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ボルダリングのコツ!初心者必見!傾斜・ムーブ・足の使い方を徹底解説!

2024.02.25

外の気温や気候に左右される事なく体を動かせる趣味として人気のボルダリング。室内でできるスペースが次々登場していますよね。そんなボルダリングの初心者向けのコツを解説します。基本的な手足の動かし方から傾斜部分での足使いまで。ムーブのやり方やコツも紹介します。

  1. 初心者でも楽しめる!ボルダリングとは
  2. 初心者向け!ボルダリングのコツ
  3. ボルダリングのコツ①腕の力を抜く
  4. ボルダリングのコツ②目線は下に
  5. ボルダリングのコツ③足ののせ方
  6. ボルダリングのコツ④移動は足から
  7. ボルダリングのコツ⑤クロスさせる時の注意点
  8. ボルダリングのコツ⑥ムーブとは
  9. ボルダリングのコツ⑦傾斜の強い壁の登り方
  10. まとめ:ボルダリング上達のコツは足使い!
ボルダリングとはロッククライミングの一種です。元々は自然の中にある大きな岩(ボルダ―)を自分の手足だけで登る遊びとしてスタートしたボルダリングですが、現代ではクライミングジムなど、室内で楽しめるように人工的に作られた壁を登るスポーツとして親しまれています。
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室内で本格的なボルダリングが楽しめるジムだけでなく、公園やレジャー施設などの遊び場にもちょっとしたスペースが設置されてる事もありますね。何気なく挑戦してみたけどすぐに疲れて登れなかったと言う事はありませんか。上手な人は子どもでも簡単に上まで登っていくのに、自分は向いていないのかもとがっかりした人もいるのでは?
でも、大丈夫です。ボルダリングは、コツさえ掴めば初心者でも力がなくても誰でも簡単に楽しむ事ができるスポーツです。では、初心者でも上手に登る事ができるボルダリングのコツとはどういった物なのか、見ていきましょう。

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すぐに腕が痛くなってきて登れなくなる初心者がやってしまいがちな事に「ホールドにしがみついてしまう」と言う原因が挙げられます。傍から見てる分には、腕の力の強い人が腕を使って軽やかに登って行っているように見えますが、上手な人は腕の力を抜いて足で体重を支えるようにして登っているのです。
ボルダリングの基本姿勢は「腕を伸ばして腰を落とす」事です。指先でホールドを捕まえたら腕は真っすぐ伸ばして力を脱力させるようにして、体重は腰を落として足で支えます。こうする事で体力を温存しておけるので、長く登り続ける事ができるのです。
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ボルダリングの時の目線は下に落としておくとバランスがとりやすく体を安定させる事ができます。次にどこに手をかけようか迷うあまりにあちこち気になってしまいますが、目線をあげると顎があがってしまいますのでバランスが保ちにくくなります。
どの順番で登っていくかは壁を登り始める前に手順をイメージしておくようにして、目線をあげるのは次のホールドを確認するためにチラリと見る程度にとどめておくようにしましょう。
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初心者は、足をホールドに乗せる際、壁と水平になるように置く事が多いのですが、この置き方では腕を脱力させる姿勢が取り辛くなります。また、動きが制限されてしまうので、次のポイントへ移動がしにくくなってしまいます。
ホールドにはつま先だけを乗せるようにしましょう。つま先を軸にしてかかとをひねる事で体の向きも変えられますし、可動域が広がる事で次の動きがラクになり、体への負担を減らす事もできます。
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移動をする際は足を先に動かすのがポイントです。足を着地させた際のキックの力を利用して次のホールドを掴みに行くことで腕の力はほとんど使わずにラクに移動する事ができます。
また、移動したい方向と反対側の足を移動したい方向へ持っていくと言うクロスさせる動きも取り入れる事でラクに移動する事ができます。右斜め上に移動したい場合は左足を右側に踏み出し、そのままキック力を利用して左手でホールドを掴みに行くと言う具合にです。
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手や足をクロスさせようとする時、腕がホールドにしがみついている体制だと足と壁の間に隙間がなくなるので、足を動かし辛くなります。腕を伸ばしておく事は体力温存になるだけでなく、クロスさせる手や足を通しやすいスペースを作っておくためにも役立ちます。
また、手と足を動かす順番を間違えるとバランスが崩れる原因にもなってしまうので、一つ一つの動きを慎重に行いましょう。
腕を目いっぱい伸ばしても届くホールドがない時などに使うのが「ムーブ」と呼ばれる技です。ムーブにはいくつか種類があります。上級になるほど難しい課題が増え、たくさんのムーブを使いこなせるようにならないといけませんが、ムーブを使いこなせるようになると難しい課題を何なくこなす事も可能です。
初級課題でも使う基本のムーブの形を覚えておきましょう。
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・ダイヤゴナル

