向(半日蔭)が適切とされています。 ただし極度に乾燥するような場所は苦手なので、水はけが適度によく、乾燥しすぎない場所に植えると良いでしょう。 鉢植えに植えてガーデニングする場合、夏場の西日など強い日差しが避けられる場所に置いておくのが無難です。
アジサイとアナベルの違いと育て方③水やり・降雨のみでOK
白色できれいなアナベルの育て方、2つ目は水やりについてです。 水やりが頻繁に必要な植物もある中で、アナベルの水やりは、基本的に降雨のみでOKです! 苗のころから水やりの手間が少ないため、手軽に育てられるのもアナベルが人気の理由のひとつです。 ただし、夏場に雨が降らず乾燥が続く場合は、朝もしくは夕方に水やりをしてあげましょう。
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アジサイとアナベルの違いと育て方④肥料・元肥と追肥
白色できれいなアナベルの育て方、3つ目は肥料についてです。 花の肥料に関しては、植え付けのときの土に入れておく元肥と育てる家庭で与える追肥があります。 アナベルの肥料は、元肥では牛糞や緩効性化成肥料を土に混ぜておきましょう。 追肥は1~2月ごろに寒肥を与え、お礼肥は花後に行いましょう。
アジサイとアナベルの違いと育て方⑤植え付け・3~4月か10~11月が適期
白色できれいなアナベルの育て方、4つ目は植え付けについてです。 アナベルの苗の植え付けは、3~4月か10~11月に行うのが適期とされています。 先ほど肥料の項目でご紹介したように、肥料が多い用土に苗の植え付けを行いましょう。 植え付けの際には苗の根鉢の2~3倍程度の穴を掘り、植え付けるようにしてください。 また、苗を植え付けた後は土と根をしっかりと馴染ませ、たっぷりの水を与えましょう。
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アジサイとアナベルの違いと育て方⑥植え替え・必要なし
白色できれいなアナベルの育て方、5つ目は植え替えについてです。 アナベルは比較的手入れが少なくともしっかりと育つ花なので、植え替えの必要はありません。 植え付けを行った鉢植えや土から動かさず、しっかりと育てていきましょう。
アジサイとアナベルの違いと育て方⑦夏(冬)越し・対策なしでOk
白色できれいなアナベルの育て方、6つ目は夏(冬)越しについてです。 花によっては夏場の暑さや冬場の寒さが苦手な種類があります。 そういった種類の花は夏越しや冬越しの対策を行う必要がありますが、アナベルは夏・冬越しの対策はなしでOk です。 暑さや寒さへの耐久性が高い品種なので、苗のころからも対策は無くてOKです。
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アジサイとアナベルの違いと育て方⑧剪定・花後もしくは落葉期
白色できれいなアナベルの育て方、7つ目は剪定についてです。 花を大きく育てるために必要な剪定ですが、アナベルの選定は花後もしくは落葉期に行うようにしましょう。 ただし、基本的にアナベルは剪定する必要がない植物なので、鉢植えの全体の見た目が気になる場合のみ、伸びすぎてしまった枝などを切るようにしましょう。
アジサイとアナベルの違いと育て方を解説!きれいな色の種類や花言葉まで紹介!のまとめ
今回はアジサイとアナベルの違いと、アナベルの育て方についてご紹介していきました! アナベルは育て方も簡単で、ガーデニング初心者の方からも人気の種類となっています。 白い見た目がかわいらしくきれいで、清楚なイメージなのでおすすめです! 鉢植えで小さく育てることもできますし、お庭で広く育てることもできます。 この機会にぜひ、アナベルを鉢植えやお庭で育ててみてください!