大阪の県民性は最悪?嫌われてるって本当?
大阪はお笑いの聖地と呼ばれるだけあって、一般人でも明るく話上手な人が多い傾向にあります。また、エネルギーにみち溢れており、活動的なのも大阪府民の特徴。一方、ネットでは県民性が最悪、嫌いと叩かれることもしばしば。
なぜ大阪はここまで悪評高くなってしまったのでしょうか?そこで本記事では、大阪府民の性格や恋愛傾向を紹介しながら最悪・嫌いと言われてしまう理由にも迫ります。
大阪の県民性|男性の性格①明るく目立ちたがり屋
大阪の男性は、明るくてノリの良い性格をしています。中には、お笑い芸人かと思うほどノリの良い人もいます。その明るい性格はとても魅力的で、女性からモテる傾向にあります。ただ、ノリが良すぎるゆえに空気を読まない人、ノリの悪い人には厳しく接してしまうことも。
また、大阪の男性はかなり目立ちたがり屋です。人の前に立って何かしたり、グループ内でリーダーになったりということに抵抗がありません。
大阪の県民性|男性の性格②話上手
大阪では毎日沢山のお笑い番組が放送されており、小さい頃からお笑いを身近に感じて育ってきた人が多いです。その影響もあってか、大阪の男性はとても話上手。普通のエピソードであっも、声のトーンや言い回しで面白おかしく話せる技術を持っています。そこで大爆笑をかっさらうことができれば、満足げな顔を浮かべます。
大阪の県民性|男性の性格③素直
大阪の男性は、自分に素直かつ相手に対してもストレートな発言をします。あまりに素直すぎて頭で考えていたことをオブラートに包まず、そのまま口に出てしまうことも。大阪人同士はストレートな物言いにも慣れていますが、他県民からは「悪口を言われてる?」「攻撃されてる?」と悪い方向に勘違いされることも珍しくありません。
大阪の県民性|女性の性格①アクティブ
大阪の女性は、エネルギッシュでアクティブな人が多いです。とにかく何事にも積極的に行動できるため、他県民からは逞しく見えているかもしれませんね。また、インドア派よりアウトドア派が多いのも大阪の女性の特徴。好奇心旺盛で楽しいことを求めて動きますので、一緒に居て飽きないでしょう。
大阪の県民性|女性の性格②面白いことが好き
大阪の女性は、面白いことが大好き!自ら爆笑を取りに行こうとする、笑いに貪欲な女性も多いです。また、大阪の女性は話好きで、面白い話を聞くのも好きです。
ただ、話の最後にオチを求めており、オチがないと「え?」「それで?」と冷たくあしらうこともしばしば。大阪の女性の前で話をするときは、できるだけオチをつけましょう!
大阪の県民性|女性の性格③流行に敏感でミーハー
大阪の女性は、流行に敏感でミーハーな部分があります。雑誌やSNSをチェックして話題になっている場所があれば、すぐに飛んでいって写真撮影したり、その場所へ行った感想をSNSに投稿したりします。
もちろん、流行のファッションにも敏感。ただ、大阪人はどれだけ安く買えるかを重視するため、セール品を見かけるとトレンドアイテムそっちのけでガッツくことも。
大阪の県民性|男性の恋愛傾向
大阪の男性はコミュ二ケーション力が高く、誰とでも仲良くなれます。そのため、恋愛においても広く浅く、できるだけ多くの人と出会いたいと思っているようです。特に若い頃は1人の人と深い関係を築くよりも、誰にも縛られず自由奔放に恋愛を楽しみたいという人が多い傾向にあります。
また、結婚願望が強くなく、離婚率も高いです。お互いを尊重し合い、自由な恋愛を楽しみたいという人同士であれば上手くいくでしょう。
大阪の県民性|女性の恋愛傾向
大阪の女性は恋愛に対して、とても積極的。自分からアプローチすることに何のためらいもありません。また、結婚願望が強く、外見ではなくて中身で選ぶ人が多い傾向にあります。特に金銭面にはシビアなため、相手の経済力を重視しています。
大阪府民あるある①一家に一台たこ焼き機
一家に一台たこ焼き機は、大阪あるあるの中でもかなり有名ですよね!大阪人の中ではあるあるというより常識的なことで、自宅にたこ焼き機がないのはありえないと考えています。また、たこ焼きは自宅で作るものと認識しているため、市販のたこ焼きを買うことはほとんどありません。
