スキーとスノボを徹底比較!|スキーとは?
ウィンタースポーツの2大定番とも言えるスキーとスノボの違い徹底比較します。まずは、そもそもスキーとはどんなスポーツなのかをおさらいしましょう。
スキーは、ストッックを持ち2本の足が独立している板で滑ります。前傾姿勢を取りやすく、スピードに乗るととても爽快です。ストックを持っているので、体勢を少し崩してしまった時でも持ち直しやすいのが特徴です。
木,グラスファイバ,メタルなどでつくった細長い板。またそれを両足につけ,雪上を滑ること。さらにスキー競技そのものもさす。
スキーとは、2本の板を両足に固定して雪の上をすべるスポーツ競技である。 もともとは狩人が獲物を追って雪上を移動するための手段として発展した。近代でも、冬山登山者や豪雪地域での移動手段として用いられてきた。現在では主にスポーツ・レジャーとしてのスキーが多くの人に楽しまれている。修学旅行にスキーを取り入れている学校も多い。
スキーとスノボを徹底比較!|スノボとは?
続けて若い人に人気のイメージが強い、スノボについてです。
スノボはスノーボードの略で、2枚の板をそれぞれの足につけるスキーとは違い、1枚の板に両足を固定して横向きの姿勢で滑走します。持ち運びが楽でかっこいいデザインが多いのも特徴ですが、バランスを取るのが難しく、慣れるまでは転びやすいスポーツともいえます。
スケートボードやサーフライディング (サーフィン) から発展したスキーの一つ。またはそれに使用する板。 1960年代にアメリカ合衆国で考案され,1980年代中頃から急速に広まった。幅広の専用板1枚の上に横乗りして足を前後に固定し,雪の斜面を滑るもので,ストックは使用せず,サーフィンのように体でバランスをとる。競技としては大回転 (パラレル大回転) ,ハーフパイプ,スノーボードクロスの3種目がある。
1960年代に生まれたスノーサーフィンやスキーボードが起源と言われている。 ジェイク・バートン・カーペンターがBURTON社を設立→大量生産→スケートボードと同じストリートスタイルの遊びとして若い層に(略、という流れが定説だが、最古メーカーMOSSの設立者は日本人だったり、協会が出来たのも日本が最初だったりと、日本も欧米に先んじてスノーボード文化に貢献していた。
スケートボードやサーフィンから発展したスポーツということもあり、ストリートスタイルの遊びとして主に若い人を中心に人気を集めています。
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スキーとスノボを徹底比較!|スピード感が魅力的なのは?
スキーとスノボ、どちらも雪山の斜面をスピーディーに滑っていくスポーツで、その疾走感が魅力的ですよね。スキーとスノボ、どちらの方がスピード感があるのかということについて、実は意外かもしれませんがスキーの方がスピード感を楽しむことができます。
スキーは斜面に対して正対して滑走するので、正面から風を受けて疾走することができ、爽快感やスピード感につながります。カーブをするスノボと比べると安定してスピードを出すことができ、コブ斜面など様々な斜面に対応しやすいという特徴があります。板の開き具合を変えれば、ゆっくり自分のペースで滑ることもできるので、じっくりその魅力的な銀世界を楽しみたいという人にもおすすめです。
スキーとスノボを徹底比較!|浮遊感が魅力的なのは?
一方、スノボもスキーと同じくそのスピード感が魅力の一つではありますが、さらにスノボでは、少し凹凸のあるコースで滑るとジャンプすることができたりと、ふわっとした浮遊感を味わうことができます。足と板が一体になって風に乗って滑ることができるので、まるで空中を飛んでいるかのような感覚になり、非日常の楽しさを味わいたい人におすすめです。
その魅力的な浮遊感を特にしっかり味わうことができるのが、降雪時の朝イチなどに楽しむことができる、まだ誰も滑っていないノートラックゾーンです。まるでふかふか雪の中を泳いでいるかのような浮遊感を体験することができます。スノボ旅行では早起きすることをおすすめします。
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スキーとスノボを徹底比較!|初心者が始めやすいのは?
