ブルーロックとは

概要
タイトル: ブルーロック(BLUELOCK)
原作: 金城宗幸(『神さまの言うとおり』など)
作画: ノ村優介
連載: 週刊少年マガジン(講談社)/2018年〜連載中
ジャンル: サッカー、スポーツ、バトル・育成、心理戦
アニメ: 第1期が2022年放送、第2期&劇場版制作も進行中
受賞歴: 「全国書店員が選んだおすすめコミック」2020年1位 ほか多数
あらすじ
日本代表がW杯ベスト16止まりとなった2018年――。
日本サッカー協会は世界一のストライカーを育成すべく、
ある**“狂気のプロジェクト”**を立ち上げる。
その名も 「ブルーロック(青い監獄)」。
全国から集められた300人の高校生フォワードたちは、
エゴイストでなければ生き残れない過酷なサバイバル強化合宿に突入。
主人公・**潔 世一(いさぎ よいち)**は、他の選手たちとのぶつかり合いの中で、
“ゴールを奪う”という本能に目覚めていく――。
「チームプレーは重要だが、点を取るのは“たった一人”でいい」
今、最も“エゴい”ストライカーを決める戦いが始まる!
作品のテーマは「エゴイズム × サッカー × 成長」。
スポーツ漫画らしからぬ心理戦・戦略・覚醒描写が話題を呼び、
幅広い層に人気のある作品です。
新章「新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)」
ブルーロック最新話 概要
『ブルーロック』の新章「新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)」は、
ブルーロックプロジェクトの第二段階として、
世界最高峰のヨーロッパ5大リーグを舞台に、
選手たちが実戦経験を積むことを目的としたプロジェクトです。
各リーグから最強の1チームが参加し、
ブルーロックのメンバーと同年代のU-20選手たちが集結しています。
ブルーロック『最新話』考察ポイント
『最新話』考察ポイント①『潔 世一』という人間の覚醒

主人公・潔 世一が試合中に極限の集中状態に入り、
これまでにない高揚感を味わう様子が描かれています。
この状態を潔は「脳汁全開」と表現し、試合の緊迫感と自身の成長を実感しています。
具体的なセリフとして、潔は「今、俺の脳内はフルスロットルだ!」といった表現で、
極限の集中と高揚感を言い表しています。
このシーンは、彼が新たな境地に達しつつあることを示しており、
読者に強い印象を与えるシーンです。
『最新話』考察ポイント②『熱』

“技術” は経験値が上がればどんどん成長する。
だが、その瞬間の “熱” だけは再現することができない。
『最新話』考察ポイント③ 蜂楽と乙夜の連携に対する対応
スペインチームの蜂楽 廻と乙夜 影汰が見せる高度な連携プレーに対し、
凪と玲王は対応策を考えます。
彼らの動きを封じるためのポジショニングやマークの仕方を瞬時に判断し、
チームメイトと連携して守備を固めます。

『最新話』考察ポイント④ 御影玲王、勝利を狙う同点ゴール炸裂!
試合中、凪誠士郎との連携を活かしてきた御影玲王は、
凪にパスを送る体勢からそのまま自らゴールを狙います。
パスと見せかけたシュートは見事にネットを揺らし、
スコアは2対2の同点に。
このゴールは、玲王自身が“凪の相棒”という役割から一歩抜け出し、
自らの意思で「点を取りにいった」成長を感じる象徴的なプレーでした。
観客もベンチも驚愕する中、玲王は自身の中に芽生えた“エゴ”に戸惑いながらも、
それを否定しきれないでいます。

『最新話』考察ポイント⑤ クリス・プリンスの影響と、プレーへの葛藤
玲王のシュートは、クリス・プリンスの影響を大きく受けています。
クリスの「自分を主役にしろ」「一番目立った者が勝者だ」という
スタイルに触れたことで、
玲王の中にも“自分がゴールを奪う”というエゴが芽生えたのです。
しかし、試合後すぐに凪へ謝りに行こうとする姿からは、
まだ完全に吹っ切れていない玲王の葛藤が感じられます。
“エゴイストであるべき舞台”で、他人の気持ちを気にする優しさと、
その場にそぐわないと気づく自己矛盾が生々しく描かれています。

『最新話』考察ポイント⑥ 凪誠士郎の覚醒前夜──「熱くなる」の意味
玲王のゴールを見届けた凪は、
かつての自分が“玲王に頼るだけ”だったことを再認識します。
そして今、自分の心が動かされているのを感じ、「俺も一人で熱くなって魅せるから」と
宣言。これは、常に受け身でプレーしていた凪が、
初めて「自ら動こう」と決意した瞬間です。
試合に勝つことや誰かに合わせるのではなく、
“自分が主役になりたい”という感情が芽生えた、
彼にとっての大きな分岐点と言えるシーンです。

まとめ
潔をはじめとし、各ブルーロックの選手たちが自分のエゴと向き合い、成長していく姿、覚醒が描かれ、試合の緊張感と興奮が高まる展開となりました。
今後の彼らの活躍から目が離せません。