そして、大阪人は自宅にあるたこ焼き機を使って行うパーティー、通称「たこパ」が大好きです。参加者はそれぞれキムチや餅など、たこ焼きの中身を持ち寄ります。そのあと実際に食べて「これ美味しいやん!」「これあかんな」とワイワイ言い合うのが、たこパの醍醐味です。
大阪府民あるある②「ちゃうねん」から始まる会話
「ちゃうねん」とは、標準語でいうところの「違うよ」という意味。本来は何かを否定するときに使うものですが、大阪府民は否定することがなくても、会話の始めに「ちゃうねん」「いや、ちゃうねんて」などを持ってきます。この「ちゃうねん」は自分が言い訳をしたいときによく使います。
例えば、「なんで寝坊したん?」という問いに対して「ちゃうねん、アラーム鳴っとってんけど気付かんかってん」というように答えます。寝坊したことに間違いはないはずなのに、否定の「ちゃうねん」を使っているのが不思議ですよね。なお、このフレーズは基本的には相手から話しかけられたときにのみ使用し、自ら話かけるときには使いません。
大阪府民あるある③梅田はダンジョン
梅田駅はとにかく広く、地下に入ると大阪府民でも迷うほどのダンジョンになっています。案内の看板はあるものの、矢印が多くて「どっちに行けばいいん!?」と迷うこともしばしば。かといって地上も複雑なため、結局迷子になって待ち合わせ時間にオーバーすることがあります。
大阪府民あるある④「ホテルニューアワジ」と「関西電気保安協会」の言い方が独特
大阪府民は「ホテルニューアワジ」と「関西電気保安協会」を普通に発音できません。この2つは大阪でよく流れているCMなのですが、どれだけ普通に読もうとしてもCMと同じリズムで読んでしまうのです。どのようなリズムなのかは、上記動画でご確認ください。
大阪府民あるある⑤話にオチがないとしらける
大阪府民は、とにかく面白いことが大好きです。ゆえに相手が芸人であろうが、一般人であろうが、話にオチがなければ冷たい態度を取ります。もし大阪府民の前でオチのない話をするのであれば、話の最初に「これオチないんやけどさ」と前置きしておくのがおすすめです。
大阪府民が最悪・嫌いと言われる理由を大阪府民が考えてみた
大阪府民が最悪・嫌いと言われる理由について、生まれも育ちも大阪の筆者が考えてみました。そもそもネット上で大阪府民が最悪・嫌いと言われていることについては、特に怒りを感じません。むしろ言われても仕方ないのかなと思っています。そう思う理由は全部で3つあります。
まず1つが、おせっかいだということ。大阪府民は人同士の距離感が近く、親切すぎるほど親切。良かれとおもってやっていることが他人にとっては迷惑となっており、結果として最悪・嫌いと言われているのかもしれません。
2つ目の理由は、イジリがくどいということ。大阪人は笑いに敏感かつ貪欲であるがゆえに、他人をイジりまくることがあります。親しい間柄であれば「うるさいわ」「もうやめてや」といってストップをかけることもできますが、それが上司や親しくない人であった場合、永遠にいじられ続けます。大阪人でも面倒に感じることがあるのですから、他県民から嫌われても仕方ありません。
そして、3つめの理由が大阪のノリで他県民に接するということ。大阪人は男女問わず、陽気でラフにコミュ二ケーションを取ります。かなりグイグイ攻める人も多く、控えめな県民性を持つ人からはドン引きされることも。
実際、東北・宮城県に住む友人から「大阪のグイグイ来る感じが苦手」と言われたことがあります。大阪府民としては仲良くなろうとしてコミュ二ケーションを取っているのですが、それが他県民にとっては苦痛なのかもしれませんね。
大阪府民が最悪・嫌いと言われる理由について、大阪府民なりに考察してみました。もちろん、すべての大阪府民に上記のことが当てはまるわけではありません。大阪出身であっても控えめな人もいますし、ある程度の距離感を持って接する人もいます。そのため、大阪府民を最悪・嫌いで一括りにせず、広い視野で見ていただければなと思います。
まとめ
大阪府民は、陽気でノリの良い性格をしています。話も上手で、一緒に居て楽しい時間を過ごせるでしょう。ただ、エネルギーがありすぎるために、他県民は圧倒されてしまうかもしれませんね。もし大阪のノリについていけなくなったら、一旦席を外してクールダウンするのがおすすめです。