続けてスキーとスノボ、初心者が始めやすいのはどちらか、ということについてです。全くの初心者であれば、ストックを持つことができるスキーの方が安心感があるのでおすすめです。スノボと比較すると気持ち的な難易度も低くなります。
また、スキーは転んだ時の上手な尻もちのつき方や雪山でのバランスの撮り方、雪山での心構など、基礎中の基礎を学びやすいという特徴もあります。スキーの基礎は他のウィンタースポーツにも応用できるので、しっかり身に付けたい人はスキーから始めることをおすすめします。ただ一方で、技術的な難易度はスノボと比べるとやや高いという特徴もあります。
スキーとスノボを徹底比較!|難易度が低く初心者が早く習得しやすいのは?
初心者が早く習得しやすいのは実はスノボです。実はスキーは基礎を覚えやすいという特徴がありつつも、技術を習得するには多少時間がかかり、難易度はやや高め。一方スノボは、ストックがないという恐怖心がありつつも、いち早く斜面を滑れるようになりたいという人には向いています。
最初の「板をつけて滑り出す」というステップではやや時間を要しますが、一度滑ることができれば、曲がること自体は難易度は低めなので意外と簡単に滑り出すことができます。雪山や斜面に対しての恐怖心などがそれほど強くなく、一刻も早く滑り出したいという初心者にはスノボがおすすめです。
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スキーとスノボを徹底比較!|荷物が少ないのは?
スキーとスノボを始めるにあたって、ゲレンデでレンタルをすることもできますが、せっかくならば自分のものを一式揃えたいという人も少なくありませんね。とはいえ、毎回荷物を持ていくのも少し大変…。スキーとスノボでは、スノボの方が圧倒的に荷物が少なく済みます。
2本の板に加えてスティックが必要となるスキーと違い、スノボは1枚の板だけで滑ることができます。また、スキーウェアはスノボウェアに比べて厚手になっています。荷物が少ないということでコスト面でもややスノボに軍配が上がります。
スキーとスノボを徹底比較!|20代に人気があるのは?
20代に人気が高いのは圧倒的にスノボです。やはりスノボの方がかっこいいというイメージがあり、友達・カップルなどで冬にスノボ旅行を楽しむという人が多くいます。
◎アンケート Q.「スキーとスノボー、どっちがカッコよく見える?」 A.スノボー…69% スキー31%
こちらは、スキーとスノボのどちらがかっこいいかというアンケートをとった結果です。約7割の人がスノボをかっこいいと感じています。スティックを使わずに体重移動だけで板を操作する姿は、男性から見ても女性から見てもかっこいいですよね。
ただ一方で、オリンピックのスキー競技の影響などで、「スキーが上手な人は大人っぽくてかっこいい」「本当に高度なのはスキーだと思う」といった意見もあります。また、現在のスキーの需要を支えているのが40〜50代ということもあり、落ち着いた大人が楽しむスポーツというイメージもありそうです。上手に滑ることができればもちろんどちらもかっこいいので、ぜひ極めたいところですね。
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スキーとスノボを徹底比較!|子供と一緒に楽しみやすいのは?
友達やカップルでスキーやスノボを楽しむのも良いですが、子供と一緒に家族でスキーやスノボを楽しむというのも憧れですよね。子供と一緒に始めやすいのはどちらか、ということについては、スキーに軍配が上がります。その違いはやはりスティックです。また、両足それぞれにスキー板をつけて滑るので、バランスも取りやすく転ぶ回数も少なくなります。しっかりした技術を追求するのではなく、軽い斜面を滑る程度であればそれほど難易度は高くありません。
子供がスキーを始めることができるのは3〜4歳頃からと言われています。スキーブーツの最小サイズが15cmほどなので、ギリギリサイズが合うものがあります。一方スノボブーツは19cmからなので、もう少し成長してからでないと始めることができません。スキーであればスクールなどでキンダーレッスンとして3〜4歳ほどから教えてくれるところもあるので、安全にスキーを楽しませることもできますよ。
スキーとスノボを徹底比較!|まとめ
いかがでしたか?ウィンタースポーツの二大巨頭、スキーとスノボの違いについてご紹介しました。スピード感を楽しむことができるスキーに、浮遊感が楽しいスノボなど新たな発見もあったのではないでしょうか。スキーは初心者でもストックの安心感があり始めやすい一方、習得しやすく難易度が低いのはスノボという違いについても、意外でしたね。友達や恋人とはスノボを楽しみ、いつか家族ができたら子供と一緒にスキーを楽しむなんていう人生プランも素敵です。冬ならではのスポーツであるスキーとスノボ、ぜひ自分好みの方を楽しんでくださいね。