初心者がまずはじめに覚えたいムーブは「ダイアゴナル」と呼ばれるものです。「はじめはこれだけ知っていれば十分」と言われるくらい重要なムーブで、コレを使えるようになると挑戦できるコースの幅がぐんと広がります。
「ダイアゴナル」とは「対極」と言う意味を持ちます。遠いホールドを捉えたい場合には、その捉えたいホールドと対極にあるホールドの反対側に足を伸ばす事で反動をつけます。

・キョン(ドロップニー)

「真っすぐ壁の方を向いていると腕の力を使わないと次のホールドを狙えない」と言う時には、体のひねりを利用する事で腕の力を使わずに次のホールドを狙えるようになります。
足をアウトサイド側にねじって膝を下に向けるようにすると、体が横向きになり腰が上がります。こうする事で腕が伸び、力に頼らずに次のホールドを狙う事ができます。

・アウトサイドフラッギング

「真っすぐ壁の方を向いていると膝が壁に当たって腕を伸ばす事ができない」「足をあげたいけど良いホールドがない」そんな時には腕を上げたい方の足を反対側に伸ばしてバランスをとる事で壁から離れずに腕を伸ばす事ができます。
伸ばした足は、つま先を壁につけるようにしているので、この状態を旗(フラッグ)に見立てて「フラッギング」と呼ばれています。

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ジムなど室内でボルダリングができる施設には、大きく手前にかぶさっている、まるで天井のような傾斜の強い壁がある所もあります。「強傾斜」や「ルーフ壁」と呼ばれる形状です。
始めて目にした時は本当にこんなところを登れるのかと疑問に思うところですが、傾斜の強い壁の時に便利な足の使い方をマスターすればどんな強い傾斜の壁でも登る事が可能になります。まずは基本的な足の使い方を覚えましょう。

・ヒールフック

「ヒールフック」は、次のホールドを取りに行くためにかかとを使って体を移動させる方法です。どこを踏んでよいのかわからないホールドにかかとをかき込むようにしながら体を引き上げていきます。足を大きく開脚できるほど遠くのホールドを狙えますので、股関節の柔らかさがポイントになります。

・トーフック

「トーフック」は、つま先の甲の部分をホールドに引っかけて体全体を支えながら次のホールドを取りに行くテクニックです。膝もしっかりと伸ばして体を安定させます。難易度は高いですが、上手く使いこなせるようになると傾斜の強い壁だけでなく難しい壁もクリアしやすくなりますので練習が大切です。
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ボルダリングが気になる方はこちら!

下から見ている分には上手な人は腕の力を使って軽々と登っていっているイメージのボルダリングですが、腕は添える程度で大切なのは足使いなんですね。簡単な壁ならテクニックだけでなく力もいりませんので、これなら腕力や握力に自信がないからと挑戦できずにいた人もすぐにでも登れそうです。
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ただ登るだけでは物足りなくなってきたら色々な技にも挑戦してみましょう。こなせる課題が増えていくと達成感もあるので飽きずに続けられそうです。ただ壁を登っているだけのようで意外と奥の深いボルダリング。気候も天候も気にせず始められますので、近くの施設で挑戦してみてはいかがでしょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BtXyONrBUCg/?utm_source=ig_web_copy_link