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メジャーセカンド

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メジャーセカンドに吾郎が登場!?作中の活躍・成績まとめ

2021.06.22

満田拓也さん原作の人気野球漫画『メジャーセカンド』。そのアニメ放送が、今年の春から始まり、ますます人気が高まっています。なんと前作『メジャー』の主人公である茂野吾郎も登場しているようです。前作および今作『メジャーセカンド』における吾郎の活躍を紹介します。

  1. 『メジャーセカンド』とは
  2. 『メジャーセカンド』茂野吾郎とは
  3. 『メジャーセカンド』茂野吾郎の活躍~小学校編~
  4. 『メジャーセカンド』茂野吾郎の活躍~中学校編~
  5. 『メジャーセカンド』茂野吾郎の活躍~高校編~
  6. 『メジャーセカンド』茂野吾郎の活躍~プロ野球編~
  7. 『メジャーセカンド』茂野吾郎をとりまく人々
  8. 『メジャーセカンド』茂野吾郎の現在
  9. 『メジャーセカンド』茂野吾郎の声優
  10. まとめ
人気野球漫画『メジャー』の続編として『週間少年サンデー』で連載されているのが『メジャーセカンド』です。前作の主人公である茂野吾郎の息子にあたるのが、今作の主人公の茂野大吾です。
リトルリーグの三船ドルフィンズに入団し、茂野吾郎の2世として脚光を浴びるも自分の実力の低さに嫌気がさして一度は野球を辞めてしまう大吾。そんな彼の前に現れたのが、父・吾郎の親友でありライバルでもある佐藤寿也の息子の光でした。それをきっかけに再び野球を始めた大吾と仲間達の活躍を描いた物語が『メジャーセカンド』です。
茂野大吾の父親である茂野吾郎は『メジャーセカンド』の前作である『メジャー』の主人公です。吾郎の父・本田茂治もまたプロ野球選手で、そんな父を「おとさん」と呼び慕っていました。
父・茂治が試合中のデッドボールによって死亡するという不運に見舞われますが、それを乗り越えて地元の少年野球チームである三船ドルフィンズに入団、持ち前の才能を発揮してピッチャーとして活躍し、最終的にはプロとして大成します。
ストレート中心の力強いピッチングが彼の持ち味で、打者としてのセンスもありますが、才能だけに頼らず努力を積み重ねるストイックさを持っています。
彼の選手としての才能や実績が、皮肉なことに『メジャーセカンド』における大吾のコンプレックスの一因になっています。その一方でおちゃらけたり、皮肉めいたことを言ったりする人間味あふれる人物でもあります。果たして『メジャーセカンド』では吾郎のどのような活躍が見られるのでしょうか。
小学4年生になった吾郎は、『メジャーセカンド』で大吾も所属しているリトルリーグのチーム、三船ドルフィンズに入団し、そこで清水薫や小森、沢村といったチームメイト達と出会います。持ち前の才能でチームの中心人物となった吾郎は、ピッチング、バッティングの両方で活躍し、数々のチームを破っていきます。
このリトル時代の名勝負と言えるのが、親友の佐藤寿也の所属している横浜リトルとの戦いです。肩を痛め、ボロボロになりながらも、諦めることなく気迫の投球を続ける吾郎。相手チームの打者を次々と打ち取り、自身のサヨナラホームランで勝利を決めるという超人的な活躍を見せます。
小学6年生の頃に右肩を壊してしまった吾郎ですが、左投げに転向し、再びピッチャーとして活躍することになります。三船東中野球部メンバーとして、リトル時代のチームメイトである小森と一緒に県大会出場を目指す吾郎の前に立ちはだかったのが、親友でありライバルともいえる寿也の所属する友ノ浦中です。
試合中に寿也にメンタルを揺さぶられ、投球にキレがなくなった吾郎を小森が鼓舞するシーンは中学時代屈指の名場面だといえます。
友ノ浦に勝利して県大会に進んだものの、吾郎は1回戦でコールド負けしてしまいます。しかし諦めることなく、寿也と一緒に野球の名門である海堂高校のセレクションを受け見事突破します。小学校・中学校と互いに敵チームに所属していた吾郎と寿也が協力しながらセレクションの突破を目指すシーンからは二人の友情が感じられます。
海堂高校に入学した吾郎は、持ち前のストイックさを発揮して夢島での厳しいトレーニングを耐え抜き、3軍から2軍に昇格します。さらに1軍との試合では、エースの榎本からホームランを打ち、得意のジャイロボールで4番の千石を打ち取るという驚異的な活躍を見せ勝利します。
名門・街道の1軍に勝利してしまった吾郎が次にとった行動は驚くべきものでした。なんと海堂を倒すため、野球部のない聖秀高校に転校し、一からチームを作ったのです。
そして神奈川県予選の4回戦で海堂と当たり、リトル、中学に続いて高校でも寿也と戦うことになります。最終的には破れますが、権威に頼らず我が道を行く吾郎の生き様と彼の意志の強さに惹かれ、吾郎と共にギリギリまで海堂を追い詰めた聖秀メンバーの心意気がこの試合からは感じられます。
高校を卒業した吾郎は単身アメリカに渡り、幼少期と同じ背番号56を着けて、マイナーリーグのホーネッツで抑えのピッチャーとして結果を出します。続いて世界大会に日本代表チームの一員として寿也と共に参加し勝利を重ねるものの決勝で宿敵ギブソンJr.からホームランを打たれ、敗北してしまいます。
しかし野球への情熱を失うことはなく、その後メジャーに昇格して活躍、ワールドシリーズを制覇という偉業を成し遂げます。一見、超人的に見える吾郎ですが、節目節目で手痛い敗北や体の故障を経験したり、精神的に不安定になったりしています。しかしその度に立ち直り、着実に歩みを重ねる強さが彼の魅力だといえます。
『メジャーセカンド』の前作にあたる『メジャー』劇中で、吾郎は野球を通して多くの人と知り合いました。その中には、『メジャーセカンド』に登場しているキャラクターもいます。

