隣人がうるさい!ばれない騒音の仕返しはある?
マンションやアパートは住人同士の距離が近く、トラブルが起こりやすい場所です。特に「騒音」で悩む人が多いようです。実際、筆者も騒音トラブルに出くわし、夜寝付けなくなるほどに気を病みました。
しかし、うるさいからといって壁ドンをすると、より騒音がひどくなったり、トラブルがこじれたりしてしまいます。さらに、壁ドンは部屋中の壁に振動が伝わるため、騒音を出していない人に迷惑をかける恐れがあります。
では、うるさい住人に対してどのように対処すればいいのでしょうか?そこで、本記事ではばれずに仕返しする方法についてご紹介します。
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仕返しをする前に騒音元を特定しよう
騒音で悩まされていると、今すぐにでも仕返ししてやりたいという衝動に駆られてしまいますが、そのまえに騒音が発生している場所を特定しましょう。基本的にマンションやアパートは音が伝わりやすい構造となっており、少し遠い部屋から出た物音でもすぐ近くから出ているように聞こえます。
また、最上階は例外ですが、マンションやアパートは四方八方を別の部屋で囲まれています。そのため、隣人ではなく上の階がうるさかった、すぐ下の階ではなく斜め下の部屋が騒音元だったというように勘違いが起こりやすい可能性もあるのです。
ほかの人に迷惑をかけないためにも、仕返しをする前には必ず騒音の発生元を探しましょう。
ばれない騒音の仕返し【隣人】①お経を流す
隣人がうるさい場合には、延々とお経を流すのがおすすめです。音楽のようにうるさいわけではありませんが、どこからかお経が聞こえてくると気味が悪くなって隣人は恐怖を感じます。その恐怖から騒音を出すことを忘れて、静かに過ごしてくれるでしょう。
特に深夜にお経を流すのがおすすめです。たとえ幽霊の存在を信じていなくても、さすがに深夜にお経を聞くと不安な気持ちになります。ただし、深夜はほとんどの人が寝ている時間なため、あまり大きな音で流さないようにしましょう。
ばれない騒音の仕返し【隣人】②同じような騒音を出す
楽器の音や掃除機の音、ドスドスと歩く音など隣人が出している騒音を真似するのも効果的です。同じような音を出すことで気持ち的にもスッキリしますし、なにより騒音を出している本人に騒音で悩む気持ちを理解させることができます。
特に壁の薄いマンションやアパートであれば、しっかりと騒音が届きますので、おすすめです。ただ、同じような騒音を出すことによってほかの住人から苦情を言われる恐れがあります。周りに迷惑をかけないよう、仕返しはほどほどにしましょう。
ばれない騒音の仕返し【下の階】①音を鳴らしながら歩く
下の階がうるさい場合には、ドスドスと音を鳴らして歩くのがおすすめ。スリッパをはかずに歩くと、下の階にいい音がなりますよ。ただ歩いているだけなので法には一切引っかかりません。
歩くだけでなく、飛んだりステップを踏んだりするダンスも下の階への仕返しにおすすめですよ。騒音の仕返しをしながら、自分の運動にもなり一石二鳥。ただし、下の階だけでなく床が繋がっている隣人にも響く恐れがあるため、その点は注意しておきましょう。
ばれない騒音の仕返し【下の階】②掃除機や洗濯機を回す
掃除機や洗濯機の音は、思っている以上に下へ響きます。日中はもちろん、住人が寝ようとしている深夜に使えば効果は抜群でしょう。掃除機や洗濯機の音はただの生活音なため、仮に警察や管理人に言いつけられたとしても、こちら側のダメージは大きくないはずです。
ばれない騒音の仕返し【上の階】①天井スピーカー
上の階がうるさい場合は長い棒を使って仕返ししがちですが、これはNG!よりトラブルを悪化させる恐れがあります。そのため、天井にスピーカーを密着させて上の階へ音楽や環境音を流すのがおすすめ。
ダンボールや棚を使ってスピーカーを天井に密着させる必要があるため、設置にはやや手間がかかります。しかし、一度設置してしまえば、逃れようのない騒音を上の階に響かせることができますよ。
流す音楽はドンドンと響くような重低音サウンド、もしくは工事やマシンガンを連射する音などの環境音がおすすめです。YouTubeで調べると1時間延々と環境音を流し続ける動画がありますので、活用してみてください。この方法ならスピーカーの電源ボタンを押すだけでいいので、とても手軽に上の階へ仕返しができます。
ばれない騒音の仕返し【上の階】②匿名で警察に通報
隣人や下の階に比べると、上の階へばれずに仕返しするのは難しいです。とはいえ、騒音で悩まされ続けるのも納得いきませんよね。そんなときは、匿名で警察に通報しましょう。騒音で逮捕されることはありませんが、警察からの注意されると静かになる人が多いようです。
ただし、警察はただの騒音では動いてくれません。というのも、人によって「うるさい」と感じるレベルが異なり、明確な基準がないために警察も動きを取りずらいのです。たとえ、眠れない、落ち着けないといった精神的な実害が出ていたとしても警察が必ず動くとは限りません。
警察に動いてもらうためにも、騒音がどのレベルなのか細かく記録しておきましょう。特に深夜にどの過ぎた騒音が出ている場合は、警察が動いてくれる可能性が高いです。
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そもそも騒音に気づかせるにはどうすればいい?
騒音を出している人のなかには、自分が騒音を出していることに気づいていない人もいます。そんな人に騒音を気づかせるには、匿名で苦情の手紙を入れる方法がおすすめです。ただし、いくら騒音にイライラしているからといって「音がうるさいから黙れ」「ドスドス歩くのをやめろ」といった相手に不快感を与えるような言葉使いはNGです。
あまりに高圧的な言い方だと相手が反発してしまい、より騒音がひどくなったり、トラブルに巻き込まれたりします。そのため、できるだけ丁寧に騒音がうるさいということを伝えましょう。また、手紙に「改善されない場合には管理会社や警察に通報させていただきます」とやんわり不安を煽るような文章を入れるのも効果的です。
ばれないとしても仕返しは怖い…穏便に騒音を解決する方法はある?
ばれないとはいえ、仕返しするのは気が進まないという方もいることでしょう。できるだけ穏便に騒音トラブルを解決するには、管理会社へ相談するのがおすすめです。どこの誰がうるさいと伝えれば、こちらの名前を明かさず管理会社から注意してもらうことができます。
また、発生源が特定できない場合でも騒音に関する張り紙をマンション全体に張る、ポストに騒音注意のチラシを配布する、といった対応をしてくれます。管理会社なら個人での仕返しよりも匿名性が高く、比較的穏便に騒音トラブルを済ませられますよ。
何をやっても騒音が続くなら大家さんへ相談を
マンションやアパートにおいて、騒音トラブルは大きな問題です。一刻も早くやめさせたいところですが、どんな仕返しも効かず騒音が続くケースもあります。そんなときは大家さんへ相談しましょう。うるさい住人へ直接注意してくれたり、運が良ければ部屋を移動させてくれたりします。
感情的になって壁ドンや怒鳴り込みに行くなどする前に、大家さんへ一度相談してみてくださいね。対応してもらえるまでの間は、イヤホンで音楽を聞く、耳栓をつける、防音シートを貼るなどして騒音をシャットアウトするのがおすすめです。