清水薫

リトルリーグ時代の吾郎のチームメイトであり、後に結婚するのが清水薫です。ショートカットの活発そうな見た目が特徴です。そのイメージ通り気が強いものの面倒見のいい性格で、常に吾郎の理解者でした。『メジャーセカンド』での母親の姿もしっくりきます。

茂野英毅

吾郎の父、本田茂治が亡くなった後、義理の父親となったのが彼の友人でもある野球選手(現在は引退)の茂野英毅です。豪快さと優しさを併せ持つ人物で、肩を痛めても練習を続ける吾郎を叱ったり、左投げへの転向を進めたりと、様々なアドバイスをしています。『メジャーセカンド』にも登場し、祖父として大吾を見守っています。

田代・藤井

聖秀高校時代の吾郎のチームメイトの中で、メインキャラといえるのが田代と藤井です。田代は野球経験者で、キャッチャーとして吾郎を支え、打者としてもその力を発揮しました。藤井は経験者ではありませんが、持ち前の明るさで常に周りを鼓舞するムードメーカー的存在でした。
『メジャーセカンド』では三船ドルフィンズの監督に田代、コーチに藤井がそれぞれ就任し、吾郎の息子である大吾を時に優しく、時に厳しく指導しています。

佐藤寿也

佐藤寿也は吾郎の幼馴染で、敵としても仲間としても多くの試合を戦ってきました。『メジャーセカンド』では野球選手を引退し、解説者になっています。大吾のチームメイト・光の父でもあり、自分と吾郎がそうであったようにバッテリーを組んでいる大吾と光のことを気にかけ、大吾にはキャッチャーとしての技術的な指導をしたこともあります。
茂野吾郎は『メジャーセカンド』にも登場しています。現在は台湾でプロ野球選手として活躍しており、普段は家を空けていますが、シーズンが終わり帰国した際には、落ち込んでいた大吾を励ますという父親らしい面を見せています。大吾も、吾郎が自分の父をそう呼んでいたように「おとさん」と呼んでいます。前作がそうであったように、『メジャーセカンド』でも親子の絆がしっかりと描かれています。
『メジャーセカンド』で茂野吾郎の声優を務めるのは、森久保祥太郎さんです。『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の奈良シカマル役、『薄桜鬼』の沖田総司役、『うたの☆プリンスさまっ♪』の寿嶺二役などで知られています。
アニメ『メジャーセカンド』に吾郎はまだ登場していませんが、吾郎が出る回が今から非常に待ち遠しいですね。ちなみに森久保さんは歌手としても精力的に活動しており、その歌唱力には定評があります。
『メジャーセカンド』の主人公・大吾の父である茂野吾郎は圧倒的なセンスとストイックさを併せ持つ名選手で、『メジャーセカンド』においてもまだ現役を続けています。野球人としてだけでなく人間としても魅力的な彼が、選手として、父親として、どのようにストーリーに関わっていくのか目が離せません。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bgk0dkXFg6J/?tagged=%E8%8C%82%E9%87%8E%E5%90%BE%E9%83%8E